素手で戦う場合

メイリィ｢リアン、あなたは確か空手を習っていましたわよね？｣

リアン｢うん…｣

メ｢殺人技も教わりましたか？｣

リ｢師範には『禁じ手だから使うな』って言われているけど…｣

メ｢その禁じ手が必要なときもあるかもしれませんわよ。
　では、素手で戦う際の手順を説明しますわ｣

①　サイコロを二つ振って、出た目の合計に敵の技術点を足す。
　　この値が敵の攻撃力となる。

②　サイコロを二つ振って、出た目の合計にプレイヤーの技術点を足す。
　　この値がプレイヤーの攻撃力となる。

③　プレイヤーの攻撃力が敵の攻撃力よりも大きければ、
　　敵に傷を負わせたことになる。
　　ここでサイコロを一つ振る。出た目が1～5なら④へ進む。
　　もし6の目が出たなら⑧へ進む。
　　敵の攻撃力がプレイヤーの攻撃力よりも大きければ、
　　プレイヤーが傷を負わされたことになる。
　　⑤へ進む。

④　プレイヤーは敵に傷を負わせた。敵の体力点を2減らすことができる。
　　更に深い傷を与えるために、ここで運試しをすることもできる(後述)
　　⑥へ進む。

⑤　プレイヤーは敵に傷を負わされた。プレイヤーの体力点を2減らす。
　　受けた傷を少なくするために、ここで運試しをすることもできる(後述)
　　⑥へ進む。

⑥　プレイヤーと敵の体力点を修正する。運試しをした場合は運点も修正する。
　　⑦へ進む。

⑦　プレイヤーか敵の体力点が0になるまで、①～⑥を繰り返す。

⑧　プレイヤーは敵の急所を突くことができた。
　　敵は即死して、これで戦いは終わりだ。

・戦闘時の運試し
敵に傷を負わせたとき、運試しをして吉と出れば、深い傷を負わせたことになり、
敵の体力点を更に2減らすことができる。
しかし、もし凶と出れば、軽い傷しか与えられなかったことになり、
敵の体力点を1しか減らせない。
本来なら2のダメージを与えられるはずが1しか与えられないのである。
プレイヤーが傷を負わされたとき、運試しをして吉と出れば、
体力点を2ではなく、1だけ減らします。
まともに攻撃を受けずに済んだということわけだ。
しかし、もし凶と出れば、深刻な打撃を受けてしまったことになり、
プレイヤーは体力点を更に1減らさなければならない。
本来なら2のダメージが3になってしまうというわけだ。
また、運試しをすれば、プレイヤーは運点を1減らさなければならない。

マーテル｢ひゃーっ、急所を突けば、どんな敵でも一撃で倒せちゃうのね｣

TAKAYAN｢はっきり言って、レーザー・ソードは不要だな｣

フランツ｢素手で戦ったほうが有利じゃないか｣

メ｢それでは不自然ですので、ハウスルールを導入します｣

リ｢ハウスルール？(*・_・*)｣

　レーザー・ソードが使えずに素手で戦うことになった場合、
　リアンの技術点は2下がる。

T｢なるほど、これならスリリングな冒険になりそうだ｣

メ｢リアン、よろしいですか？｣

リ｢ち、ちょうどいいハンディよ…(ちょっと不安…)｣

メ｢次は物語の歴史についてお話ししますわ。
　リアン、しっかり勉強してくださいね｣

リ｢べ、勉強…(*;＞△＜*)｣

武器を使って戦う場合

メイリィ｢まずは武器を使って戦うときの手順を説明します｣

フランツ｢武器はレーザー・ソード…　飛び道具じゃないんだね｣

TAKAYAN｢銃や爆弾などの武器はアルカディア人に回収されたらしい｣

①　サイコロを二つ振って、出た目の合計に敵の技術点を足す。
　　この値が敵の攻撃力となる。

②　サイコロを二つ振って、出た目の合計にプレイヤーの技術点を足す。
　　この値がプレイヤーの攻撃力となる。

③　プレイヤーの攻撃力が敵の攻撃力よりも大きければ、
　　敵に傷を負わせたことになる。
　　④へ進む。
　　敵の攻撃力がプレイヤーの攻撃力よりも大きければ、
　　プレイヤーが傷を負わされたことになる。
　　⑤へ進む。

