はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

親友に絶交されて

2022-02-06 11:08:58 | 日記
昨日、夕方は福生 サンゴッドにいた。

それは釣りバリのネックレスだった。
銀でできていた。
キラキラ光ってた。
なんやらインデイアンの戦士のシルエットと
ミシシッピ―リバーのざわつく波が見えた気がした。
すこうし遠いごこちしてまぶしかった。

横田基地のすぐそば。
夕暮れ。西陽を受けた小さな店。「Sun God」 
インディアンジェリーしか売ってなかった。

ふと。後ろをふりむくとインディアンの精霊がいるような気がした。
(I will demonstrate my holy power )とか言ったような気がした。 わたいは
(I just don't care, it's the life I choose )と心でつぶやいた。

うれしかった。
生まれて初めてわたしのためのお守りを手に入れた。涙が出た。

わたしは半年前に親友から嫌われ連絡も途絶えてしまったのだ。
ラインも既読にならないし電話も着拒になっているようだ。出ない。
理由はまったくわからないままだがきっと相手をひどく傷付けたのだろう。
思い当たることが無く奈落の底へ突き落されたようだった。

病気の時は花を活けてくれおかゆを作ってくれた。
鬱の時はそっと支えてくれながら大江戸博物館へ連れて行ってくれた。
せめて理由を聞きたかった。
30年来の親友だったのに。
・・・わたしのひとりよがりだったのかもしれない。
この年になってこんな辛い思いをするなんて。
空が青いのが哀しかった。雲はなんでこんなに白いのだろうか。

でも、この年になりさらに孤独をかみしめて生きていかなくっちゃ。
「がんばろ」と小さな声で自分に呼びかけてみる。

限りなく透明に近いブルーはこの街で生まれた。(村上龍)
薬品名(麻薬)ドラッグの名前が出てきて小説としてはなじめなかった。
「ああ俺は思うけど本当はいつも痛いんだ痛くない時だってただ忘れてるだけなんだ。」
「だからキリキリ痛みだすと何だか安心するね、自分に戻った感じでつらいけど、安心するんだ俺は。」
・・・だから、なんか、もう一度読み返してみる気になった。