べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

最近のドラマなぜだかつまんないよね

2016年12月09日 | おもしろかった
携帯で動画を見るときはパケット定額で

草刈正雄主演 「ズンドコベロンチョ」(1991)です。ズンベロですよ。知ってるよね?まさか知らないなんてこと…


いまも特別編で続いていますから観たこともあるでしょう。フジテレビのドラマシリーズ「世にも奇妙な物語」は1990年スタート。時代はまさにバブル真っ盛り


>民間放送(民放)黎明期の1950年代には、東京・大阪の第3局以降に準教育ないしは教育専門局という免許条件が付いたこともあり、民放でも学校放送やそれに類する番組がかなりの割合を占めたことがある。1960年代後半に入ると徐々に縮小し、1973年(昭和48年)、関東の2局が総合編成に移行して、教育専門の民放局は姿を消した。

>また、総合編成が可能だったフジテレビも厳密な意味での学校放送ではないものの、子供向けの情操教育番組に長年力を入れ、「ピンポンパン」や「ひらけ!ポンキッキ」が長寿番組となり、「ポンキッキ」は日本で過去に制作されたすべての番組の中で最多の受賞経験を持つに至った。

学校放送(ウィキペディア・パソコン向け


>東京オリンピック開催を契機に、競技施設や日本国内の交通網の整備に、多額の建設投資が行なわれ、競技や施設を見る旅行需要が喚起され、カラー放送を見るためのテレビ受像機購入の飛躍的増加などの消費も増えたため、日本経済に「オリンピック景気」といわれる好景気をもたらした。テレビ受像機購入者が増えたため「テレビ番組」の視聴者も多くなった。その為、娯楽性の高い「バラエティ番組」が増えたといわれる。

1964年東京オリンピック(ウィキペディア・パソコン向け


>1981年にそれまでの「母と子のフジテレビ」を改め、「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズを打ち出した。面白い番組・視聴者の笑いを取れる番組を生み出そうという意識改革のスローガンであった。そこから横澤彪がプロデュースした『THE MANZAI』『オレたちひょうきん族』『笑っていいとも!』など数々の人気番組が生まれていった。このような状況は当時のキャッチコピーから「軽チャー路線」(かるちゃーろせん)とも評された。バラエティ番組中心の編成は結果として視聴者の支持を集め、1982年に「年間視聴率三冠王」(ゴールデン・プライム・全日でトップ)を獲得。その後「三冠王」は1993年まで12年連続で達成した。1984年には年間売上高でもキー局トップとなり、名実ともに日本最大の民放テレビ局へと成長していった。

>1983年にスタートした『オールナイトフジ』で生放送型深夜番組のブームを巻き起こした。

>1980年代後半のバブル景気時には、「トレンディドラマ」が人気を博し、ゴールデン・プライム帯の視聴率を押し上げた。

フジテレビ(ウィキペディア・パソコン向け


現在のフジテレビは1980年代から流れを引き継ぎます。テレビはあまりにわたしたちの身近で日常ですから、いまの状態がずっと続いていたかのように感じます。でも、よのなかの大きな流れのなかスタッフや番組それに局の在り方だって変わっていくのです

「変化」を知りたければ、その前と後とを比較することでよりハッキリ見えてきます。80年代より前、映画産業からまたは準教育局として多くのスタッフが参入していました。ドラマに限って言えば、 映画を目指していたスタッフがテレビドラマをつくっていたわけです。ドラマとして話に筋を通すことが優先されました。生まれたときからテレビを見て育った子どもたちが大きくなりテレビ製作を目指すようになるのは1960年のテレビ創成期から20年かかります。80年代以降のテレビ局はバラエティやトレンディドラマといった視聴者により"わかりやすい"番組にチカラを入れていきます


そんな時代の一編、世にも奇妙な物語「出られない」(1994)。主人公が置かれるシチュエーション(状況)は面白い。展開も(予想つくけど)楽しめる。ただ主人公の行動がヘンです。電話ボックスに閉じ込められたのに、ボックスの周りをひとが通るたびにピョンピョン飛び跳ねるだけ。ええ斉藤由貴飛び跳ねてるだけなんです。大声も出さなきゃガラスを叩きもしない。そりゃ誰も助けないよ。どう転んだって出られない話なのはわかるんですが、その行動に感情移入が全くできません


感動シーンには大音量で感動音楽が、女性視聴者向けにとりあえず二人をくっつけておけば、軽い展開にもいきなりお説教ぶち込んでみたり…その展開じゃ感情移入が全くできないんです。結末はおなじでも、ボクは途中の経過を楽しみたいのだから

おカネを払ってまるごと通しで観る前提の映画はテーマを貫くことを狙います。一方、自宅で途中から観ることも想定したテレビドラマは一瞬一瞬が面白いかが優先です。わたしはどちらかが正しくどちらかが間違っているとは思いません。それが作品のおもしろさと直結するとは限らないから。多くの視聴者にとって、多くのドラマが映画寄りにつくられていればわかりやすい方が好まれ、逆なら一本じっくり観ることのできるドラマが好まれるだけなのだと思います。エンターテインメントはおなじスタイルだけがずっと面白く感じるわけじゃない。実際に「踊る大捜査線」はキャラクターと宣伝が優先され大ヒットしていますし、逆に近年はNHKやWOWOWのじっくり観るドラマが増えています。この大きな流れも繰り返されます。ひとの好みは流れのなかで変化していくだけなのでしょう

テレビがつまんなきゃ遊びに出かけたり本でも読んだり、テレビにだけこだわらなくてもいいんだし


「23分間の奇跡」「おばあちゃん」「13番目の客」…

世にも奇妙なはyoutubeで結構見られますから観てみて!面白いよってな話です。制作者の魂入ってる作品があるからね。ついでに最近のドラマがつまらないのは、わたしが歳くったのが一番の理由じゃないかと疑ってます 。うっかり昔は良かったって言ってしまいそう

サングラスの黒い男が向こうで何か…(藤田)


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