福生町食堂 そら豆 こまめ

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今日はなんだかいい日

2005-12-06 | 空豆
なんだか懐かしい人からメールがどんどん来た。
自分で、メールを送っていた、返事なのですが
返ってくるって良いですね。嬉しくなりました。
小説を読んでいて恥ずかしい・・・と彼は言っていましたが。
僕の知っている彼と彼女は、僕がみていても恥ずかしくなるぐらい可愛い二人です。
ちなみにあの小説は、僕が20歳ぐらいに、構想はもともとあってある程度の流れは出来ていたんです。
そして、今の大切な人に出逢ってその続きが出来たのです。なので半分ノンフィクションなのです。

どうですか? 処女小説です。

2005-11-20 | 空豆
まだ、動物園までしか、書いていませんが、書き直し書き足しも、していますので更新されていないのではないので読み直してみてください。感想などもあれば、よろしくお願いします。皆の足跡が書く心の活力になります。

ある少女の1日   『動物園の巻』     by空豆

2005-11-15 | 空豆
黙ったまま、二人は駅を降りた。電車には10分も乗っていなかっただろう、改札を出ると、森があり広場なのだろう、水の出ていない噴水がある。小便小僧も不景気のあおりを食らっているのか、白い肌も所々くすみ、シミが出て来ていて子供というより、小柄な老人の様にも見える。それでも、彼は仕事をしているようだ。あの彼の役を、果たしていないあのスタイルは虚しく写っている・・・・
そして二人は、手をつなぎながらズンズン歩いていく。さり気なく遠くの方から、コーネリアスの『MOON WALK』(砂原良徳バージョン)がさり気なく聞こえてくる。
そこには、懐かしくもあるが昔は良かったと誰もが語ってしまうような動物園の入り口だ。

動物園の入り口、白のスーツを着た笑顔がばっちり決まっている、伊勢丹の案内の所に居るデパガーかと思うような格好した、少し浮き気味の女性にチケットを渡し、渡されたパンフレットを広げながら、何かを目指しだした。そしてCibo Matto Sugar water』が寂しく聞こえてくる。
園の中には、順路を示した矢印もあったが、二人は渡された地図を見ながら目的の動物を目指している。二人に園の案内標識などは、なんの道しるべにもなっていない。大事なのは何を目指すかということだ。
二人はサイの檻の前だ。彼は、サイが好きらしい。
彼女は彼の手を握ったまま、隣の猿山を眺めている様にも何かを探している様にも見えるが、手をつないだままキョロキョロしている。まるで、迷子になるの感じさせている子供の様だ。目をつむりサイを感じようとしている。何かを彼はサイに送っているようだ。だが思いはサイに通じない、通じるはずもないのだが。
サイは、不満をつのらせている様にも、窮屈そうにも、諦めの顔なのだろうか?サイから色々思いの表情が伺える。まあ、お互いが通じ合っていたら、もっとサイにとっていい環境いい友達になれているだろうしね。
彼はサイに何を伝えたいのか、サイの鎧は角はどんな時に使っているのか?攻撃する為に鎧を身にまとっている訳ではなく、守る為にある鎧なのではないか、あの優しい目から何を見ているのだろう、この檻の中からどんな事を感じ、想像しているのだろう似ても似つかない2人なのに・・・ かすかに流れて来た、Fantastic Plastic Machine『There Must Be An Angel (Playing with My Heart)』

まるで動物園の檻の様に、自分達に檻を造り孤立するしかないのか、安全は確保されないという事なのか。
人類は、時々残酷だ。力があり、攻撃に対応していて準備のいい人間は狙わない。弱く、準備の出来ないもしくは、出来なくなってしまった瞬間を、ハイエナのように、仲間を連れ添って、中途半端に生半可に・・・。その結果が、安易に信じる事や助け合う事にためらいが生まれる寂しい人類になってしまった。


またしても、標識なんておかまいなしに進みだした。
お次ぎはゾウだ。4頭の像は、アジア象とインド象の2種類2頭ずつ1つの檻にいて2頭ずつ隣り合わせの、檻に入れられている。象はなんとも窮屈そうだ、象は、あまり動かない。
アジア象のモモとインド象の花子は、お互いの仕切られた柵の隙間から、長い鼻をのばし絡め合いながら言葉?鳴き声をはしている。何かを訴えているようにも見え、寂しげで明らかに何かに満足という鳴き声ではなく不満や恐怖を感じさせるものだ。二人も、その檻の前に手を繋いだまま、しばらく立ちつくしている。会話は無いというより、必要としていないと言った方が良さそうだ。