④　プレイヤーは敵に傷を負わせた。敵の体力点を2減らすことができる。
　　更に深い傷を与えるために、ここで運試しをすることもできる(後述)
　　⑥へ進む。

⑤　プレイヤーは敵に傷を負わされた。プレイヤーの体力点を2減らす。
　　受けた傷を少なくするために、ここで運試しをすることもできる(後述)
　　⑥へ進む。

⑥　プレイヤーと敵の体力点を修正する。運試しをした場合は運点も修正する。
　　⑦へ進む。

⑦　プレイヤーか敵の体力点が0になるまで、①～⑥を繰り返す。

・戦闘時の運試し
敵に傷を負わせたとき、運試しをして吉と出れば、深い傷を負わせたことになり、
敵の体力点を更に2減らすことができる。
しかし、もし凶と出れば、軽い傷しか与えられなかったことになり、
敵の体力点を1しか減らせない。
本来なら2のダメージを与えられるはずが1しか与えられないのである。
プレイヤーが傷を負わされたとき、運試しをして吉と出れば、
体力点を2ではなく、1だけ減らす。
まともに攻撃を受けずに済んだということわけだ。
しかし、もし凶と出れば、深刻な打撃を受けてしまったことになり、
プレイヤーは体力点を更に1減らさなければならない。
本来なら2のダメージが3になってしまうというわけだ。
また、運試しをすれば、プレイヤーは運点を1減らさなければならない。

※複数の相手と戦う場合
複数の敵と遭遇した場合、その場面の指示に従って戦うことになる。
全員を合わせて一体の敵と考えて戦う場合もあれば、
それぞれを相手にする場合もある。

リアン｢他の作品と変わらないじゃん｣

マーテル｢けれど、この冒険では逃亡はできないらしいわよ｣

リ｢構わないわ。あたしの前に立ちはだかる敵は全て倒す！｣

メ｢次は素手で戦うときの手順を説明しますわね｣

ステータスを決めよう

メイリィ｢それでは、リアンの技術点、体力点、運点を決めましょう｣

フランツ｢リアン、心の準備ができたら、サイコロを振るんだ｣

リアン｢まずは技術点からね。ほいっ！｣

マーテル｢ひゃーっ、5の目が出た！｣

TAKAYAN｢続いては体力点だ。サイコロを二つ振ってくれ｣

リ｢ほいっ！｣

メイリィ｢出た目は2と3ですわ｣

リ｢う～ん、ちょっと打たれ弱いかも…｣

フ｢最後は運点だよ｣

リ｢ほいっ！｣

T｢おおっ、5の目が出たぞ！｣

リアンのステータスは以下のようになった。

　技術点　『5+6』＝11

　体力点　『2+3+12』＝17

　運点　　『5+6』＝11

フ｢体力点は少し低いけど、技術点と運点には恵まれているな｣

リ｢このステータスなら、簡単に殺られることはなさそう｣

メ｢次は戦闘の手順を説明しますわ｣

女王コンピュータを破壊しろ！

メイリィ｢フランツは見事に《宇宙の連邦捜査官》をクリアしましたわ。
　　　　次はリアンの番ですわよ｣

フランツ｢リアン、頑張れ！｣

リアン｢任せといて！　どんな冒険でもクリアしてみせる｣

メ｢何とも頼もしい言葉ですわね。では、この作品をプレイしていただきます｣




　人類は今、銀河系を支配するアルカディオン帝国の奴隷である。
　しかし、人々を救う手段は一つだけ残されている。
　それはアルカディア人たちの頭脳である女王コンピュータを破壊することだ。
　君は地球とアルカディオンの間にある三つの惑星で手掛かりを探し出して、
　この任務を果たすことができるだろうか？

TAKAYAN｢《電脳破壊作戦》か…｣

マーテル｢著者はロビン＝ウォーター＝フィールド…　初めて聞く名前だわ｣

T｢《仮面の破壊者》とか《恐怖の幻影》も書いている人だったな。
　彼の作品は難易度が高いと聞くけど…｣

メ｢冒険に出る前に覚えることがありますよ｣

リ｢勉強は嫌いだ～！！(*;＞_＜;*)｣

フ｢先にリアンのステータスを決めたほうがいいのでは…？｣

メ｢そおですわね｣

果たしてリアンは女王コンピュータを破壊できるだろうか？