ザ・フィンランド・システム 矢田龍生 矢田晶紀 産業能率大学出版部
フィンランドなど北欧と比較すると日米は所得格差が生活の豊かさ、貧しさに直結している気がしてしまう。
税金、給与額、R&Dなどなど。お金は非常に優れた媒体なのでこの媒体を使って還元といった行為で苦楽を共有できるはず。しかし、共通媒体ゆえに、たくさん集めて、好き勝手したいと考える人が出てくるのも仕方がないのかもしれない。
無闇矢鱈の好き勝手放題を抑制するには制度、人の心、どちらに訴えればよいのだろうか。前向きに両方をすることとフィンランドのシステムに教えてくれているような気がする。
などと書くと、聖人君子を求めているような印象を受けるかもしれないがそうではない。
例えば学問に対する姿勢。学問を身につけることが目的になるような仕組みである。学問を身につけ、身につけたことを使って結果まで出す。そこでお金も得られる。ありがたいから身につけるシステムの充実に協力的になれる。(←自ずと透明化)
もし、学問を身につけるだけでお金が得られやすくなれば、事態は変わる。例えば、身につけたフリをするとか。
公的支援機関
テケス、フィンプロ、オタニエミ・インターナショナル・イノベーション・センタ
ー、オウルテック、シトラ
産業クラスター
オウル:オウル大学、サイエンスパーク、テクノポリス
ヘルシンキ首都圏:(特にオタニエミ地区)ノキア、ヘルシンキ工科大学、サイエンスパーク、イノポリ
タンペレ:
トゥルク:
◇フルタイム社会人でありながらフルタイム学生が可能
◇小国ならではの多言語話者でグローバル化も前提条件のような振舞
◇R&Dのコストが低く、付加価値が低い産業においては高コストであるが
付加価値が高い産業においては低コスト
◇ベンチャー企業を助けるのではなく育てる
◇基本的に学費は無料
◇インターナショナル・リスクマネーへの意識の高さ
◇透明な政治体制、犯罪率の低さ、世界汚職清潔度ランキング第一位(2004_トランスペアレンシー・インターナショナルの資料)
☆ノキアの歩みの強さ
☆リナックスの崇高な精神
といった感じでフィンランドを教えてくれます。
で、OECDの統計とあわせてみると楽しいことも分かってくる。
OECD Factbook 2005 日本語版 経済、環境、社会に関する統計資料
経済協力開発機構(OECD)
OECD Factbook 2005 日本語版をみて_01
OECD Factbook 2005 日本語版をみて_02
フィンランドなど北欧と比較すると日米は所得格差が生活の豊かさ、貧しさに直結している気がしてしまう。
税金、給与額、R&Dなどなど。お金は非常に優れた媒体なのでこの媒体を使って還元といった行為で苦楽を共有できるはず。しかし、共通媒体ゆえに、たくさん集めて、好き勝手したいと考える人が出てくるのも仕方がないのかもしれない。
無闇矢鱈の好き勝手放題を抑制するには制度、人の心、どちらに訴えればよいのだろうか。前向きに両方をすることとフィンランドのシステムに教えてくれているような気がする。
などと書くと、聖人君子を求めているような印象を受けるかもしれないがそうではない。
例えば学問に対する姿勢。学問を身につけることが目的になるような仕組みである。学問を身につけ、身につけたことを使って結果まで出す。そこでお金も得られる。ありがたいから身につけるシステムの充実に協力的になれる。(←自ずと透明化)
もし、学問を身につけるだけでお金が得られやすくなれば、事態は変わる。例えば、身につけたフリをするとか。
公的支援機関
テケス、フィンプロ、オタニエミ・インターナショナル・イノベーション・センタ
ー、オウルテック、シトラ
産業クラスター
オウル:オウル大学、サイエンスパーク、テクノポリス
ヘルシンキ首都圏:(特にオタニエミ地区)ノキア、ヘルシンキ工科大学、サイエンスパーク、イノポリ
タンペレ:
トゥルク:
◇フルタイム社会人でありながらフルタイム学生が可能
◇小国ならではの多言語話者でグローバル化も前提条件のような振舞
◇R&Dのコストが低く、付加価値が低い産業においては高コストであるが
付加価値が高い産業においては低コスト
◇ベンチャー企業を助けるのではなく育てる
◇基本的に学費は無料
◇インターナショナル・リスクマネーへの意識の高さ
◇透明な政治体制、犯罪率の低さ、世界汚職清潔度ランキング第一位(2004_トランスペアレンシー・インターナショナルの資料)
☆ノキアの歩みの強さ
☆リナックスの崇高な精神
といった感じでフィンランドを教えてくれます。
で、OECDの統計とあわせてみると楽しいことも分かってくる。
OECD Factbook 2005 日本語版 経済、環境、社会に関する統計資料
経済協力開発機構(OECD)
OECD Factbook 2005 日本語版をみて_01
OECD Factbook 2005 日本語版をみて_02
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