モモと花子の鳴き声は寂しく、響きわたる。周りに他に人も居ないので余計だ。
そこに立ち尽くしたままつなぐ手を、ぎゅっと繋ぎなおしていた。
彼女の頭をがさつに髪を撫で、顔から安堵の雰囲気が漂う。目から涙が、軽く流れていた。
その姿は、象と彼女の気持ちがシンクロしているようにも見える。彼は何も言わず、ただ彼女の心支えるように、彼女の体を支えていた。崩れないように、踏んばっている。
『やっと逢えたね』と彼女、『本当だね・・・』
                   


ある少女の1日。   『駅の巻』    by空豆

2005-11-13 | 空豆
彼女は、駅の地下にいた。新宿駅なのだろう、なぜかというと、こういう大きな通路で、両側を、大量な人が歩けるという駅は、僕があまり知らないと言うだけでそう思う。
大量に人が行きかう中、彼女は何処からかコカ・コーラなどを入れるプラスティックの箱を持ってきて、その上に立っている。
そして人の眺めを見ている。気持ちが良いのか?サラリーマンの頭しか見えないと思うのだが。
曲は、フリッパーズ・ギター『ビッグ・バッド・ディスコ』だ。
背が低いから、上から見たいのだろうか?
その人混みの中から、背の高い男の子が現れた。
頭はショートカットでさっぱりした感じで、ツンツンヘアだ、ファッションは、パンクスなのだろう、赤と黒のチェックのネルシャツに黒のスリムのデニム
赤茶の10ホールのドクターマーチンで黄色のステッチが入っている。この二人はつき合っているのかは、確かめるすべはないが、二人はお似合いな感じがする。
彼は通行人の中でも、頭ひとつ分出ているので、ひときわ目を引く。
彼は真っ直ぐ彼女の方を、見て歩いている。彼女も嬉しそうに見ている。二人の目線は、お互いを繋げている。愛や恋というたぐいではなく、温かい温もりのある目線だ。
彼は彼女の前に立つと、二人はフレンチキッスを交わした。
二人は、抱きしめ合うでもなく、手をつなぎ歩き始めた。
曲は、カヒミカリィ『zoom up!』に変わっていた。
二人はただ真っ直ぐ、駅の通路を手をつないで歩く、しかも真ん中をだ。周りのサラリーマンは迷惑そうな顔をしているが、道をあけている。やっかいなことには、巻き込まれたくないという感じだ。サラリーマンと二人の時間は違う。明らかに二人は、二人の空気を楽しんでいるようだ、しかし、周りのサラリーマンは朝だからだろう、急いでいる。
そんな周りをよそに、二人は、自分たちのこの時間を大切にしているように見える。


ある少女の1日。 『朝の巻き』      by空豆

2005-11-13 | 空豆
部屋の中に布団が1つある。あるというより、誰かが寝ているのか?人の上に、布団が掛かっている。
天井は妙に低い、なんだろう妙に昔っぽい。格子状に細い角材が張り巡らされている。
頭側には窓があるらしい、カーテンの隙間から、光が差し込んでいる。多分、朝なのだろう。
何時ぐらいなのだろうか?スッキリする光が射している。
ビックリするぐらいの、音がいきなり、ぶつかって来た!何だ!音楽だ!しかも、その音楽は目覚ましなのだろうか?
布団に寝ていた人が、飛び起きている。天井に頭を、ぶつけるのではないかと思うぐらいの、ジャンプだ!
天井もそのぶん低いのだが。音にビックリしたのか?でも布団の上で、ノリノリだ!音楽は目覚ましだったのだろう。
ブルーハーツ『世界のまん中』にのって、踊っている。と思ったら、女の子だ!彼女は、歯を磨きだした。それでも踊っている。
そして彼女は、布団をたたみだした、布団を三つ折りにする感じで。そして布団を、押し入れにしまった。
曲は、ブルーハーツ『少年の歌』彼女は、玄関に座り込み、ドクターマーチンの10ホールの靴紐を結わき、飛び出して行った。


