拓栄建設株式会社 社長のブログ

大田区の建築会社社長が感じた事・お役立ち情報、雑学・趣味である釣りの釣果・ペットのチワワの成長記録など
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給湯配管から水漏れ・・・銅管にピンホールの発生・明日は我が身?

2018-06-23 08:05:54 | 建築
東京都大田区で拓栄建設の社長やってます
当社HP

先日、お客様から水漏れが発生して困っているので
早めに対処してほしい旨のご連絡が!!

幸い、漏れていたのが室外に有る給湯器付近だったので
お部屋の中に影響は有りませんでしたが・・・それでも一大事

緊急で現場に駆けつけ、漏水部を調べて見ると・・
給湯器に繋がった銅製の配管部分でした。

保温材を撤去してみると・・・

こんな感じで・・ピューピューと(*_*)
ピンホールです!!読んで字のごとしで針で刺したほどの
小さな穴が原因でした。

お湯用配管の曲り部分。エルボと呼ばれている所。
実は、10年以上の経年劣化で良く起こる現象なのです
(稀に新築後、2~3年で起こる事も!!)

原因は、水流による摩擦や電気イオンの悪戯等と言われていますが
いずれにせよ、経年劣化による漏水なのです。

この問題をよく引き起こす銅管は、熱伝導率の関係でお湯の配管には
現在まで一般的な材料としてよく使われています。

補修方法としては、漏水部分を

切断・撤去して

新しい材料に取り替えます

バーナーなどで炙ってハンダつけして
漏水が無いか確認後


保温材を再取付すれば完了です。

現在では、ステンレス、架橋ポリ、ポリブテン、耐熱塩ビ管、耐熱塩ビライニング鋼管等
銅管に変わるピンホールの発生しない新しい材料が出回っていますが・・・

現在、日本国内の建物の大部分がこの銅管を採用しています。

日頃から緊急時にすぐ対応してくれる水道業者さんなどを
探して置く事をお奨め致します。

あなたのお住まいで今にでもピンホールが発生して
水漏れ騒ぎが起きても・・・可能性は十分ありますよ・・

明日は、わが身ですよ(@_@;)
ピンホール(@_@;)



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