TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《雪の魔女の洞窟》 第105話 泣きたい…

2024年01月19日 09時36分09秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「人間の世界には『石橋を叩いて渡る』という諺があるの。
    私が先に行くわ。二人共、ここで待っていて」

私はで頭を覆って、この静かな滝の下を通ることにする。

ジュウウウ…

マ「────!!」

た、から煙が…!?

スタブ「どうした!?」

マ「これは水じゃない。強力な酸だわ!」

ス「な、何じゃと!?」

マ「を傘の代わりにして、一人ずつ進むしかなさそう」

ス「わ、わかった」

私は無事に滝の下を通り抜けると、をスタブの方へ投げた。

マ「スタブ、ゆっくりでいいのよ」

ス「お、おう…」











何とかスタブも酸を浴びずに通ることができた。

ス「次は赤速の番じゃの。それっ!」

スタブが赤速に向かってを放り投げた。

☆カラ~ン★

ところが、赤速は呆然と立ち尽くしている。

マ「あ、赤速!?」

赤速「えっ!? あ、ああ、これを使えばいいのか」

赤速は慌ててを拾うと、滝の下を歩き始める。

マ「スタブ…」

ス「何じゃ?」

マ「赤速、どうしたのかしら…?」

ス「さあ…」











赤速も無事に滝の下を通り抜けることができた。

赤「を傘にするとはグッド・アイディアだったね」

良かった… 赤速に笑顔が戻ったみたい…(*´ー`*)

マ「今までも数々の危険を潜り抜けてきたのよ♪」

赤「『数々の危険を潜り抜けてきた』だって!? 偉そうに言うな!」

私の言葉を聞いた途端、赤速が怒鳴った。

マ「な、何か気に障ったかしら…?」

赤「い、いや、何でもない。マーテル、悪かったよ…」

マ「……」

赤速、何か私に言いたいことがあるんじゃないの…?


★ステータス
技術点 12/12  体力点 13/20  運点 10/11

★持ち物

戦鎚
革の鎧

ザック
金貨100枚
食料4食分
ツキ薬1回分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×2
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板

★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 《雪の魔女の洞窟》 第104話... | トップ | 《雪の魔女の洞窟》 第106話... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雪の魔女の洞窟(完結)」カテゴリの最新記事