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タンホイザーゲート付近より入電Ⅱ

『吉原手引草』

江戸後期、吉原で起こったある不思議な事件をめぐって謎を解いていく主人公。

ちなみに主人公は全く発言しない。

吉原で会った置屋の番頭、女将、芸者、女衒、太鼓持ち・・につぎつぎと事件をめぐる話を聞いていき、少しずつ事件の真相へと近づいてく。。

というミステリーであり、

同時に我々傍観者は、当時の吉原の風習、作法、習俗を垣間見ていくという歴史風俗ツアーでもある。

 

なかなか良かった。

 

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