老いの世界は無限に開ける

　　

咲き掛けだったクンシランも満開です (^.^)

お花の何が好きかって…カタチよりもやっぱり彩りですね

この色が大好きです。

ついこの前まで茎も無く大きな葉だけだったのに

あっという間にどこからこんなに大きな綺麗な花が咲くのだろうかと

不思議で神秘なところも好きなんですねきっと。

昨日まで老いについてのお話ですが、

誰しもが経験する人生のテーマで…逃れる事も出来ない

課題でもあり前世からの宿題でもある「老い」

それでも人それぞれその老い方も違うし、

意識の方向でどんなにでも変わる、

大村崑さんの筋トレの話も合わせました。

世の中には何歳だって何でも始められる例も報道されていますよね。

比べるわけでは無いけど、

その人達を参考に「自分はどうなりたいか」「どんな人生にしたいか」

そんな自分と向き合いながら人生を送るという事ですよね。

昔の企業での定年制度は５５歳でもありました。

そして退職金でマイホームを買って終の棲家でゆっくり過ごすという

そんな時代でしたね。随分前かな (^^;)

定年後の夫婦もそれまで心を通い合わせてきた分、空気のような存在になり

チャーミーグリーンのＣＭのようにいつまでも仲良く手を繋いでって (^^;)

時代の理想って変わるというけど

何だか理想がこれほどまでに崩れて行くとは…

今とは人間自身もそうじゃないし、

社会もそうじゃない、

どっちが良かったんでしょう (^^;)

そもそも昔の価値観が正しかった訳じゃないから

価値観が進化しただけで

当たり前の変化なのでしょうね。

時代と社会が移り行くと共に人間の寿命も

１００年時代と言われるようになって行き、

それまでは目の前の事に必死な世の中ですね。

寿命が長くなると生きて行かないといけないし、

食べて行かないといけない、

そうすると働かないといけない、

そうするとまた目の前にやって来る問題も増える、

そして目の前に対する欲求も残るし増える。

どんどん心を置きざりにしてしまう、

魂を置きざりにしてしまう。

働いたり、楽しんだりしているので、

カタチの上では満足しているかも知れないけど、

それは果たして本心の望む事なのか…

果たして魂の望んでいる事なのか…

確かめようとも思わない。

そうしているうちに定年退職がやって来るし、

それは急にやって来ることになるかもしれない、

急だというのは自分だけが思っている事かも知れない。

目の前の事ばかりに一生懸命だと気づかずに

突然誕生日やその年がやってくるという感じで

一気に喪失感や空虚感と向き合う人も多いでしょう。

社会との縁が希薄になり、

人との縁も整理され、

仕事ばかりしていると、また、家事ばかりに没頭していると

自分のしたい事も分からないし、趣味を見つけるのも難しくなる。

今までの人生の体験の中で人と接してしてきて

心が広くなり、寛大になっている人は

意外と行動も外との交わりも難無く広がるかもしれませんが、

それまでに心の解放が出来ない人にとっては

こもりがちになるかもしれませんね

そして自分の世界が小さくなり、

付き合いも狭くなり、

段々自分の殻に閉じこもり、

固まり、頑固になり、

自己中心的になり、

家族にだけそんな態度で甘えたり、

自分の世界が狭くなると、そしてそれだけが正しいと思っていると、

自己顕示欲も強くなり、それでも中は解放が出来ていないので

反対に自己否定感が強かったりします。

そんな人は概ね被害妄想か悲劇のヒロイン的に陥ります。

固まった意固地のまま外へ態度や言葉の表現すると空回りになります。

そんな人は、まず自分の中の感情と向き合い解放する事が必須です。

まあそうなってしまっては伝わりませんが、

そんな時の病気などの人生のストップがかかるのかなと思います。

殻に閉じこもったとしても、自分と向き合い、ただただ解放すると

自分の世界の奥行きを知る事になるでしょう。

殻に閉じこもり、頑固な自分で、一人孤独を感じて

裸の大様のようになったとしても

それもきっかけです。

自分の奥深いところに進むきっかけ

辛い老いを感じているとするのも

その奥行きを感じるきっかけですよね

そこはどんなにか広い世界か！！

自分の奥深く広がる所は無限です。

宇宙です。

老いの世界を楽しむにはその世界を知ってみると良い (^.^)

自分の心は自分で溶かすしかない

自分の周りにはそれに気づかせてくれている人がいっぱいいます。

その人達が自分の心を見せてくれています。

老いとは自分の心と向き合う事です。

心と共に老いる事が人生の悟りと繋がる。