べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

自主性にまかせていいことダメなこと|中学準備!夜ふかしはなぜだめなのか(2)

2011年02月23日 | 小学から中学へ
成績を確実に下げる方法教えます|中学準備!夜ふかしはなぜだめなのか(1)

 早い子では小学校の高学年から、中高生にもなるとほとんどの子が自分の世界を広げます。家族とご近所だけだった世界から、ずっと広い校区の友人たちや部活動の仲間それから携帯やインターネットの世界まで、親から見えにくい世界へ広がります。学校での学習も量や質が格段に広がります。

 世界が広がるのは喜ぶべきことです。"素直でかわいらしいこどもたち"のまま、ずっといてもらうわけにはいかない。広がった世界とうまく付き合う方法を学ぶ時期を迎えたのです。
 
身近な大人をモデルに、広がる世界へ


 中高生が急に成績が下げる。ほとんどは夜ふかしが原因です。夜遅く勉強をして、寝不足で次の日の授業が頭に入らない。家に帰ってわからないから、また夜遅くなる。この悪循環は避けたい。

 夜ふかしのきっかけのひとつに、課題の増加や部活での時間の不足があります。これにはかんたんな解決法があります。広がった世界と折り合いをつけていくには、試行錯誤が必要です。具体的なアドバイスをあたえ、見守るのも良いでしょう。解決法はこちら

 もうひとつ、生活習慣の問題があります。ゲームや友達とのメール交換から、夜ふかしが始まることも少なくはない。飽きるまで待ってみようと放置すれば、軽く4,5年かかります。この新しい刺激を自分で断ち切るのは難しいのです。


「できないわけではないのに、自分から勉強しないんです」

 "自主性"は自然に身につきません。

 社会生活には必要なものですが、生きていくだけなら必須ではないからです。親にさほど言われずとも自主性を身につけたひとも、身のまわりの誰かを無意識にモデルにして来たはずです。

 生活習慣に関しては、ルールを決めて守らせるしかないでしょう。ルールは破られます。失敗はします。それはもう呆れるくらいします。でも放っては置かない。時間がかかることを承知の上で、言い続けるべきだと思います。

ルールや約束を守らせるちょっとしたコツ

 こういったルールや約束は、子どもたちが社会生活を営む上での基準になります。声に出してあいさつをさせなければ、大人になってもやっぱりしない。定期試験前なのに勉強しない子は、仕事でせっぱつまってもやっぱりとりかかれない。せっかく勉強で知識を得ても、使う場所を失います。


学校の勉強は仕事で役に立つんですか?

「子どもには勉強に専念してもらって、生活に関わることはすべて親がします」

 これでは、子どもたちにとって、なんのために勉強しているのかの実感は持てなくなると思うのですよ。(塾長)


がんばりすぎないで、お母さん|中学準備!自主性を生むコツがあります


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