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《雪の魔女の洞窟》 第106話 シャリーラは滅びず

2024年01月19日 12時18分37秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
地下道は一直線に伸びている。私たちは頑張って歩き続ける。











やがて広大な洞窟の中に出た。壁は氷で覆われ、中央には氷の台座がある。
台座の上には大きなガラスの球が置かれていた。

マーテル「…! 誰か来るわ」

突然、向かい側の地下道から一匹のオークが駆け込んできた。

マ「あら?」

☆※。.:*:・'°☆

ガラスの球が輝き始めたかと思うと、誰かの顔が浮かび上がってくる。

赤速「まさか…」

スタブ「あれは…」

マ「じ、冗談でしょ!?」

あの顔… 私たちが忘れるはずがない…

マ「シャリーラ!」

シャリーラ「ほほほほほーっ!」

球の中の顔が笑う。

シ「また会えたわね♪」

寒気のするような声だわ…(((*・・;*)

シ「あなたは確かに私を倒した。だけど、私は決して負けていない!」

マ「何ですって!?」

シ「霊になろうとも、あなたたちを始末することはできるのよ。
 さあ、私の力を見なさい。(* -⚪-*)※。.:*:・'°☆」

シャリーラが何かの呪文を唱えた。すると…




オーク「ぐあああああ~!!」

オークが自分の首の辺りを両手で押さえて悲鳴を上げる。

マ「ど、どうしたっていうの!?」

赤「服従の首輪が締まっているんだ!」

オーク「シ、シャリーラ様… なぜ…?」

シ「役立たずのオークなんかに用は無いわ。さっさと死んじゃいなさい!」

オーク「────っ! ────っ!」

オークは首輪が締めつけてくるのを必死に止めようとする。しかし…

ドサッ…

努力は実らず、声も無く床に倒れてしまった。

シ「あら? そこのエルフとドワーフも服従の首輪を着けているじゃないの」

赤速とスタブを見て、シャリーラが笑みを浮かべた。

赤「うっ…(; ゚ ロ゚)」

ス「ぐぬぬ…(・ω・;)」

シ「マーテル=リゼール、あなたには最高のショーを見せてあげないとね。
 私が呪文を唱えるだけで、赤速とスタブは死んでしまうわ。
 それがわかっていても、あなたにはどうすることもできないでしょう?」

マ「────!」

何とかしないと、赤速とスタブが殺されちゃう!

・剣で球を叩き壊す

スリング鉄の玉を使ってみる

・向かい側の地下道へ全力疾走する

うまく当てれば、あの球を砕くことができるかも…


★ステータス
技術点 12/12  体力点 13/20  運点 10/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル

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