べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

高校で伸びる!小中学生にふたつのチカラ

2013年02月01日 | 私から保護者へ
 中学高校の進路指導の現場から、小中学で身につけたいふたつのチカラのお話です。


 "自覚"って高校生になれば自然に生まれるのでしょうか?

 ヒトの社会性は"かかわり"から生まれます。自覚を持たせるには、小中学生から少しずつ周囲の働きかけが必要なのです。また受験も就職も選択肢がなかった昔にくらべ、"選ぶこと"に時間がかかるようにもなりました。

 
春模試163点→第一回共通テスト200点


>~高校の進路指導の現場から~ 小中学生のときに、身につけたい2つの力(Benesse教育情報サイト・パソコンむけ)


【あなたには、将来なりたい職業はありますか(経年比較・学年別)】小4~高2対象。

●高校生は15ポイント以上の大幅ダウン
「将来なりたい職業がある」の数値が大幅にダウンしたのは高校生。大学進学率の上昇に伴い、「将来の職業選択はまだ先のこと」になっているかもしれません。また、就職を考えている高校生にとっては、高卒就職環境が悪化していることから、「どこかに就職できればよく、職種まで考えられない」というのが本音かもしれません。就職をしっかり考えている生徒ほど厳しい状況を目の当たりにし、なりたい職業を持ちにくいということも考えられます。


【生徒の進路指導を行ううえで、次のようなことに対してどれくらい困難を感じますか】全国公立高校の校長および教員対象。

●高校教師が最も困難を感じているのは「基本的な学習習慣が確立していない」9割弱
前出データの「なりたい職業がある子どもが減ってきている」ことを反映しているように思われます。

●注目は、5位・6位の「現実味のない進路希望」「努力しないでも入れる大学を選ぶ」5割5分
この結果は「なりたい職業や夢がないため、漠然とした進路しか描けない」ことと、「高校生になっても基本的な学習習慣が身についていない」ことが合わさった結果ともいえるかもしれません。進路指導をされる先生も、高校生自身も、ともに進路に対して困惑しているのがわかります。(ここまで引用)


 まとめます

なりたい職業(目標)をもつこと
基本的な学習習慣を身に着けること

 このふたつを小中学生から"継続"することで、子どもたちの一生のチカラになります。


 走るのが遅い人は、スタートを早くきればゴールにきちんとたどりつきます。学校の試験とちがい、進路決定は「よーいドン」を待つ必要はありません。よのなかのルールです。

 子どもたちに少しずつ働きかけを続けましょう。結果は急がなくても大丈夫。とりかかりだけは可能なかぎり早く。受験も就職も選択肢がなかったころにくらべ、選ぶことに時間がかかるようになりましたから。

 自覚は急には生まれないのです。(塾長)


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