べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

コミュニケーションがうまくなる(3)|"教師"になってちゃ楽しくはありません

2011年04月17日 | 私から保護者へ
 子どもたちに、コミュニケーションが"うまくなる方法を"身につけてもらいましょう。

 コミュニケーションとは、自分が言いたいことをことばで相手に伝えること。おしゃべりが苦手でも、だれでもうまくなれます。

コミュニケーションがうまくなる(1)|目的や相手をはっきりさせる

 まずは、声を発(はっ)すること。次に、目的と相手をはっきりさせることの二つを心がけてもらいます。


コミュニケーションがうまくなる(2)|新聞を使って、おうちでコミュニケーション

 新聞を活用するのは、文字情報に慣れてもらうことと、その"情報と自身との関わり"に気づいてもらうことが目的です。

 "教師"にはならないでください。家庭では、正確さより「へぇー」「そっかー」という"関心"のほうがなにより大事です。

 当たり前のことと思うような知識がお子さんになく、ビックリすることでしょう。それは、能力や努力が欠けているからではありません。

 親御さんの期待と、お子さんの状況にズレがあるだけです。このズレを埋めていくのも、コミュニケーションです。コミュニケーションを楽しみましょう。

 テレビやインターネットで入る知識なんて断片的なもので、いまの子どもたちが"モノがわかっている"わけではないのです。

 数回やってみて、期待するほどよい反応もないと思います。子どもたちは、外との社会への関心は持っています。初めて聞くことばかりで、いま反応はできないでいるのです。この経験は、かならず身になります。

 まったく読めない、なにも知らないものだと、状況を受け入れてみましょう。企業の新人育成でも使われる心構えです。

 コミュニケーションがずっと楽しめるようになりますから。


 具体例は、次回へ。(塾長)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リンクさせていただきました (たけちゃん先生)
2011-04-18 15:17:25
遅ればせながら、私のブログにリンクさせていただきました。

リンクしていただいていたことに気づかず、遅れてしまい申し訳ありません。


私も生徒に新聞のトップ記事だけでも読んで、親と5分ほど話をすること、わからない漢字は調べることをすすめています。

最近は一般常識が欠けていて、説明するときに使う言葉がわからない生徒が増えています。

つい最近聖徳太子について教えているときに、『天皇ってなに?』と聞かれて困りました。

その生徒の記憶には、聖徳太子ではなく、自分で疑問に思った『天皇』の説明が残ってしまうと思います。

新聞の話題をするのは、共働きだとなかなか難しいようですが・・・

時事問題も増えていますし、ひとつの成績アップのポイントだと思います。

長文失礼いたしました。
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コメントありがとうございます (塾長@べんきょうなせん)
2011-04-19 01:10:24
>たけちゃん先生様

>最近は一般常識が欠けていて、説明するときに使う言葉がわからない生徒が増えています。
>新聞の話題をするのは、共働きだとなかなか難しいようですが・・・

まさにその通りで。怒ってやらせても限界があるし、あわせ過ぎるても質が下がっていくばかりで。

生徒たちには、常識が必要な理由とどうすれば常識が身につくかを教え、保護者には日常の中でできるコミュニケーションの具体例を提案することにしています

最初は手間がかかりますが。そのうちこちらが教えなくてもちゃんとできるようになりますね

最低で二三年かかるんですけどw

目に見える結果を短期で出さなきゃならない大手塾にはできないことですから、うちではこれで押すつもり

また是非コメントください
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