はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

痛い目に合わせればいなくなると思った。と石を入れた袋で殴打。死亡させる。

2020-11-24 15:20:14 | 日記

被害者は65才の女性。今年初めまで派遣社員をしていたという。
免許証と繋がらない携帯を持っていたそうだ。親類縁者の連作先も
びっしり書いたメモも持っていたという。
そんな人がなぜ路上生活者になってしまったのか。
しかも、終バスが終ってから、始バスが来るまでの間、
バス停のベンチに座っていただけ。そのベンチは、仕切りがあるから横になれない。
彼女は杖に持たれるようにして座ったまま眠っていたという。

加害者は近所の酒屋の46歳の息子。母親に付き添われての出頭。
まずそれが情けない。乳離れしていない。近所ともトラブルがあったとのこと。
社会に適応できなかった人が、社会から滑り落ちてしまった路上生活者を忌み嫌い、
蔑み「痛い目に遭わせればいなくなる」と石を入れた袋で殴った。
弱者が、さらなる弱者を差別し、虐待し、死に至らせてしまった。
被害者はクリスマスカードを施設の母親や兄に郵送していたという。
兄は10年間音信不通。路上生活は知らなかったという。
おそらく10年連絡とっていないのでは事実上絶縁状態だったのだろう。
それにしても何ともやりきれない悲惨な事件だった。