はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

老夫婦にもしも

2020-11-28 11:15:51 | 日記
昨日は定期健診のためクリニックで順番待ちしていると、9時診察の所
8時20分で順番待ちを。それでも10番目だった。
すると突然携帯が鳴った。こんな時間にと不審に思いつつ出るとご近所のかた。
自治会の役員を一緒にやっている池田さんからだった。
「ああ、もしもし、池田だけど、今日何かある?なかったら主人の病院へ
つきそって欲しいんだけど。わたし、いっしょについていこうと思ったら
脱水で吐き気と倦怠感と震えで昨夜は救急車呼ぼうとおもったのよ。
でも今日主人の診察があるからもう〇〇さん(私)しかいないと思って
頼もうと思っていたの。」とのこと。
ところでご主人の顔も知らないし話もしたことがないのだ。
ご主人もだれか頼めないのか?と奥様に言ったそうだ。
ご主人は2か月前に脳梗塞を突然発症。左足の歩行が思わしくなくなった。
要介護1であり、本日の受診は車椅子で行くとのこと。
とにかく奥様は体の電解質がバランス崩れているのだから点滴をするよう
アドバイスしたらすぐやってきた。順番を替わってさしあげ点滴を1時間したら
ずいぶんと元気になりわたしもほどなく受診を終えた。ほぼ同時だった。

タクシーで1700円ほどの場所にその中堅病院はあった。
わたしは引っ越して間もないので土地勘が無いのであるが・・・・。
今回ご主人は頭頂部が痛くなりまた脳梗塞の再発症を疑って予約をとったのだ。
奥様は体力が無いのと車椅子をあつかったことが無いとのことで
すべてわたしが移動してさしあげた。
ずいぶん待たされて(予約でも一時間以上待ち)
CT検査をした。とくに新たに脳内に異常はないことを医師は説明。
肩こりから頭の筋肉に痛みが派生しているとのことで心配ないとのことだった。

・・・・・・しかし、このようなご夫婦の場合、今回わたしが付き添ったから
まあ良かったものの二人だけだったらどうするのだろう。
わたしも他人事ではなく他人に迷惑かけずに生きて、死んでいくのには
最悪の場合を考えていくしかなかろうかと。

いろんな面で勉強になった一日だった。