『長くつ下のピッピ』の幸せな幸せな日_むすぶと本。 『外科室』の一途_第一話 野村美月 ファミ通文庫
泣けました。
お母さんに捨てるといわれてピッピさんを持ってプチ家出までしたり、
修学旅行のリュックに忍ばせたりなどなどするほど大好きだった本を
普段は使わない駅で降りて、そのままベンチにずっと座って涙ぐんだりして末に、
置いていくことで遠ざけることにしたなんて、
泣けました。
理不尽とは言わないけど大人のルール・都合・事情の類で不当に苦しむ子供をみるのは辛い。年端の行かない子供が感じる不自由について上手いこと描いているなんて陳腐な感想しか書けないけど、色んなタイミングにおけるハナちゃんの気持ちとそれを見守るピッピさん、切なかったです。
だから
「あたし……子供のころ、弱虫だったから……強くなりたかったの……」や
「なんだ・・・・・・ストーカーじゃなくて、ただのお節介くんか」、
「・・・それで、ピッピの続きを買って読んでみる」 新しいピッピも、あたしのこと好きになってくれたらいいなぁ・・・・・・など節々の言葉に遠ざかっていたもののハナちゃんのまま高校生になった様子が自然と分かり、幸せな幸せな日を読んだ方も幸せになれました。
それにしても悠人先輩のピッピさんをハナちゃんに渡す様子、
「オレが見たところ、あと一歩かな」からの
「実は、むすぶから本を預かっているんだ」
「きみから、むすぶに返してもらえるかな」が見事だったので
袋から手に取って読みはじめる件りは・・・・・・やっぱり&安堵で泣けました。
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泣けました。
お母さんに捨てるといわれてピッピさんを持ってプチ家出までしたり、
修学旅行のリュックに忍ばせたりなどなどするほど大好きだった本を
普段は使わない駅で降りて、そのままベンチにずっと座って涙ぐんだりして末に、
置いていくことで遠ざけることにしたなんて、
泣けました。
理不尽とは言わないけど大人のルール・都合・事情の類で不当に苦しむ子供をみるのは辛い。年端の行かない子供が感じる不自由について上手いこと描いているなんて陳腐な感想しか書けないけど、色んなタイミングにおけるハナちゃんの気持ちとそれを見守るピッピさん、切なかったです。
だから
「あたし……子供のころ、弱虫だったから……強くなりたかったの……」や
「なんだ・・・・・・ストーカーじゃなくて、ただのお節介くんか」、
「・・・それで、ピッピの続きを買って読んでみる」 新しいピッピも、あたしのこと好きになってくれたらいいなぁ・・・・・・など節々の言葉に遠ざかっていたもののハナちゃんのまま高校生になった様子が自然と分かり、幸せな幸せな日を読んだ方も幸せになれました。
それにしても悠人先輩のピッピさんをハナちゃんに渡す様子、
「オレが見たところ、あと一歩かな」からの
「実は、むすぶから本を預かっているんだ」
「きみから、むすぶに返してもらえるかな」が見事だったので
袋から手に取って読みはじめる件りは・・・・・・やっぱり&安堵で泣けました。
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