あなたは…

2005-10-24 | 空豆
どれだけの他人を知っていますか?
どれだけの他人の弱さを知っていますか?
人は、どのように崩れていくか知っていますか?
惜しくも、あっけなく崩れさるもの、そこから這い上がるもの。
這い上がる為にはそれだけ頼れる人や信頼できる他人が居てこそ、だと思います。
他人を信用しろなんて、そんな簡単なことではありません。
恐ろしくもあり、とてもピュアなことなのかもしれません。
ピュアだからこそ、不確かで繊細で身勝手な事なのかもしれません。
皆様、心にゆとりがありましたら是非一度、自分の心に問いてみてください。
あなたの中の、ピュアで不確かな気持ち…
思いを預けられる大事な方はいますか?


空豆

すみまっせ~ん(*^_^*)

2005-08-29 | 空豆
まだまだネットつながらないので
更新遅れてます

引っ越しの荷物はまずまず運んではいるのですが…


今回、お仕事をまだ頂けました。

前回彼氏との1周年記念に詩をプレゼントした方から、今度は仲間の2次会の入り口にでかいやつとその仲間で持っていたいということで
そんな話を聞いていると羨ましくあり尊敬あり
暑い?熱すぎる仲間がまだあったなんていいですね
素敵です
ファミリーですよね
辛い時涙の時みんなで逢って笑顔に変えられる
それって最高ですよね
今回の作品は力強く気合いのある字を書かないと…!
今から気合いが入ります


空豆

僕の大事な言葉

2005-08-15 | 空豆
人々の心の中に僕の詩が残ればいい
僕の大事な人の中に
想いが伝わればいい
僕は何も考えずに想いを言葉にして
ぶつけるそして、その言葉を詩にして
人々の中に投げかけてみる・・・・・

そこにはどんな想いや人々の渦が生まれるのだろう

僕の大事な言葉
人々に伝わるのだろうか・・・・

正直に生きる事

2005-08-14 | 空豆
モノゴコロついた頃から僕はひねくれ者と言われて来た
なんだろう、正直に自分中では生きたつもりです
なので人にぶつかったり喧嘩したりそのわりに、かなり凹んでたり
なら言うなよという感じもする
自分の中の「人として人の中に生きるという事」という言葉がうなりお上げるのだ
僕の格言はこれなんだと思う・・・今思った今気がついたよ
本当に僕は弱い人間だなと構えていられない人間でちっぽけで駄目だなと思っていました

でもある人に出逢い言われました
「本当に心が弱い臆病な人ならもう既に向き合わないでしょ、あなたは向きあえる
傷つく事も分かっている嫌な思いもするでも、何かを変えたい変えないと、自分だけではなく
周りの人達の事まで背負って、いらぬ苦労を買っているのでは?」
そういわれて涙が出そうになった嬉しかった。
そんな、不器用な自分にも腹がたつまだまだ大人になれない自分・・・・・・

コメントをいつもくれている人の中に中学からの親友が居る
その友達に言われた言葉の中に思い出深い言葉がある
「お前はきっと自分の好きなように生きるだろう、俺はお前に様には生きないだろう
器用にも不器用にもお前には俺の無い物があるだからお前とは連絡を取り合おう
お前の人生を見ていたい」
その頃の僕には、意味が分からなかった馬鹿にされているのか?僕は友達の方が
高校・大学と推薦であがっていていい生活なんじゃないか?とその頃の僕は思っていたし
うらやましかった。
だから僕をさげすんでいるのか?馬鹿にされているのか?と、でもそれから何年もたたないうちに
誤解は解けた。
今の生活を見て分かるように僕は、波瀾万丈であるが、それなりには楽しんでいるし
いい人生だと思う、だからといってその友人が不幸せという事ではない
今でもその友人とは逢うし連絡も取り合っている、その友人が千葉に行けば千葉に行く
仙台に行けば仙台に行く、埼玉に戻れば埼玉に逢いにいく、そんな男の親友はなかなか居ないと思う
でも本当に逢えるのは2年に1回逢えばいい方だ。
あの時の言葉を僕は守りたいし、見せたいと思っている
どちらが幸せ不幸せとかそういう小さい事ではない
何あろうとどんな事があろうと背負っている物を時々の連絡の中で、話せる友達というのが
大事なのではないだろうか?
今度の引っ越しで逢えればいいな。
そしたら溜まりに溜まった会話をしよう、楽しもう。
まだ酒を断っているのかな・・・・・

