小学5・6年生の英語教科化。熊本県内でも、18年度からの実施を決定した学校が増えました。すでに始まっているところもあります。他県の例ですが、授業後の生徒と先生へのアンケート結果がこちら↓
小学校の外国語活動、英語が話せるようになる授業ではありません(1)
「なに話したの?」、参加したことをいっしょに喜びましょう。楽しいことだとお子さんに伝わります
英語に触れる"きっかけ"としての教科化です。親御さんが期待されているものとは異なるかも知れません。ですが、習熟度も関心もまちまちな公立小学校でできることは限られます。ここでは声を発する場として捉えてみてはいかがでしょうか。大きくゆっくり話す。相手の言葉にゆっくり耳を傾ける。そう意識するだけで会話の精度は変わります。これらは、ただのおしゃべりではない仕事での意思疎通に必須となるスキルです
「小学英語、進級前になにかやるべきですか?」
次のステップへと繋げるために、目標と目的を絞りましょう
多くの子どもたちが直面するのは仕事で意思疎通のための英会話です。相手もネイティヴスピーカーとは限らない。「キレイな英語」は必要とされません。会話だけなら文法なんかたいした意味はありません。ただし、そこでは日本人同士のように察してもらえることもありません。ただ黙っていれば「話したくないんだな」と放置されてしまいます。相手になんらかの返事を返す会話のキャッチボールが最優先です。小学校の初歩コースですから堂々と間違えて構わないわけです
もうひとつ。以前わたしが受けた英会話教室で同じ表現ばかりにならないよう繰り返し指導されました。アメリカの小学校教育の本を読んでも表現に関する指導が具体的です。シソーラスという同義語辞典(日本では表現辞典と言われる辞書)も使わせています。異文化間での意思疎通には、発言の「正しさ」より「どう表現するか」が重要だからです。わたしたちは間違いを恐れつい前のひととおなじようなことを発言しがちで、このことが(文法的に間違っていなくとも)つまらなく感じられてしまいます。仕事の場での会話だとしたら大きなマイナスですね。相手になにもアピールできず忘れ去られてしまいますから。小学校なら様々な表現方法も試してみやすいはず。小学生らしい思い切りを期待しましょう
「どんな風に話したの?」、積極的に表現したことを褒めましょう。会話のスキルは話す相手がいないとすぐに失われます。家庭では知識より共有が最優先です。いまは間違いのチェックなんかしないでください。表現方法の例示は構いません。様々な表現に触れ試させてみましょう。こういった家庭での体験が、小学校での評価となり中学英語へ繋がる土台になります(藤田)
初めての英英辞典(2)|あぃるぎヴゅーおまぁヴ
プレキソ英語、毎週土曜18:50から
うれしい!たのしい!大好き!(2)|気持ちが伝わる英会話もできるよ
Doraemon - Gadget cat from the future|音読を楽しもう
おうちのなかのえいごをさがせ!(1)|インターナショナル・スクールの英語ゲーム
>小学校の英語教科化 県内9市町が先行実施 (くまにちコム・パソコン向け)
>英語教育の早期化を打ち出した次期学習指導要領が2020年度から小学校で全面実施されるのを控え、小学5、6年での英語の教科化を18年度から先行実施する県内教育委員会が9市町に上ることが熊本日日新聞社の調べで21日、分かった。未定の24市町村にも「前向きに検討している」とする教委があり、さらに増える見通しだ。
>先行実施は主に、20年度からの全面実施にスムーズにつなげる狙い。一方、英語の教科化に関しては多くの教委が授業時間数の確保や教員の指導力などの課題を指摘している。
>先行実施するのは熊本、宇城、玉名、天草、南関、長洲、小国、津奈木、苓北の9市町教委。菊池市、合志市など11教委は指導要領が全面実施される「20年度から」とした。
>英語の教科化に向けた課題は「授業時間数の確保」が最も多く、26教委が回答。次いで「教員の指導力」が24教委、「教員の負担」が19教委だった。7教委は「具体的に検討していない」とした。
>授業時間数の確保策として、15分間を3こま組み合わせて授業1こま分(45分)とする短時間学習(モジュール授業)を検討しているのが18教委、土曜授業が6教委、夏休みなど長期休業の短縮が2教委だった。
>ただ、「短時間学習はカリキュラムが窮屈になる上、朝の自習時間などは既に学習タイムとして使っている」(宇城市)、「町村単位ではノウハウがなく十分な研修ができるかが懸念」(南小国町)などの声も上がっている。
>実施に当たっては外国語指導助手(ALT)の増員が望まれるが、予算との兼ね合いもあり、ALTに限らず「英語が堪能な地域の人材活用も進めたい」(菊陽町)という意見もあった。
>小学校での英語教育をめぐっては、14市町村の教育課程特例校計55校が英語の授業を導入済み。文部科学省の研究開発学校も計5校あり、このうち高森町教委は全2校が指定を受け事実上、先行実施している。(ここまで引用)
2017/02/22
