発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
某社の公式ブロガーに当選を機に、地元密着型のブログをはじめました。

二兎社 シングルマザーズVol.2 ぶ~たん泣き笑い

2011-05-04 21:05:29 | 今日のラッキー
今回の二兎社の舞台シングルマザーズはザックリ言うと

離婚、非婚など様々な事情でシングになったママさん達の

支援団体「ひとりママ・ネット」を舞台に

4人のシングルママ&1人謎の男が繰り広げる悲喜劇。

2002年の構造改革で母子家庭の自立支援を進める口実に「就労支援」の餌のもと、

実質的に2008年からの児童扶養手当て削減目的

母子寡婦法が改正され、

これに対し当事者団体のロビー活動など精力的活動が2007年12月に実を結び

削減を廃止させた事実を背景に2年ごとにドラマが展開します。

主役の直を演じる沢口靖子さんはTVで見るより

細くて顔が小さく、やっぱり美人

想像以上に彼女の一途な良さが出ていて、好きになりました

DV疑惑の男小田を演じる吉田栄作さんの変貌ぶりにもびっくり・・・

トレンディ俳優はすっかり舞台役者になっていました

根岸李恵さんはこの人が出ているドラマは面白いと信頼して子供の時から好きな女優さん。

しっかりしたキレ者で懐の深い代表役で、こんな人の部下になりたいって思いました。

この舞台、この三人だけでも充分観る価値があるのですが、

ぶ~たんがなくしてみられなかったが、

シングルマザー非婚型の代表、水枝の玄覚悠子さんが演じる

不倫の末、認知もされない子を産んだギャルママ

キャバクラに勤めつつ簿記の資格取得を目指すギャップ

1人で子供への責任を果たそうと、悪戦苦闘する姿もたくましい。


逆にシングルマザー離婚型の代表は初音役の枝元萌さん

こちらは旦那の不倫の末、子供3人抱えて離婚。

子供三人から束の間解放され相談に来ながら居眠りしてしまうくらい疲れていた彼女

自分の不幸な現実を受け止めきれず、ただ子供がいるがためにパートを掛け持ちし

その子供の為にパートを失い、貧困にあえぐ

・・・ギリギリのプライドと未練と悔しさが

枝元さんのめいっぱいの演技でおかしくて悲しくて愛おしい

ぶ~たんの知りうるシングルマザー達の具現化した姿でした。

セリフ1つ1つのリアリティに、最前列で頷きながら涙

(相当怪しい観客でした)

この二人が場面を追うごとに、貧乏と社会矛盾に苦しみながら

人間として自立していくのが頼もしくて

お話は思いがけない展開になっていきますが、

これは観た人だけのお楽しみです。

困難や貧困にあえぐ人達も、助け合えば光が見える

そんなお芝居です。

久しぶりの演劇鑑賞・・・

いつもやたら長いな~と思ってしまうのですが、

このお芝居は休憩を入れて2時間弱。

でも、無駄のないコンパクトでテンポがよくて

笑って泣いて時には驚き、また観たいなと思うお芝居でした



二兎社 シングルマザーズ Vol.1 ぶ~たん暴挙にでる

2011-05-04 15:21:15 | 今日のチャレンジ
以前「チケット、ゲット!」のドキュメントを書きました。

その公演「シングルマザーズ」(二兎社)の公演が先日ありました。

主演の沢口靖子さんや吉田栄作さん見たさでなく、

二兎社の芝居は面白い・・・と確信のもと雨の中行って来ました。



会場ロビーで見かけたサービス



ぶ~たんが行った時にはすでになくなっていました。

ロビー正面奥には二兎社の書籍類が置かれています。

物色していると、

「作者のサインもさせていただきます」

へぇ~サイン本なんだ~どれにしようかな

えっ、作者、永井愛さんがいるの?ここに?

「えっ、ここでサインしてもらえるんですか

えっどこにぶ~たんの表情を見たスタッフ指し示す先に

作者であり演出家の永井愛さん、静かに佇んでいました

東日本大震災の義援金募金に立っていらしたのです。

ぶ~たん、ここで一気にテンション

「シングルマザーズ」の戯曲が掲載されている「悲劇喜劇」4月号を購入し


永井さんの前へ。

サインをお願いし、次なる暴挙へ

「ブログ書いているので、いいですか

「ブログ書いていらっいしゃるの?」

「はい、ここのチケット購入する際も記事書かせていただきました」

「それはありがとうございます」



そんなわけで快く1ショット頂きました

その後、テンションままのぶ~たん、さらに

握手までしていただきました。

そこで、ぶ~たん羞恥心がよみがえり(遅いよ

しまった~

たった本1冊でなんてずうずうしいミーハーな態度をしてしまったのか

大反省

会場内で待ち合わせた連れにも、大顰蹙をかいました。

(「あなたの舞台が楽しみで来ました!」と

言わずにおいたのは正解と冷たく言われました

大人気ないファンにも鷹揚に対応していただいたことに感謝。

永井愛さん、失礼しました。またありがとうございました

苦労してゲットした席は、最前列だったので、

舞台装置の細かい作り込みが見えます。

こんなにリアルに作り込むのかと話していると

根岸季恵さん演じる燈子が登場し、舞台が始まりました。

続きは、次回に