はぐれ雲

毎日世界のどこかや身の回りで起きることを自分のことばで書いていきます。かなり過激な場合もありますがいつも本音です。

オレナ・ビロゼルスカ

2022-03-07 21:04:14 | 戦争
英雄と称されたウクライナ軍の女性スナイパー「オレナ・ビロゼルスカ」

3日、ウクライナ軍のスナイパーによってロシア軍の第7空輸師団長兼第41連合軍副司令官のアンドレイ・スホベツキー少将が狙撃され、殺害されたという報道があった。詳細は不明だが、ウクライナ軍がロシア軍を撃退する最中だったらしい。ロシア軍は少将の死を公式には発表していないが、将軍クラスの士官が亡くなっていることは認めている。

ウクライナ軍には実は2014年までプロのスナイパー、装備がなかった。しかし、2014年にクリミア侵攻・東部紛争が始まったことでNATOの協力を得ながら育成と装備の近代化をはじめ、2500mの射撃を成功させるなど、飛躍的に向上させていた。そんなウクライナ軍の狙撃手の中には英雄と評された有名な兵士がいるオレナ・ビロゼルスカという名の女性狙撃手だ。

現在42歳のオレナ・ビロゼルスカはもともとメディアの編集者だったが、クリミア侵攻・東部紛争が始まったことで2014年5月にUDAと言われる志願兵部隊に加わり、ウクライナ東部のドンパスで親露派武装組織と過酷な塹壕戦を戦い、狙撃手として少なくとも10人の敵を狙撃した。

2017年に暗視スコープ越しにZ-10ライフルで敵を狙撃する映像がネット上に共有されたことで彼女は一躍国内で有名になり、彼女は親露派と戦うシンボルとなり、2018年までに三度の勲章を受章し英雄となった。その後、昇進し、2018~2020年には自走砲部隊の小隊長を務めた。しかし、有名になったことで親露派に狙われることになり、ロシアメディアでは彼女をネオナチの代表として報道している。

彼女は兵士時代からメディアの経験を活かし、ブロガー、Youtuberとして活動し、積極的に情報を発信、2019年には自身のこれまでの戦いを記した本を出版している。彼女は一旦、最前線から離れていたようだが、ロシア軍侵攻する直前の今年2月のイギリスメディアのインタビューに対し「プーチンの軍隊が侵入してきたら再び前線に戻り、敵を殺害することに躊躇しない」と述べており、おそらく最前線に復帰している。

これまでの戦争には度々、狙撃手の英雄が登場していた。第二次大戦(継続戦争)時、ソ連兵500人以上を殺害したシモ・ヘイヘ、ベトナム戦争での米軍のカルロス・ハンコックや、最近であればイラク戦争でのクリス・カイルがなどがそうだ。彼女は再びウクライナの英雄になるだろうか。

伊沢拓司

2022-03-06 21:42:10 | 日記

 伊沢拓司 連日のウクライナ侵攻報道に「つらいと思った人は報道から離れることも必要」

 タレント伊沢拓司(27)が6日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にリモートで生出演し、ロシアによるウクライナ侵攻で不安な気持ちになる人にメッセージを送った。

 連日、衝撃的な映像などとともに報じられていることに、伊沢は「圧倒的な現実の前に、専門家でない僕がどう言葉を尽くせばいいか考えてしまう」と本音を吐露。その上で、「もちろん知ることは大事なんですけど、本当につらいと思った人は、ニュースとか報道から離れるということも必要になってくるのかなとは見ていて思います。より怖いのは、不安に駆られてしまった時に、そこに入り込まれてしまう、平和の中に戦争が侵入してくること」と、いったん目を背けることも選択肢として提案した。ただ、「いったん時間を置いて、学び直してもいいのかなと思う」と、不幸な現実からも教訓を得る大事さも指摘した。

 伊沢自身は日々、情勢を追っているという。「ウクライナへの侵攻ということ、しっかりロシアが入って来ている現状認識というのは、歴史的経緯とか入ってくる情報を見ると明らかだと思う」。そんな中でも「ウクライナが持っている独自の文化、ロシアのルーツがそこにあったりとかいう話を含めて、今ニュースだけじゃなくて、その背景まで学びをめぐらせていきたい」と、伊沢らしい向き合い方を明かした。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220306-00000288-spnannex-000-3-view.jpg

与那国島 暖かな光の中へ

2022-03-06 19:21:20 | 日記
皆さんは与那国島(よなぐにじま)という島を知っていますか?。
名前を聞いたことはあっても行ったことのある人はほとんどいないのではないのでしょうか。
私ha離島が好きなので、四半世紀前からずいぶんと遠くの島へも 旅しました。
石垣島が好きなので何度か足を運んでいるうちに、八重山には 自分が探していた物
すっかり忘れていた物がそっくりそのままあるというこに気付かせてもらいました。                                        
花が花に生まれて喜んでいる                   
樹木が樹木に生まれて喜んでいる。
ついでに
わたしもわたしに生まれて喜んでしまった。 旅の人でなく東京人とかでもでなく
、南の海が、あったかくってとてつもなく でっかい自然が、私を琉球人としてつつみこんでくれた。
 おそらく訪れた人の多くは、同じような思いを抱かれたと思います。おおいなる怒涛のような自然・・・。
その前に思わずひざまづいてしまう、そんな力が沖縄にはあるように思います。

春まだ浅き都会より、仕事の関係で与那国島に行く機会がありました。
石垣島から飛行機で30分。台湾まで約125キロ。 石垣島からは
約 127キロの位置にある 日本最西端の島です。  
島は昔から“ドナン“と呼ばれてまして”渡難”の字を あててそう読ませるほど
厳しい自然環境にあったようです

