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いつも本当に欲しいものが手に入れられない。佐野元春の1987年の作品で、"99 blues"です。
佐野元春(さのもとはる)は現在、音楽の原盤制作や管理を自身のレーベルで、宣伝と流通はインターネットと大手レコード会社への委託(いたく)を利用し、音楽活動を自身でコントロールしています。
83年元春は、事務所解散をきっかけにアメリカへ渡り、プロデュースやマネージメントも自身でやっていきます。弁護士を雇って音楽ビジネスも学んだといいます。自由であるためには、自身がチカラをつけ準備も必要です。20年以上ゆっくり積み重ねていきます。
小さくとも自身のチカラで納得のいく生き方を手に入れる。国家や大企業にまかせない生き方。1955年から1964年ごろのアメリカ文学のビートニクス(ビートジェネレーション)の影響がうかがえます。
ビートは、ただの夢では終わらない
ユーモアもない
真実もない
フェイク(fake・装った)したスマイルはとてもさびしい
フェイクしたスタイル(style・やり方)はとてもさびしい
佐野元春 - 99 blues
blues(ブルース)とは、"ゆううつ"や"気のめいり"。解決できそうな具体的ななやみではなく、ぼんやりとした"よりどころ"のない気分のこと。
1985年ドル高による貿易赤字になやむアメリカは、先進国諸国と為替(かわせ)取引などへ協調介入する"プラザ合意"を発表します。貿易や為替といった海外との取引ですから、ドルが下がれば円は上がります。日本では急激な円高が進み、1ドル=240円前後だった為替相場がたった1年で1ドル=150円台に。
"ドル高"は、海外の通貨に対しドルの価値が上がること。ドルの価値が高いので、海外での買い物つまり輸入が有利に。逆に輸出は不利になります。
同様に"円高"も輸入が有利に輸出は不利になります。急激な通貨高も通貨安も、おたがいの国の経済バランスをくずし大きな問題を起こします。
2009年をニュースでふりかえる(4)|いまの日本はデフレーション
円高ドル安により起こる貿易摩擦解消のため、中曽根(なかそね)内閣は国内需要(じゅよう)の拡大を国際公約し公共投資を拡大します。国内景気が刺激されることになります。
また、法人税が42%から30%へ、所得税最高税率が70%から40%に引き下げられ物品税も廃止されます。国内需要を呼び起こすことで、海外とのおカネの流れ貿易黒字を減らそうとしたのです。ここであまったおカネは土地や株式の購入に使われ、土地価格や株価の高騰(こうとう)を引き起こします。
バブル景気の始まりです。
バブル景気は、1986(昭和61)年から1991(平成3)年まで続きます。
土地や株式は、本来それを利用してモノやサービスを生産する手段です。バブル景気によって土地価格や株価が高騰し始めると、土地や株式を売り買いするだけで大きな利益が得られることにもなります。
土地や株式といった資産の値上がりで利益を得る資産経済からは、モノやサービスといった新たな価値は生まれにくい。たとえば、土地が値上がりしすぎれば、新しい工場やお店は建てにくくなります。実体経済に見合わない資産経済は、いつか行き詰まります。
バブル崩壊(ほうかい)です。
政治や経済には流れがあり、みながのぞむようには動かない。個人ができるのは、その流れを学び利用することです。
80年代って、若者や女性そして地方が、消費の主役になっていった時代でもあります。
もし、ボクがあなたが"消費の"主役で終わるのなら、そのビートはいつか泡と消えてしまいます。(塾長)
ビート・チャイルドは、どこにいる?(4)|テレビには映らないビートもある
ビート・チャイルドは、どこにいる?(3)|ほら、ビートはここにもある
ビート・チャイルドは、どこにいる?(2)|すべての大人に感謝します!
ビート・チャイルドは、どこにいる?(1)|映画「ベイビー大丈夫かっ」
いつも本当に欲しいものが手に入れられない。佐野元春の1987年の作品で、"99 blues"です。
佐野元春(さのもとはる)は現在、音楽の原盤制作や管理を自身のレーベルで、宣伝と流通はインターネットと大手レコード会社への委託(いたく)を利用し、音楽活動を自身でコントロールしています。
83年元春は、事務所解散をきっかけにアメリカへ渡り、プロデュースやマネージメントも自身でやっていきます。弁護士を雇って音楽ビジネスも学んだといいます。自由であるためには、自身がチカラをつけ準備も必要です。20年以上ゆっくり積み重ねていきます。
小さくとも自身のチカラで納得のいく生き方を手に入れる。国家や大企業にまかせない生き方。1955年から1964年ごろのアメリカ文学のビートニクス(ビートジェネレーション)の影響がうかがえます。
ビートは、ただの夢では終わらない
ユーモアもない
真実もない
フェイク(fake・装った)したスマイルはとてもさびしい
フェイクしたスタイル(style・やり方)はとてもさびしい
佐野元春 - 99 blues
blues(ブルース)とは、"ゆううつ"や"気のめいり"。解決できそうな具体的ななやみではなく、ぼんやりとした"よりどころ"のない気分のこと。
1985年ドル高による貿易赤字になやむアメリカは、先進国諸国と為替(かわせ)取引などへ協調介入する"プラザ合意"を発表します。貿易や為替といった海外との取引ですから、ドルが下がれば円は上がります。日本では急激な円高が進み、1ドル=240円前後だった為替相場がたった1年で1ドル=150円台に。
"ドル高"は、海外の通貨に対しドルの価値が上がること。ドルの価値が高いので、海外での買い物つまり輸入が有利に。逆に輸出は不利になります。
同様に"円高"も輸入が有利に輸出は不利になります。急激な通貨高も通貨安も、おたがいの国の経済バランスをくずし大きな問題を起こします。
2009年をニュースでふりかえる(4)|いまの日本はデフレーション
円高ドル安により起こる貿易摩擦解消のため、中曽根(なかそね)内閣は国内需要(じゅよう)の拡大を国際公約し公共投資を拡大します。国内景気が刺激されることになります。
また、法人税が42%から30%へ、所得税最高税率が70%から40%に引き下げられ物品税も廃止されます。国内需要を呼び起こすことで、海外とのおカネの流れ貿易黒字を減らそうとしたのです。ここであまったおカネは土地や株式の購入に使われ、土地価格や株価の高騰(こうとう)を引き起こします。
バブル景気の始まりです。
バブル景気は、1986(昭和61)年から1991(平成3)年まで続きます。
土地や株式は、本来それを利用してモノやサービスを生産する手段です。バブル景気によって土地価格や株価が高騰し始めると、土地や株式を売り買いするだけで大きな利益が得られることにもなります。
土地や株式といった資産の値上がりで利益を得る資産経済からは、モノやサービスといった新たな価値は生まれにくい。たとえば、土地が値上がりしすぎれば、新しい工場やお店は建てにくくなります。実体経済に見合わない資産経済は、いつか行き詰まります。
バブル崩壊(ほうかい)です。
政治や経済には流れがあり、みながのぞむようには動かない。個人ができるのは、その流れを学び利用することです。
80年代って、若者や女性そして地方が、消費の主役になっていった時代でもあります。
もし、ボクがあなたが"消費の"主役で終わるのなら、そのビートはいつか泡と消えてしまいます。(塾長)
ビート・チャイルドは、どこにいる?(4)|テレビには映らないビートもある
ビート・チャイルドは、どこにいる?(3)|ほら、ビートはここにもある
ビート・チャイルドは、どこにいる?(2)|すべての大人に感謝します!
ビート・チャイルドは、どこにいる?(1)|映画「ベイビー大丈夫かっ」