「たにぬねの」のブログ

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→♂♀←no.9_2008_A.C.クラーク卿(追悼のつもり)

2009-02-07 18:54:42 | 今月のお薦め_XX.20XX
クラーク卿追悼のつもりで、といいながらわずか3項目で貧弱でありますが、、、ご容赦。

太陽からの風
内容があまりにも有名なため、なかなか読むに至らなかったが遂に読んだ。レースものらしく、作戦や決断など臨場感を感じながら楽しく読めた。勝手に持っていたクラーク作品のイメージとは異なり、他の作品も機会・切っ掛けをみつけて拝読しなくては思った。

太陽系最後の日
落ちや設定が普通なのに、作品に対する読後の印象は「意外性!」。それは太陽系に訪れた彼らが真剣に活動した賜物だろう。クラーク作品独特の特別な演出をしない、ストーリに左右されない登場人物たちの考え方・行動にフィクションではありがちにな落ち・設定ではなく、ドキュメンタリー・スポーツの如く、唯一無比な経緯として楽しめる≒”落ちや設定が普通とはいえ、物語中の日常的においては十分イベントチックなことであり読後の印象は意外性になる”≒(あなたやわたしのちっちゃな幸せや不幸に対する気持ち)ということにしておこう。
これが成立するのがクラーク卿の力量。

未来のプロフィル
現在、ある技術がどの辺りにいるのか、どのような状態にあるか、リアルタイムに把握することはもとより、とりあえずの仮定も難しいものだ。仮定というのは何でもありなので、”都度”若しくは”後に”修正することで設定できるはずだが、難しい。普通の人というのはブレテしまうものだから、リアルタイムに評価することが容易でなくなるのであろう。
と、すっかり、前置きが長くなってしまったが、クラーク卿は、空気を吸うようにこれができる(リアルタイムな技術などを評価する)、そして、未来のプロフィルという本はその良いお手本であると思います。

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ご本人に会う機会があれば

カタカナ交じりで
「アーサー・C・クラーク」とサインしてもらいたかった、、、、。

ハヤカワのフェスティバルで手に入れたサインが 唯一の想い出になりました。



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