>国際学習到達度調査(PISA)とは?
経済協力開発機構(OECD)が、世界各国の15歳を対象に行う学力テスト。文章を理解し、利用する力をみる「読解力」、「数学的応用力」、「科学的応用力」の3科目から成る。知識の有無を問うのではなく、知識を実生活で活用する力を調べるのが目的で、筋道を立てて考え、説明させる問題が多い。初めて実施された2000年以降、3年ごとに行われており、今回で4回目。日本は第1回調査で数学が1位、科学も2位になるなど好成績を収めたが、その後順位が急落、前回は読解15位、数学10位、科学6位と全科目で過去最低の順位となり、学力低下が問題視されていた。(jiji.com・パソコンむけサイト)
>2009年度の結果からみる問題点は?
PISAは、学んだ知識を実生活に生かす力を見るのが目的。単純な計算や暗記問題は出ないので「詰め込み教育」だけでは歯が立たないとされている。
読解力は全ての学力の基礎ともいえる。03年に順位が大きく落ち込んだのを受け、文科省は低迷から脱する取り組みを進めてきた。始業前に本を読ませる「朝読書」や、自分の考えを書かせる機会を増やす―などだ。
さらに07年から毎年実施している全国学力テストでは、読解力を試す記述式問題を出している。これらの対策が実を結んだ、との見立てのようだ。
今回の調査では、新聞をよく読む生徒は読解力も高い傾向がはっきり表れている。学力向上の観点から新聞を見直し、上手に授業などに取り入れていく方法なども考えてみてはどうか。
気掛かりな課題も浮かび上がっている。(中国新聞社説・パソコンむけサイト)
関連記事:
学校で実施されているテスト、ご存知ですか?
関連検索:
「OECD 学習到達度調査 PISA 2009」(パソコン・携帯共通)
googleニュース「国際学力調査」(パソコンむけ)
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>2009年度の結果からみる問題点は?
PISAは、学んだ知識を実生活に生かす力を見るのが目的。単純な計算や暗記問題は出ないので「詰め込み教育」だけでは歯が立たないとされている。
読解力は全ての学力の基礎ともいえる。03年に順位が大きく落ち込んだのを受け、文科省は低迷から脱する取り組みを進めてきた。始業前に本を読ませる「朝読書」や、自分の考えを書かせる機会を増やす―などだ。
さらに07年から毎年実施している全国学力テストでは、読解力を試す記述式問題を出している。これらの対策が実を結んだ、との見立てのようだ。
今回の調査では、新聞をよく読む生徒は読解力も高い傾向がはっきり表れている。学力向上の観点から新聞を見直し、上手に授業などに取り入れていく方法なども考えてみてはどうか。
気掛かりな課題も浮かび上がっている。(中国新聞社説・パソコンむけサイト)
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