→♂♀←_no.14_2021:『すべてはモテるためである』と、ショートボブのキュートな彼女は言った

『すべてはモテるためである』と、ショートボブのキュートな彼女は言った_むすぶと本。『嵐が丘』を継ぐ者_第四話　野村美月　KADOKAWA

ルルロフ殿下と内木くんとエリちゃんがどうなるんだろうと考えながらチンプイを楽しんでいた者にとって、あの程よい雰囲気を夜長姫、妻科さん、むすぶくんらからも感じられる。

※ネタバレ注意報発令↓

第四話で妻科さんはむすぶから夜長姫の存在を打ち明けられるが
ーー本と別れて、あたしとつきあって、なんて言わないから安心して。人間の女の子もいいものだって、榎木に思わせるように頑張るから。
なんて感じのすっきりした眼差しによる宣言！がなされちゃいます。

程よさの演出の一つとして欠かせないのは本来は好ましいことではない「先送り」を行ってもよい正当な理由が成立してることで、異星間結婚（だけではないが）のチンプイ同様、むすぶと本。でも、対本という（単純な話ではないが）感じで早急に解決を要しない状況が出来ている（し、両ケースとも並列的解決から法規外措置など、あらゆる可能性も今後の展開では自然になる造り）。

そればかりか、直前の第三話で魅力的な蛍さん加入による物語の厚み増し増しの大盛りで
ながーく楽しませてくれそうだ。
（まとまってない＆書き足りない感じなので、つづくかも）

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