家族パソコンにLinux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSを使っています
いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
茶の間に置いている家族パソコンには、Linux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSをインストールしています。
インターネット端末としてのみの利用なので、概ね子供達も満足しているようです。
半年ぐらい前から、家族PCのLinux化にトライしてきました。最初は葉原で見つけた格安のThinClient端末にLinux/UbuntuStudioをインストールしました。子供に渡すと「音が出ない。。。」と悲しそうに言われました。子供達は動画を見ているようです。また、CPUも遅く、私が仕事で使うには良いのですが、とてもマルチメディア端末とは言えないスペックなので、機能拡張をすることもなく「私のパソコン」になっています。
二月ほど前に、パソコン専門店で、XPやVistaを搭載している古いWindows PCを見つけたので、それにLinuxを入れることを試しました。CPUはCore 2 Duoの初期バージョンです。ディスプレイは4:3で今となっては古びたイメージで、解像度も高いものではなく、無線LANもついていません。
とりあえず、動作確認を兼ねてLinux/UbuntuStudio 14.04.1 LTSを、内蔵DVDドライブから起動すると、問題なく動作しました。意外なほど動作はスムーズでYoutubeの音も出ます。これなら子供達も使いそうです。無線LANには超小型のUSB接続端末を使い、インターネットに接続しました。
そこで、RAMは1Gのままで、HDDをSSDに置き換えてLinuxをインストール。結果、とても快適なインターネット端末に仕上がりました。12月初旬に行われた「はやぶさ2」の打ち上げのインターネット中継を、子供の友達も来て賑やかに見たようです。Linux活用も大成功です。
調子に乗ってこのLinuxで子供達にプログラミングを教えようとProcessingとPythonをインストールしています。子供達は開発環境に付いているexampleを動かして楽しんでいます。グラフィクス系プログラムだと、RAMが窮屈なので、中古のRAMを購入し2Gに拡張しました。将来的には4G程度に拡張できればと思っていますが、PCを買い換えた方が安いかもしれません。
古いWindows PCのHDDをSSD化することで、とても快適なLinux端末になることが判りました。お勧めはWindows Vistaの頃のPCでしょうか。LinuxはWindowsと異なりDVDから起動して「お試し」することができます。SSD化したり、USB接続のメモリやSDカードにインストールすることで、Windows環境をまるまる残しておくこともできます。Linuxなのでウイルスに感染する危険性も圧倒的に低くなります。
これから、無線LANを調整して子供達がインターネットを利用する時間帯を制限する予定です。
引き続き、紹介していきます。