アクティブ・ラーニングってなんだ?|2020年度以降小中高で実施する学習指導要領
中高生の英語力
いまの小学生が大人になるころ
小学校の外国語活動、英語が話せるようになる授業ではありません(1)
「なに話したの?」、参加したことをいっしょに喜びましょう。楽しいことだとお子さんに伝わります
英語に触れる"きっかけ"としての教科化です。親御さんが期待されているものとは異なるかも知れません。ですが、習熟度も関心もまちまちな公立小学校でできることは限られます。ここでは声を発する場として捉えてみてはいかがでしょうか。大きくゆっくり話す。相手の言葉にゆっくり耳を傾ける。そう意識するだけで会話の精度は変わります。これらは、ただのおしゃべりではない仕事での意思疎通に必須となるスキルです
「小学英語、進級前になにかやるべきですか?」
次のステップへと繋げるために、目標と目的を絞りましょう
多くの子どもたちが直面するのは仕事で意思疎通のための英会話です。相手もネイティヴスピーカーとは限らない。「キレイな英語」は必要とされません。会話だけなら文法なんかたいした意味はありません。ただし、そこでは日本人同士のように察してもらえることもありません。ただ黙っていれば「話したくないんだな」と放置されてしまいます。相手になんらかの返事を返す会話のキャッチボールが最優先です。小学校の初歩コースですから堂々と間違えて構わないわけです
もうひとつ。以前わたしが受けた英会話教室で同じ表現ばかりにならないよう繰り返し指導されました。アメリカの小学校教育の本を読んでも表現に関する指導が具体的です。シソーラスという同義語辞典(日本では表現辞典と言われる辞書)も使わせています。異文化間での意思疎通には、発言の「正しさ」より「どう表現するか」が重要だからです。わたしたちは間違いを恐れつい前のひととおなじようなことを発言しがちで、このことが(文法的に間違っていなくとも)つまらなく感じられてしまいます。仕事の場での会話だとしたら大きなマイナスですね。相手になにもアピールできず忘れ去られてしまいますから。小学校なら様々な表現方法も試してみやすいはず。小学生らしい思い切りを期待しましょう
「どんな風に話したの?」、積極的に表現したことを褒めましょう。会話のスキルは話す相手がいないとすぐに失われます。家庭では知識より共有が最優先です。いまは間違いのチェックなんかしないでください。表現方法の例示は構いません。様々な表現に触れ試させてみましょう。こういった家庭での体験が、小学校での評価となり中学英語へ繋がる土台になります(藤田)
初めての英英辞典(2)|あぃるぎヴゅーおまぁヴ
プレキソ英語、毎週土曜18:50から
うれしい!たのしい!大好き!(2)|気持ちが伝わる英会話もできるよ
Doraemon - Gadget cat from the future|音読を楽しもう
おうちのなかのえいごをさがせ!(1)|インターナショナル・スクールの英語ゲーム
>小学校の英語教科化 県内9市町が先行実施 (くまにちコム・パソコン向け)
>英語教育の早期化を打ち出した次期学習指導要領が2020年度から小学校で全面実施されるのを控え、小学5、6年での英語の教科化を18年度から先行実施する県内教育委員会が9市町に上ることが熊本日日新聞社の調べで21日、分かった。未定の24市町村にも「前向きに検討している」とする教委があり、さらに増える見通しだ。
>先行実施は主に、20年度からの全面実施にスムーズにつなげる狙い。一方、英語の教科化に関しては多くの教委が授業時間数の確保や教員の指導力などの課題を指摘している。
>先行実施するのは熊本、宇城、玉名、天草、南関、長洲、小国、津奈木、苓北の9市町教委。菊池市、合志市など11教委は指導要領が全面実施される「20年度から」とした。
>英語の教科化に向けた課題は「授業時間数の確保」が最も多く、26教委が回答。次いで「教員の指導力」が24教委、「教員の負担」が19教委だった。7教委は「具体的に検討していない」とした。
>授業時間数の確保策として、15分間を3こま組み合わせて授業1こま分(45分)とする短時間学習(モジュール授業)を検討しているのが18教委、土曜授業が6教委、夏休みなど長期休業の短縮が2教委だった。
>ただ、「短時間学習はカリキュラムが窮屈になる上、朝の自習時間などは既に学習タイムとして使っている」(宇城市)、「町村単位ではノウハウがなく十分な研修ができるかが懸念」(南小国町)などの声も上がっている。
>実施に当たっては外国語指導助手(ALT)の増員が望まれるが、予算との兼ね合いもあり、ALTに限らず「英語が堪能な地域の人材活用も進めたい」(菊陽町)という意見もあった。
>小学校での英語教育をめぐっては、14市町村の教育課程特例校計55校が英語の授業を導入済み。文部科学省の研究開発学校も計5校あり、このうち高森町教委は全2校が指定を受け事実上、先行実施している。(ここまで引用)
2017/02/22
アクティブ・ラーニングってなんだ?|2020年度以降小中高で実施する学習指導要領
中高生の英語力
いまの小学生が大人になるころ