僕は今でもこんなにいい親友をもった事を誇りに思う
いつも迷惑を掛けて、僕の我がままをぶつくさ言いながら聞いてくれた
親友に感謝です
本当に大変な時、死にそうな時に援助をしてくれたり
叱ってくれたり涙涙です
一生の中で一人だけだねこんな親友




文字を書くという事

2005-07-30 | 空豆
最近時々思う、僕は詩を作品にする時かなりな時間が掛かる
仕事をしながらというのもあるし、大切なのは気持ちの問題なのである
仕事をもらった時の詩は相手の方と詩を話し合いながら造った物で
その人の相手に対する想いと僕のその人からもらったその方から渡したい人に対する想いの
代弁なのである
そんな簡単に想いを作品にはできない
待ってる人も期限もある
そんななかの葛藤である
でも貰った人作品を見た人の気持ちが和んだりうれしく思う気持ちを
もってもらえるならばと思えばこそ書ける物である

詩も同じ事で、自分の事や相手の事人から聞いた恋話など
自分より人を見たり聞いたりしてインスピレーションを受けてから書く事が多い
頭のなかで、言葉が降りてくる
その言葉を大事に考える
そして自分の想いを重ねていく
なのでなんこもなんこも出来上がってくる
なっとくできる詩は30できて1個の時も10個の時もあるが
早々できる物ではない
だから一つ一つの詩の大切さが生まれてくるのです



そんな作品です
                       空豆

恋と言う勝手なわがまま

2005-07-08 | 空豆

勝手に心 揺らぐ
知られる事も、知らせる事もない
僕の中にある・・・・

簡単なものではなく
難しいものではない
ただ、ただ 
好きだという想いを
爆発させる
 
いつかは解らない・・・・

簡単ではなく
本当に求めるもの知りたい・・・・
何かが変わり、何かを変えられる
そんな恋の勝手なわがまま・・・・


                 空豆

作品を造る過程

2005-07-05 | 空豆
作品を造るにはまず詩を造ります詩のスタイルは非常に短いです。
4~5行ぐらいです、昔の恋や今の恋、出逢った人からのインスピレーション
などによっても出来てきます
プレゼント用などで頼まれた詩の場合は、その人の送りたい気持ちを僕にぶつけてもらいます
その人から、言葉のヒント想いを僕が固めていきます



その詩を何度も下書きをして、ある程度の形や文字のスタイルを決めていきます
本ちゃんまでにかなりの下書きを書きます。
構図が決まれば、後は本番で納得のいく作品に仕上げていきます。
そして、僕の納得のいく作品にだけ空豆の落款が押されます
その書いた紙を裏打ち(ペラペラの紙を裏を付けて固くします)に出します


裏打ちが仕上がって来たら、額に入れて出来上がりです

発注を受けた場合は、額の裏にその方に向けて僕らのメッセージを入れさせていただきます。
こんな感じで作品は出来ていきます
白い和紙だけでなく、絞りの和紙を使ったり画用紙、キャンバスなど
書く物にはあまりこだわりなく詩をのせていきます。
筆で書いたり、詩を書いていると簡単に出来ていそうですが、行程だけだとこんな感じです

この世にたった一つの物を造るという事は、何度見ても飽きがこない、見ていて色々なメンタルの
部分でも、力を与えられる。でないといけないと思うのです、僕は造りながらその気持ち力を
作品に乗せられる集中力を高めて作品に乗せていきます

機会がありましたら、そんな空豆の作品を見てください



お問い合わせ
BeanS Worksop
東京都在中
beansworksop@mac.com
     空豆


いきなり新作の詩   BY空豆

2005-07-03 | 空豆
恋と言う勝手なわがまま

勝手に心 揺らぐ
知られる事も、知らせる事もない
僕の中に・・・・

簡単なものではなく
難しいものではない
ただ、ただ 好きだという想いを
爆発させるという事
 
いつかは解らない・・・・

簡単ではなく本当に求めるもの
知りたい・・・・
何かが変わり、何かを変えられる
そんな恋・・・・


                 空豆