地図を広げてながめていた時点では、大型回遊魚が獲れる海、ハンマーヘッドの大群が泳ぐ海、
世界最大の蛾・ヨナクニサンの産地 などビッグでワイルドななイメージが先行していた
パチンコやもなければゲーセンも無い。大型スーパーもマクドナルドも無いです。何もない。
木の葉の形をしたちっちゃな島です。
それでも来ていただけますか?。 そのかわり金は貯まりますよ。
案内してくれた人は冗談めかしてこう言った。  
久部良(くぶら)のとある民家の前で車を降りた。
「ここで泊まってください。夕食は迎えに來ますのでそれまでしばらくお休みください。」こう言い残して車は走り去った。
オイオイ聞いてないヨー。築百年ってとこの家の土間に荷物を持ったまま私は途方に暮れてしまった。

 家はあけっぱなし。島にドロボウがいないそうだ。誰もいないのでとりあえずあたりをあちこちと見て歩くことにする。
とりあえず公衆電話を探そう。20分ほど携帯のデンパがひどく悪い。。教えられたとうりに歩くが・・・・。
行けども果てなく続く ウージー バタチ(サトウキビ畑)以外、本当にあたりは車一台、人っ子一人通らなかった。

あるのは夕焼けとトウキビ畑と吹き渡る風だけである。 まったくこの世の果てかと思うほど寂しいところだ。
腹が減るわ。、人恋しいわ。足がくたびれるわ。日が暮れかかるわ。
思わず、いい年をしていながら叱られた子供のように寄る辺無い気持ちになって涙ぐんでしまった。
でも、それは少しも嫌な気分ではなかった。それどころかなぜか懐かしいような安心できるようなシチエーションであったのだ。
西岸良平の漫画の世界のような・・・。昭和40年代にタイムスリップ。
なぜかおかっぱ頭にツギハギズボンの私がいて。デジャービューかしら?わからないがとても素直な気分になってしまった。

 そのあたりには、ホカ弁もコンビ二もタバコ屋も、いわんや電話ボックスすらも見えなかった。
それに、先ほどからすれ違う人の数よりヤギの数の方が多いのは不思議だ。なだらかな丘、草原、道路に至るまで
つながれたり,つながれなかったりしたヤギが夕日をいっぱいに浴びて草を噛んでいた。
道路を少し入ったところの草むらで赤ちゃんを生んでる最中のヤギがいた。[アーララ!」
生み終えるとお母さんヤギは子袋をひきずったまま歩き回りながら赤ちゃんヤギがモコモコとしながら立ちあがっていくのを見守っていた。
ここですっかり、私の与那国島に抱いていた”ビッグでワイルドなイメージ”は払拭されてしまった。あたたかなひたひたとした気分だけ。

  しばらく行くと”闘牛場はコチラ”の案内板がみえてきた。「オオ。やぎさんだけでなく牛サンもいるんか?。
ウーン。与那国は動物サイトも奥が深い・・・。」
 久々の信号を渡ったところに民宿を兼ねたよろずやのようなスーパーがあったので、
沖縄限定のパイナップルハイチュウとオリオンビールとカップ麺をこれまた久々の定価どうりで買った。品物の値段プラス飛行機代or船賃かな。
あとは20膳100円の赤いぼっちが上に塗られた竹の箸。
 民家へ戻っても、まわりはあたりまえの静けさにつつまれていた。 
テレビやビデオが普及してない時代に、何かがそっと立ち帰らせてくれた  
そして、その静けさの中で、わやわやと音をたてて身体と心の関節がほぐれて行く。
夜になって仕事先の人が 迎えにくるまで、私はこの島独特のもったいないような 南国の暖かい闇をゆっくりと楽しむことにした。


続くかもしれなひ。







欲しがりません。勝つまでは。

2022-03-04 20:33:25 | 日記
【速報】ウクライナ侵攻で「省エネ」を国民に呼びかけ 岸田首相会見


『欲しがりません、勝つまでは』ですか?日本の火力発電依存率が75%(石炭27%、LNG 35%、他の化石燃料13%)であることが、そもそもおかしい状態だと思います。

10年間もこの電源構成を続けたために、同じ10年間は貿易赤字基調で推移し、意味不明なカーボンクレジットで国外に資金を垂れ流し続けました。

国全体が構造的に国富をムダに垂れ流す状態では何をやっても国民の貧困化は防げるわけがないと思います。

現在の核分裂型の原子力発電は完全なものではありませんが、次世代の小型原子炉や核融合型の原子力発電が普及するまでのつなぎで国富を維持するには十分なインフラだと思います。

欧米は原子力の推進に立ち返りながら、温暖化を叫びながら日本からカーボンクレジットと称して資金を巻き上げています。

イジメっ子のカツアゲに遭う鼻垂れ小僧みたいに見える日本が情けなく思えます。冷静な戦略的視点が必要です。


▼カーボンクレジット 森林保護や省エネ技術、再生可能エネルギー導入といった事業による
温暖化ガスの排出削減効果を取引できるかたちにしたもの。
最近は民間事業者間の自主的な売買が活発になっている。
欧州連合(EU)の排出量取引制度(ETS)に代表される規制上の取引には原則として使えないが
、自社の排出量を相殺して自主的にアピールしたい企業が購入する
。発行事業者は民間の認証機関が定めるルールに基づいて事前に計画をつくったり
、第三者の審査を受けたりする。