発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
某社の公式ブロガーに当選を機に、地元密着型のブログをはじめました。

NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」へGO!Vol.2

2011-05-23 12:12:07 | 福井のおススメ
NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」展示150の中の

お目当ての1つは「浅井長政夫人(市)像」でした。

しかし、その展示は5月8日で終わっていました

(おみやげのポストカードをゲット



和歌山、高野山持明院の所蔵なので、そこにいかないと・・・

さて、今回ぶ~たん、素晴らしい遺品の数々よりも

各人物達が書き残した書状に目がいきました。

淀君が、妹初の夫(義弟)京極高次に宛てた手紙は

訪ねてくれたお礼と充分にもてなしができたか等心遣いがみられ

従来の悪女のイメージとは違う一面がみられました。

また、勝家が信長亡き後、信長の息子宛てに

秀吉との今後を危ぶみ自制を促しているものは

織田家の重臣として、忠誠心に溢れたものでした。

ルイス・フロイスがイエズス会に宛ての

北ノ庄落城についてのくだりは・・・つい涙ぐみました。

城に一族郎党と籠り、今宵最後と飲めや歌えの大騒ぎは大河ドラマと同じですが、

家来たちに「一緒に死んでくれるお前たちの忠誠に対して恩を返せない」ことを詫びる男気。

お市の方を殺害し、己の腹を十字に切りはらわたを出した(腹が黒くないを示すため)とか

どれだけの苦痛を耐える精神力

その後、各自自刃し城内を火薬で炎上させていく様を老女に記憶させて、

足羽山に陣を張っていた秀吉に口伝えで伝えさせたのはどうしてか?

死に様まで鬼の柴田は名誉を守り後世に伝えたかったしょうか?

命より名誉を重んじるのが武士道だったのでしょうか・・・

織田信長が妹犬(京極高次の母)に領地を与える書状は簡易なものでしたが

それが彼女の身の上を安どする力があったのかも。

電話やメールがない時代、心を込めた言葉、書状を送る行為には力がありました。

話が重くなりました・・・

ぶ~たんがにんまりしたのは

家康、越前松平始祖の結城秀康、ニ代将軍秀忠の木造の揃い踏み。(越前市の重要文化財)

このブログでも以前書きました(こみちこまちツアーVol.2)が、二男でありながら養子のたらい回しにあい、

将軍の座を弟に取られた気の毒な結城秀康さん

木造のお顔が秀忠さんより家康さんに似ています。

特に鼻の下から口のあたりがそっくり。

こんなに似ているのに、可愛がられなかったのねと、気の毒に思いました。

とても1時間半では時間が足りずに最後は駆け足、



お土産コーナーでも慌てて物色して走って帰りました。

受付で知り合いのお姉様にぼやいたら、

冒頭写真のチラシ、右下の割引券を持参すれば100円引き

更に最終の5月27、28、29日(金、土、日)は三夜連続ナイター(8時迄(入場は7時半))

またゆっくりおいで~との情報

大河ドラマ「江」ファンの皆様、

柴田勝家ファンの皆様、

歴女、歴史ファンの皆さま

是非、今週末は福井県立美術館GO!








NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」へGO!Vol.1

2011-05-23 11:14:08 | 福井のおススメ
先日、遅ればせながら、福井県立美術館で開催中の

NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」に行ってきました。

開催期間は4月22日(金)~5月29日(日)

残り一週間のタイミングでようやく行く時間がとれました

金曜はナイターで8時までですが、

終業後、家事をしていたら・・・時間が足りません。

せめて9時までなら・・・とぼやきつつ、ひねりだした1時間半でGO!

この特別展はNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」にあわせて開催されたもので、

彼女を含む三姉妹、実父浅井長政、伯父信長、かりそめの父柴田勝家、義理の父母秀吉、おね、

舅家康、夫秀忠、息子家光、その乳母春日局等など

戦国時代から江戸初期に名を残したオールスターの遺品、歴史資料が150点展示されています。



お市の方を演じた鈴木保奈美さんの音声ガイド(40分500円)をお供にタイムトリップです。


2階会場のメインは「青井戸茶碗 銘 柴田」




江が越前北ノ庄城でかりそめの親子であった柴田勝家が、伯父の織田信長から拝領した茶碗です。

焼き物や茶道に造詣が深くないぶ~たんですが、

お館様から拝領した茶碗をどれだけ大切にしたのか、

この茶碗が勝家のもとから、どのような永い旅をして根津美術館に辿り着き、

今回福井に里帰りしたのか

千利休が開き信長、秀吉に指南した茶道が文化として根づいていったからこそ、

青井戸もここにこうしてあるのだな~

武士(もののふ)達は露と消えても茶道(文化)は残った・・・

たかが茶碗(?)されど茶碗・・・四方から眺めまわしながら

久しぶりにぶ~たん感慨にふけるのでした。


さて、1階会場のメインは チラシでもメインの崇源院宮殿(ようげんいんくでん



これは崇源院(出家した江の名前)を供養するために、次男の秀長が作らせたもの。

美しく技巧が凝らされていて、御霊が天国で安らかであるよう祈りを感じる宮殿。

秀長がどれだけ母親江を大切に思っていたかを物語りすが、

これがまた新たな悲劇を産んだのです。

(これについてはまた後日に


後日にと書いて、今日も結構長くなりました。

展示150点の中のぶ~たんのお気に入りについては、

また次回・・・