Nujabes / reflection eternal
2010年2月26日、Nujabesが不慮の交通事故で亡くなって5年が過ぎようとしている。僕が初めてNujabesの曲を聴いたのは2008年松本に住み始めて春の季節のあたり。夜に運転中の車の中でFMラジオの番組で、とあるゲストミュージシャンが自身印象に残る曲をピックアップしたところ、この「Reflection Eternal」曲をリクエストしたのだ。そしてその番組のMCが「Nujabesさん…の曲ですね。」と言ったのが知ったきっかけだった。
繰り返される悲しみを伴った静かな主旋律に、洗練されたHipHopのエッセンスが融合されたような印象で、曲が終わってもずっと何日も耳に残っていて、改めて自宅の部屋で聴きたいと思うようになっていった。
もうすでに自身の平凡な魂が揺すぶられていたのであろう。繰り返し繰り返しこの曲を聴いていたような気がする。
ほどなく、Nujabesの様々な作品を聴くようになっていった。
HipHopは詳しくはないのだが、『Reflection Eternal』のこの胸の鼓動に訴えてくるようなリズムと、哀しくも甘い囁きのようなメロディはなんとも言葉に換えがたく、一緒に”Yolo flower, yolo rainbow”と唱えれば、高遠な理想郷に誘われていくような、なんとも不思議で、心地よい気持ちになってゆく。
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