【ワールドカップ・南アフリカ】使命に目覚めて化ける？カメルーン

　写真は、ワールドカップ・南アフリカ大会のポスター。カメルーンのエトー選手がサッカーボールを見あげるデザインになっています。この横顔、アフリカ大陸のかたちになってるよ！

　今大会は、はじめてアフリカ大陸でひらかれます。オリンピックや万博のように、ワールドカップにも国や地域の経済的な発展や国際社会にアピールする期待や希望がこめられているのですね。

(='ω')エトー選手、レッドカードの多いムラのある選手だと思ってました

　少年のころ地元サッカースクールのスカウト（誘い）にも喜ぶどころかくってかかったそうです。家族が満足にご飯も食べられない暮らし、どこかで「どうせ成功しはしないんだ」とあきらめの気持ちがあったといいます。

　プロになり白人の多いスペインリーグで成功するために、得点にこだわります。こだわりすぎて失敗することもある。

　でも、地元の人たちにとって貧しい暮らしから自分の力で成功して見せたヒーローです。エトー選手自身も毎年8000万円も出して地元にサッカースクールをつくり、みなの心のなかにあった「どうせ成功しはしないんだ」とあきらめの気持ちを変えていきます。

　みなに「神」とよばれ、使命感で強くもなりプレッシャーにも悩む。そんな選手なのかもしれません。今大会で化けると…怖いですね。


日本 VS カメルーン まもなくキックオフ！
日本時間6月14日午後11時、NHK総合テレビにて