映画と渓流釣り

怪獣の王 ゴジラ

「さらば、友よ」

ズルイ。カッコ良すぎる。
今回は主役のゴジラ以上に、芹沢博士に惚れちゃう。
次からは博士に会えないのか。さみしいな。





わたくしたち世代のゴジラは息子までいる正義の味方になっちゃたから、水爆実験が生んだ破壊神としての怖さはない。悪役だったキングギドラこそ、地球を破壊する宇宙怪獣としての恐ろしさと反比例するかのような美しさに惹かれていた。日本が誇る怪獣達が今こうしてハリウッドの資本と技術でリメイクされることを素直に喜びたい。ラドンの風圧で人や物が飛び、モスラの神々しい羽ばたきに誰しもが魅了されるなんて半世紀前には考えもしなかった。

わたくしたち世代は当然それぞれの怪獣がもっている特徴や背景を理解しているけど、日本人でも若い世代や初めて怪獣映画を観る世界の人々には若干詰め込み過ぎだったかな。前作のゴジラvsムートーの方がストレートで分かりやすかった。出血大サービスということで、物語の細かな事は置いといて怪獣を十分堪能できたならそれでいいか。

ラストクレジットに流れるゴジラとモスラのテーマ曲を一緒に口ずさめるのは幸せなこと。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「新作映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事