スーパーで大抵最初に物色する売場、果物コーナー。
大抵の場合、入ってすぐの場所にリンゴやオレンジ等、フルーツが並ぶ。
昔ながらのスーパーだと、入口前で売られていることも。
なので、否が応にも目に入る。
果物好きなので、ひととおり見て回る。
まずは旬の果物、そして通年ある王道フルーツ。
脇にそれて、カットフルーツ。
そして、最終的に常備しておきたい、バナナで落ち着く。
バナナは真夏と真冬以外は常備している。
小腹が空いたときの最高の食料だと思っている。
この日も帰宅途中のスーパーで果物売場を物色。
暑いのでオレンジ系を欲した。
スイカやパイナップルもいいけれど、
暑い時、よおく冷えた甘夏やグレープフルーツはたまらなく美味しい。
そこで小ぶりの柑橘を見つける。
なんこれ?日向夏?
色味といい、大きさといい、日向夏にそっくりだった。
ひとふくろ手に取って見る。
袋の表面に仏頂面した外国人のおっさんの顔写真。
“ジャクソンフルーツ”と表記されていた。
ジャクソンフルーツ?
初めて聞く名前だった。
南アフリカ産の表記。
脇のプレートに何かのカタログを印刷したようなものが挟まれていた。
それを読むと、日本へはまだ数年前に上陸したばかりの、
新種のグレープフルーツだと書かれていた。
へぇ、こんなちっこいのにグレープフルーツなんだ。
5玉入って、598円。
ふつうの大玉のグレープフルーツと比較すると、
値段はそこそこ高めだったが、興味を持ったので買ってみた。
冷蔵庫で冷やして食べてみる。
ナイフで外皮を剥いて、白い内皮をきれいに取り除き、
房をもぐ。
ふつうのグレープフルーツならば、房の薄皮も取り除くが、
みかんみたく、そのまま口に放り込んだ。
!
これは甘いっ!
苦味がない。
酸味も少ない。
粒が硬めで弾力あって、果汁があふれ出す。
瑞々しいとはこのことだ。
見た目もそうだけど、本当にグレープフルーツなの?
そう思うくらいに味も食感もまったく異なった。
まずグレープフルーツ特有の苦みがまったくない。
よくいえば食べやすいけれど、あの苦味がグレープフルーツの特長でもあるので、
このジャクソンフルーツをグレープフルーツだと思って食べると、がっかりするかもしれない。
そして、ポンカンやネーブルのように、果肉が硬くぎっしり詰まった感じ。
これも普通のグレープフルーツとは大きく異なる。
また、薄皮がそんなに硬くなく、房ごと食べてもまったく気にならない。
果汁で手を汚したくないひと、薄皮を剥くのが面倒なひとには、うってつけ。
外皮も、自分はナイフでくるくると剥いたけれど、
どこか一ヶ所 切れ込み入れさえすれば、手で簡単に剥くことができる。
加えて、じゅうぶんな甘み。
糖度がどのくらいあるのか判らないけれど、
普通のグレープフルーツはもちろん、
そこそこのオレンジや甘夏にも勝りそうな甘みを感じた。
お気に入りの果物がまたひとつ増えた。
ただ、残念なことに、このジャクソンフルーツ、
南アフリカ共和国からの完全輸入で、
日本の農家を守るという理由から、輸入シーズンが限定されている。
それが、7月~9月までのたったの三ヶ月だけ。
10月も中旬の今、店頭に並んでいるものが今季最後となる。
来年の夏までおあずけだ。
しかしこのジャクソンさん。
なんでこんな仏頂面の写真を載せちゃったかね?
いや、これ微笑んでいるのか?
眼光が鋭いから、笑っているように見えなかった。
・・・って、よく見ると、“コーネルさん”となっている。
え?
ジャクソンさんじゃなくて?
てっきりジャクソンさんだと思ってたよ。
せっかくなので、ジャクソ・・コーネルさんの顔写真で遊んでみる。
数年ぶりに起動した、ドラゴンクエストⅩおでかけモシャスdeバトル。
ニンテンドー3DSのカメラ機能を利用して遊ぶソフト。
顔写真を取り込んで、モンスターを誕生させる。
ダッシュランが誕生した。
なかなかイメージどおりのモンスターが誕生した。
アイテムがもらえた。
だが、WiFiが不通なんで、ドラクエⅩにアイテムを送れない。
WiFi不通のままなので、おでかけ便利ツールもずっとやってない。
溜まりに溜まったビンゴ券とカジノプレイチケット、どうしよう・・・。
モンスターがダブったので、顔写真を置き換えるかどうか決めなきゃならない。
ダッシュランの前の生成写真、なんと、すぎやまこういち氏だった。
そして新たにみつけた果物。
今度はロイドさん・・・いや、ロイドさんたちなのね。
こっちは完全に笑ってるな。
ジャクソンフルーツと同じ輸入業者に違いない!
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