ええ毎度ばかばかしいお笑いを一席申し上げます。
「先生、頭が痛てえんで」「ああ、頭痛だな。葛根湯をおあがり」
「先生、おなかが痛いんでございます」「ああ、腹痛だな、葛根湯をおあがり」
「先生、目が痛くて」「ああ、葛根湯をおあがり。はい、次の方」「いや、私はつきそいに来ただけで・・」「まあ、いいから葛根湯をおあがり」と、おなじみ葛根湯医者のお粗末・・
「葛根湯はかぜ薬と考えるからシロウトの浅智恵というのじゃよ。漢方医は誰も葛根湯がかぜ薬などと思っておらん。試しにほれ、有名なこの『臨床応用漢方処方解説』という本の葛根湯の解説をごらん。風邪などの熱病のほかに、結腸炎、結膜炎、中耳炎、蓄膿症、肩こり、リウマチ、湿疹、蕁麻疹、歯痛、夜尿症、乳汁不足、まだまだあるぞ。実に沢山の応用が書いてあろうが。そもそも『異病同治』といってな、一つの薬をいろいろ違った病に応用するのが、漢方治療の特徴なんじゃ」
はぁ?そんなに多岐にわたって効く薬なんてこの世にねーわ。と知りつつも
わたし、このお笑い話をを読んだあと早速葛根湯を処方してもらいました・・・(笑)
鼻水がズルズル出てぶるる。寒気がするんですもの。
一包をお湯で飲んだらほっこりほかほかしてきました。
粉薬だけどツムラの漢方薬はお湯で飲んだ方がいいのよね。そー習いました。
さぶくなってきましたね。火のよーじん さっしゃりまーせ~♪