はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

いちご白書をもう一度

2020-10-30 20:32:30 | 日記






いつか君と行った 映画がまた来る
授業を抜け出して 二人で出かけた
かなしい場面では 涙ぐんでた
素直な横顔が 今も恋しい
雨に破れかけた 街角のポスターに
過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる
君もみるだろうか 『いちご白書』を
二人だけのメモリー どこかでもう一度

僕は無精(ぶしょう)ヒゲと 髪をのばして
学生集会へも 時々出かけた
就職が決まって 髪を切ってきたとき
もう若くないさと 君に言いわけしたね
君も見るだろうか 『いちご白書』を
二人だけのメモリー どこかでもう一度
二人だけのメモリー どこかでもう一度

松任谷由美 作詞作曲のこの歌が大好きである。
高校生の頃の歌と認識していたが、あのころはベトナム戦争反対の学生デモなどが
あって19歳のころ巻き込まれて逃げ惑う人混みの中で催涙弾を浴びせられた思い出が。
何も悪いことしていないのになぜこのような仕打ちに合うのかわけがわからなかった。
ほうほうのていで渋谷へやっとこさっとこ逃げたものである。

そして、この曲について調べたところわたしが20代で結婚したころの曲だった。
たしかに「就職が決まって髪を切ってきたとき♪」のフレーズは就職が決まる前に
髪を切ったというのが本当だろう。
学生運動していたあのころそのころの学生さんは今はどこでどんな暮らしをしている人が
多いのだろうと考えてしまう。ま。現在の日本を動かしてきた、築きあげてきた団塊の
世代が多く学生運動はひとときの熱病みたいなものだったろうか。

今は政治問題、なかんずく格差社会、就職問題、原発、モリカケなど当時より
てめの国の問題が山積みなのにデモどころか真剣に憤る学生はほとんど見られない。
あのころ・・・・・の学生は熱かったけかな。
きのう、駅の近くの陸橋で「汚染水を海に流すな」というプラカードをぶら下げた
ご老人を見かけた。声をかけたかったがのまれてしまって声がかけられなかった。
わたしも守りに入ったのかな。ちいと情けなかった。

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