前回はこちら。今回は、小学校からの漢字を中学高校の国語の読解(どっかい・読み解き)に生かします。
おさらいです。学校のドリルなどを使い、まちがえた漢字の読みと意味を書いておぼえます。また、書けない漢字なら6回~9回書いておぼえます。小学校の漢字はなんとなく読めるでは、中学高校から読むこともできなくなりますから。
[ノート例1]
し【士】資格(しかく)や職業(しょくぎょう)をあらわす。「運転士」「保育士」「医学博士」など。:士士士士士士士士士
[ノート例2]
き【奇】めずらしいこと、思いがけないこと。「奇妙」(きみょう・ふつうと変わりめずらしいこと)、「奇跡」(きせき・人の力ではおこせない思いもかけないこと)、「奇抜」(きばつ・思いもおよばないぐらいすぐれていること)など。
奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙、奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡、奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜
この基本を、読解に応用してみましょう。
[問題]
以下(いか)の文の漢字にふりがなをつけなさい。
やがて老人は長い杖をついて立ち上がったが、腰は海老のように曲がっていた。
僕はその時なんとなく亡き祖母や母のことを思い出すと同時に、食堂の広い窓から流れ込む明るい初夏の空の光の中に、一抹の透明な感傷のただようのを感じた。
寺田寅彦(てらだとらひこ)「柿の種」
[ヒント]
漢字は、部首など共通の部分から読みや意味が類推(るいすい・にたものからおしはかる)できるものがあります。写真は部首の例です。漢字辞典にものっています。
「やがて老人は長い杖をついて立ち上がったが、」
杖:老人・木へんから→つえ
「腰は海老のように曲がっていた。」
腰:にくづき(からだの一部)・要(重要・かなめ)→こし
曲がって:老人・腰→まがって
海老:海・曲がって→えび
今回はここまで、続きます。(塾長)
おさらいです。学校のドリルなどを使い、まちがえた漢字の読みと意味を書いておぼえます。また、書けない漢字なら6回~9回書いておぼえます。小学校の漢字はなんとなく読めるでは、中学高校から読むこともできなくなりますから。
[ノート例1]
し【士】資格(しかく)や職業(しょくぎょう)をあらわす。「運転士」「保育士」「医学博士」など。:士士士士士士士士士
[ノート例2]
き【奇】めずらしいこと、思いがけないこと。「奇妙」(きみょう・ふつうと変わりめずらしいこと)、「奇跡」(きせき・人の力ではおこせない思いもかけないこと)、「奇抜」(きばつ・思いもおよばないぐらいすぐれていること)など。
奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙奇妙、奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡奇跡、奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜奇抜
この基本を、読解に応用してみましょう。
[問題]
以下(いか)の文の漢字にふりがなをつけなさい。
やがて老人は長い杖をついて立ち上がったが、腰は海老のように曲がっていた。
僕はその時なんとなく亡き祖母や母のことを思い出すと同時に、食堂の広い窓から流れ込む明るい初夏の空の光の中に、一抹の透明な感傷のただようのを感じた。
寺田寅彦(てらだとらひこ)「柿の種」
[ヒント]
漢字は、部首など共通の部分から読みや意味が類推(るいすい・にたものからおしはかる)できるものがあります。写真は部首の例です。漢字辞典にものっています。
「やがて老人は長い杖をついて立ち上がったが、」
杖:老人・木へんから→つえ
「腰は海老のように曲がっていた。」
腰:にくづき(からだの一部)・要(重要・かなめ)→こし
曲がって:老人・腰→まがって
海老:海・曲がって→えび
今回はここまで、続きます。(塾長)