べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

中二、4月実力26位→中三、5月実力9位|学習塾あすく相談事例

2013年07月14日 | 学習塾 あすく
 211人中26位。中二4月実力試験5教科の学年成績です。悪くないですね。

 でも、しゃべらない。学習に必要なことも、しゃべらない。連絡事項も、しゃべらない。塾に慣れてきても、やっぱりしゃべらない。

 わたしが塾の2階で作業をしていると、声もかけずに…え!?帰っちゃったよ!あれ????

 ワークは、やりなおしを含め問題なさそうです。音読は、声は小さいものの間違いはほとんどない。授業でのわたしとの対話も、とっかかりを提示してあげれば、返事は的確にかえってきます。しゃべ"れ"ないわけではなさそうです。思考そのものではなく、思考のアウトプット(出力)になにかひっかかりがあるのかもしれません。


 しゃべり出す"とっかかり"が必要なだけだとしたら、思考過程を文字情報として書き出しそれを見ながらしゃべることにすればどうでしょうか?


(仕事で必要なしゃべりを身につける!)

1、声を発すること。

これは、ルールです

2、復唱をする。マネる。

復唱は、主語+述語一文で簡潔に。補足は、その一文を言い切ってから

3、メモを取る。

メモは、日時を付け主題をカッコ付きで。主項目と副項目を改行で分ける。番号や矢印や略号を使う

4、メモを見ながら考え、答える。

まず答える。そのうえで、わからなければ自分から聞き直す


 これは"練習"です。あなたがこの4つのルールを守っている限り、ヒントと手助けはもらえます。仕事で社会に出たときが本番です。それまでに失敗と練習を積み重ねておかなければ、試合で勝てませんね。練習のうちに声を発し、どうどうと間違えていきましょう。


 マイペースとか、大器晩成型とか、「変った子」とか、そう呼ばれる意外にたくさんの子どもたちのことも思い出しました。

 学生将棋で九州2位の子を教えていたことを思い出しました。自分で参考書や解説をゆっくり読み通し解いてから、こういう解き方であってますかと質問してきます。棋譜(きふ)の検討をやっているかのようでした。独特です。一度理解した解法はもう間違いません。応用力も非常に高かった。


 ヒトの認知や思考過程は、一様ではないのです。結果が出しやすい方法はいくつか存在はしますが,、絶対唯一の方法はありません。どうしてできないのかと悩むより、どうしたらできるのかを試してみましょう。思っていたよりずっとたくさんの、解決方法がありますから。

 中三5月実力試験は、211人中9位でした。(塾長)


 なお、個人情報保護のため数例をひとつにまとめて書いています。成績そのものは、ひとりの実例です。


なぜできないかより、どうやったらできるかを試そう|学習塾あすく相談事例

高一、1学期定期108位→2学期定期72位|学習塾あすく相談事例

>なぜできないかで悩むより、どうやったらできるかを試そう。悩んで立ち止まるより、ずっと先へ進めます。ゆっくりでも進み続ければゴールできます。

>その方法を自分で見つけ出せないかもしれません。世の中で、なにもかもひとりでやることなんて求められていないんです。親だからといって正解を知ってるわけでもありません。もっと外にむかって相談してみよう。


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