150号 10−11−17
労働党勝利
ニュージーランドでは、9月23日に総選挙が行われました。
10月19日にNZ First党Winston Peters党首が労働党と連立を
組むと発表し、労働党が政権を取ることになりました。
その結果、37歳のJacinda Ardine氏が首相となりました。
9年振りに政権が国民党から労働党に変わりました。
総選挙を2ヵ月後に控え、最新の世論の支持率が25%未満と1995年以降最低の
支持率となり、責任を取ってAndrew Little氏が党首を辞任しました。
副党首のJacinda Ardern氏が労働党の新党首に就任しました。
わずかの期間に若いJacinda氏が労働党のイメージを高めました。
9月23日、投開票されたニュージーランド総選挙の結果は国民党が58議席
(得票率46%)、労働党が45議席(36%)、ニュージーランドファースト党
は9議席(7.5%)、緑の党は7議席(5.8%)という結果となりました。
定員120議席に対し国民党と労働党いずれも過半数を獲得する事が出来ず、
連立政権に向けNZ First党の支持獲得に向け、両党ともNZ First党の
Wilston Peters党首との連立協議をしていくと発表しました。
国民党、労働党とWilston Peters党首は、話し合いを重ね、開票から
一ヶ月かかってやっと、10月19日に労働党と連立することを発表した
のでした。
Wilston Peters氏は副首相と外務大臣を兼任することになりました。
今週火曜日に国会が正式に招集され、Jacinda Ardern氏率いる労働党
の政治が始まりました。
新政権では、子供の貧困問題、大学・職業専門学校費用の無料化、移民の削減、
水税導入と国内全ての河川を綺麗で泳げるように取り組むことになります。
以上が、ここ1ヶ月の流れです。
国民党は、お金持ちの支持者が多く、経済中心の政策であったと思います。
たぶん国民党が勝っていたら、現状維持、政策的にはあまり変わりはなか
ったと思います。
9年ぶりの労働党の政権、37歳の若い首相に不安を感じている人も多い
です。
しかしながら、これまでなおざりにされてきた地方への援助や、水を含めて
の自然への取り組みは評価されていいと思います。
貧困や住宅問題がこの3年でどれくらい解決されるかわかりませんが、
なんらかの変化はあると思います。
いずれにしても小さな国ですので、うまくいかなければ、次の政権で立て直し
を図れると思います。
独裁や一党にかたよった政治より、ある意味、労働党と国民党の力が五分五分
というのは、健康的だと思います。
昨日は、Jacinda Ardern氏の飼い猫Paddlesの交通事故死がニュースに
なっていました。
家の前の道で轢かれたようです。
Jacinda Ardern氏は、Face bookに
“On behalf of Paddles, please be kind to the SPCA.
They found her before we did and we will always be
grateful for that."
と書き込んでいます。
そのせいでSPCAに募金が集まっているそうです。
前回のメルマガが書いたように、ふーちゃんを含め3匹の猫を、我が家も
SPCAから養子にしています。
Jacinda Ardern氏の庶民性も今回の勝利に鍵であったと思いました。
労働党勝利
ニュージーランドでは、9月23日に総選挙が行われました。
10月19日にNZ First党Winston Peters党首が労働党と連立を
組むと発表し、労働党が政権を取ることになりました。
その結果、37歳のJacinda Ardine氏が首相となりました。
9年振りに政権が国民党から労働党に変わりました。
総選挙を2ヵ月後に控え、最新の世論の支持率が25%未満と1995年以降最低の
支持率となり、責任を取ってAndrew Little氏が党首を辞任しました。
副党首のJacinda Ardern氏が労働党の新党首に就任しました。
わずかの期間に若いJacinda氏が労働党のイメージを高めました。
9月23日、投開票されたニュージーランド総選挙の結果は国民党が58議席
(得票率46%)、労働党が45議席(36%)、ニュージーランドファースト党
は9議席(7.5%)、緑の党は7議席(5.8%)という結果となりました。
定員120議席に対し国民党と労働党いずれも過半数を獲得する事が出来ず、
連立政権に向けNZ First党の支持獲得に向け、両党ともNZ First党の
Wilston Peters党首との連立協議をしていくと発表しました。
国民党、労働党とWilston Peters党首は、話し合いを重ね、開票から
一ヶ月かかってやっと、10月19日に労働党と連立することを発表した
のでした。
Wilston Peters氏は副首相と外務大臣を兼任することになりました。
今週火曜日に国会が正式に招集され、Jacinda Ardern氏率いる労働党
の政治が始まりました。
新政権では、子供の貧困問題、大学・職業専門学校費用の無料化、移民の削減、
水税導入と国内全ての河川を綺麗で泳げるように取り組むことになります。
以上が、ここ1ヶ月の流れです。
国民党は、お金持ちの支持者が多く、経済中心の政策であったと思います。
たぶん国民党が勝っていたら、現状維持、政策的にはあまり変わりはなか
ったと思います。
9年ぶりの労働党の政権、37歳の若い首相に不安を感じている人も多い
です。
しかしながら、これまでなおざりにされてきた地方への援助や、水を含めて
の自然への取り組みは評価されていいと思います。
貧困や住宅問題がこの3年でどれくらい解決されるかわかりませんが、
なんらかの変化はあると思います。
いずれにしても小さな国ですので、うまくいかなければ、次の政権で立て直し
を図れると思います。
独裁や一党にかたよった政治より、ある意味、労働党と国民党の力が五分五分
というのは、健康的だと思います。
昨日は、Jacinda Ardern氏の飼い猫Paddlesの交通事故死がニュースに
なっていました。
家の前の道で轢かれたようです。
Jacinda Ardern氏は、Face bookに
“On behalf of Paddles, please be kind to the SPCA.
They found her before we did and we will always be
grateful for that."
と書き込んでいます。
そのせいでSPCAに募金が集まっているそうです。
前回のメルマガが書いたように、ふーちゃんを含め3匹の猫を、我が家も
SPCAから養子にしています。
Jacinda Ardern氏の庶民性も今回の勝利に鍵であったと思いました。