「たにぬねの」のブログ

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備忘録(六前後前前後)_2020大暑立秋ver.1.07701

2020-08-22 11:27:28 | ビボウロク
詠んだ時の備忘録として興醒めの極みですが自身の俳句の説明です、大暑立秋は 縦持ち、魚の切り身、小さな才知、飛行形態、あれがデネブアルタイルベガ です。

縦に持ち一突きで割る山雀や(たてにもち / ひとつきでわる / やまがらや)
普段は長辺方向について左右の脚で抑え、膨らんだところを突き殻を割るが典型的な形をしたヒマワリの種をみつけたとき、縦持ちとでも表現すればいいだろうか、膨らんだ側を足先でしっかりホールドして尖った感じの先の一点を嘴で突き、見事に中身の実を取り出していく。
縦に持ち一突きで割る山雀よ(の、や、は、)
縦持ちの一突き去り(割り)し山雀や


海の幸炒める相手夏野菜(うみのさち / いためるあいて / なつやさい)
リーズナブルな価格になっている魚の切り身を買って帰り、家にあった夏野菜とともにオリーブ油で炒めたら美味しく仕上がった。
(もうちょっと書きたいので、つづくかも)

山雀の小さな才知野良が間や(やまがらの / ちいさなさいち / のらがまや)
自然に生きる山雀が見せる試行錯誤の数々はヒトという偏った存在の瞳にも賢明に映る。
弱肉強食の野良の世界。さっきの失敗を改善しないとやられっぱなしなので次の機会には対応を変える、そのような様子を日々見せてくれる山雀たち。
(回文俳句です。小鳥、虫などの生態で感動することに出会ったら小さな才知は中七として今後も多投する予定。)

何故アゲハ若菜の表紙藤村忌(なぜアゲハ / わかなのひょうし / とうそんき)
中津川へ出かけることになり、ダウンロードしたきり夜明け前をほとんど読めてないことを思い出す。とはいえ出かけるまでに読了叶わぬ日数に思われたので、表紙の揚羽蝶が素敵な若菜集を柄にもなく読んでみた。読後、ふと思う。表紙に揚羽蝶が描かれているがなぜだろう。ふと思ったのでこれからじっくり調べるつもり(、藤村広場の敷地のモチーフになってるぐらいだから調査・考察はありそう)だが、ふと思ったのが大磯で没した日に遠からずだったので詠んじゃおう。
何故アゲハ?若菜の表紙藤村忌
在り来たりな推測を裏付けるべく、改めて本編を、挿絵を探して目を通してみる。
本編で蝶が出てくるのは、強敵、別離、春 五 うてや鼓、雄馬、鶏(漏れがあったらごめんなさい)ってところでした。
挿絵は国立国会図書館デジタルコレクションを頼ってみようかなって感じで閲覧。

そうこうしているうちに、「装釘に就て 『春』と『家』及び其他」中に
「一番初め『若菜集』を出した時は中村不折君が、骨を折つて描いて呉れた。自分でも注文もしたが、不折君の自分の考へも入れて描かうと、朝なんぞ写生に出掛けて呉れたりした。中村さんの装釘は『若菜集』で、大分知られて来た様な形も有つた。中村さんは自分で挿絵も描いたが、その時分「日本新聞」にも描いて居たかと思ふが、本の装釘は私の詩集の処女作が、初めてで、不折君も処女作で有つたらうと思ふ。」なんて書いてあるのを見つけた。

(気紛れ調査継続中?)

アレガって星あるかもで寝不二星(アレガって / ほしあるかもで / ねぶじせい)
夏の大三角を見ると、ある歌詞が浮かび、障り猫がヶ原さんと暦くんの進展を電光石火と表現した心中を想像し、胸が締め付けられるよ。
旧暦の七夕を「処暑を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔の瞬間を含む日から数えて7日目とした場合」、今年は8/25(来年は8/14、再来年は8/4、昨年は8/7)です。
アレガって星があるかもベガを指す(みる、みて)、ベガひかり(みつめ、輝、指して、眺め)、アルタイル(二つ星、二星みる)
アレガって星あるかもで寝不二星


備忘六前後前_2020

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