はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

恒久の友なんていない

2020-10-26 10:42:45 | 日記
こんな年になって友人を、それも親友を失うとは思ってもいなかった。
向こうから縁を切られたのである。
20年来の職場の友人で同期。仕事がすごく出来て(看護師)とても信頼していた。
苦しい時は支えてくれた。励ましてくれた。
いっしょに一ヶ月に一度はミニ旅を。飲み会にはいつもそばにいた。
お互いに無いものを認め合い尊敬しあっていた(と思う)(汗)
後輩が、某有名人と結婚してわたしが主賓として出席したときには
礼服をプレゼントしてくれた親友。
わたしは外国へ行くたびに心をこめておみやげを選んで送った親友。

また入職12年にして二人で通信制で働きながら大学に行こうと猛勉強
。スクーリングに通いわたしが一年早く卒業。その間、彼女が参考書やサブノートを作成し
それも二冊作成して一冊をわたしにくれた。参考資料などお互いに交換した。
翌年彼女もめでたく卒業。年取っての勉強は楽しい。若い時とはひとしお違う感動。
それから7年は移転したわが家にも遊びに来たり
旧友たちと飲み会をしたりお祝いの会をもったりと離れた場所でも彼女が誘えば
参加した。会えば楽しく、努力家で、卒業後、認知症看護の資格も彼女が誘ってくれたので
取得できたのである。いつも尊敬し一番の誇りでもあった友。

それが二年前のある日突然電話は切られ、メールも既読にならず、それが一ヶ月近く続いたので手紙を出したがナシのつぶて。

仲間に尋ねても「普段と変わらない。病気にもなっていない」とのことだった。

わたしに想像力がなかったか一方的なところがあったのではないかと反省し
ライン、メール、電話も拒否なので「悪いところがあったのならあやまります」
とお詫びの手紙を書いた。

が、応答はなく、すっぱり切られ感じ。
ちょっと先入観が強く、いやと思ったら口もきかなくなる性格は合点承知の助。
ズルズルとわたしと付き合うのはもうごめんということなんだろう。
わたしはまったく心当たりがない。鈍いのだろう。

もう、この二年一日たりとも思い出さない日はないほど良い友だった。
うつにもなった。今でもすっきりはしていない。

でも先日、ある方のブログで「恒久の友人はいない」ということばを目にして
「そうなんだ」「そうなんだ」と納得がいった。
良いことも悪いことも同じ時代はいつまでも続かない。
とても寂しいがそのとおり。
仕事を辞めた今は気をまぎらせるのは難しいが、今までの資格で地域の奉公を
してお年寄りやお子さんの役に立ちたいと思う。

真に強いものは一人でも強い人間である。(と自身に言い聞かせる)



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