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☆お四国さん、4番札所「大日寺」から7番札所「十楽寺」へ。

2019-06-21 | *お四国さん巡り
6月11日、四国八十八ケ所霊場第3番札所「金泉寺」にお参りした後、比較的近い第4番札所大日寺から第7番札所十楽寺までお参りさせてもらった。
四国八十八ケ所道しるべ
によれば、
第3番札所金泉寺から大日寺まで6.5km(車15分)
第4番札所大日寺から地蔵寺まで1.6km(車8分)
第5番札所地蔵寺から安楽寺まで5.1km(車15分)
第6番札所安楽寺から十楽寺まで1.2km(車3分)


人生の八苦を乗りこえ、極楽浄土に往生すれば十の光明と楽しみが得られるようにと山号名が付いた「光明山十楽寺」。
6月11日の「お四国さん巡り」、金泉寺から巡り始め、十楽寺で当日の巡拝を終えた。(^-^;

第7番札所:光明山蓮華院十楽寺


光明山十楽寺鐘楼門

「四苦八苦する」との言葉は、よく耳にする。
その八苦のことかと調べれば、
「生苦」「老苦」「病苦」「死苦」の四苦に。
さらに以下の四苦を加えて八苦だそうだ。
1.「愛別離苦」2.「怨憎会苦」3.「求不得苦」4.「五陰盛苦」
1.愛する人と別れの苦しさ。
2.会いたくない人と会う苦しさ。
3.求めるものが得られない苦しさ。
4.心身の苦悩。
長い間生きていると色々な苦しさがある。
四苦八苦の苦しさは、少しでも少ないほうがいい。
乗り越えて十楽とは、極楽浄土の十の楽とある。
難しい五字熟語の十楽が並ぶ。
極楽浄土は、果てることのない楽があるようだ。


十楽寺本堂

※※御詠歌※※
人間の八苦を早くはなれなば 
  いたらんかたは九品(くぼん)十楽
※※※※


十楽寺の前にお参りした、
 第6番札所:温泉山瑠璃光院安楽寺


温泉山安楽寺鐘楼門(仁王門)

この鐘楼門の左右の切妻造建物内に金剛力士(仁王)像が門番として控えている。
鐘楼と仁王門がひとつになっている?のかな?

寺院の山門には、色々な様式があるようだ。
もちろん、鐘楼門もその一つ。
冠木門や唐門、楼門など聞いたことがある。
楼門の楼は、「高く構えた2階建ての建物」という意味。
この安楽寺の鐘楼門は、今まであまり見たことがない形式の門だった。
へぇ~こんな山門があるのだ。
この安楽寺で、もう一つびっくりしたのは、お寺の中で温泉が湧き続けている。(^-^;
えっ!お寺の中に温泉施設が。
弘法大師が、温泉湯治の利益を伝えた珍し旧跡が安楽寺だったと案内板にあった。


日本庭園の中にある多宝塔

お四国さん巡りで、色々な山門や多宝塔を拝観させて貰えそうだ。

※※ご詠歌※※
かりの世に 知行争う むやくなり
   安楽国の 守護をのぞめよ
※※※


安楽寺の前におまいりした
  第5番札所:無尽山荘厳院地蔵寺


地蔵寺山門

金泉寺、大日寺をお参りしてきて、地蔵寺の山門をくぐる時「おやっ」。
と、りっぱな山門を見てきてたので、なんとごくごく普通の瓦屋根の門。
質素な雰囲気の瓦ぶき屋根は単層だが、門の左右に置かれているのは二天像。
山門の両側に仁王像は、よく馴染んだ光景。
しかし地蔵寺の山門は、両側に彩色された二天像が置かれている。
初めて見た二天像。
記憶に残った山門のひとつ。

そして、山門をくぐれば樹齢800年といわれる「たらちね大銀杏」が境内の真ん中でそびえていた。


「たらちね大銀杏」

たらちね大銀杏の木陰から、巡礼ツアーで来られた方々が観音堂の前で一心にお経を唱えておられる様子を拝見しながらも。。。
第3番札所から第5番札所地蔵寺へとお経を唱えることなく手を合わせての巡拝だが、それでも心穏やかに流れる時間を頂いている。
もう一度静かに手を合わせた。

※※ご詠歌※※
六道の 能化の地蔵 大菩薩
 導き給え この世のちの世
※※※※


金泉寺から、ここ第4番札所へ向かう途中。。。
カーナビで間違うところだった。(^-^;
四国八十八か所霊場に「大日寺」と同名の霊場が徳島県に二か所あった。

第4番札所:黒巌山遍照院大日寺



紫陽花が彩る大日寺:本堂

鐘楼門は2018年春に、本堂も2017年に改築された。
大日寺の名板石や鐘楼門に新しい雰囲気を感じた。
本堂へつづく境内では紫陽花が色付きはじめていた。

三方を山に囲まれた黒谷という山間の大日寺。
町中にあった霊山寺、極楽寺、金泉寺とお参りしてきて、山間に入ってきた。

山を背景にした大日寺。
歩きで巡礼をされていると思われる女性ひとり。
境内の円台に腰をおろしていた。
一人旅の女性に出会ったことで。。。
八十八か所霊場の雰囲気をより感じてしまっている。
女性は円台でしばらく休憩をしていた。
そして、身支度を整え、地蔵寺の方へ歩いて行かれた。


令和の御朱印が押された大日寺の御朱印帳

ここ大日寺で、はじめて「令和元年巡拝記念」の御朱印を押していただいた。

※※ご詠歌※※
眺むれば 月白妙の 夜半なれや
   ただ黒谷に 墨染めの袖
※※※※

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2 コメント

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お四国さん巡りは。。。 (カイ)
2019-06-22 22:28:16
こんばんは~Kazeさん~

>四国八十八カ所巡りいいな
お四国さん巡り、いいなぁ~と同じく思いました。(^-^;
八十八か所満願は、いつになることかと思っていますが。
続けられるところまで巡拝したいと思っています。

.>遍路日記で知ることができて嬉しいです
言ってもらえることが、とても嬉しいです。
有難うございます。

>弘法の湯があるのですね!
温泉施設は覗いていませんが、安楽寺方丈が、茅葺のとても素敵な建物でした。



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Unknown (Kaze)
2019-06-22 19:14:12
こんばんは(^^)/
四国八十八カ所巡りいいな
Kazeも巡りたいなと思っていましたが
残念ながら体力的に無理になりました。
でも、カイさんのお遍路日記で知ることができて嬉しいです。
それにしても温泉山瑠璃光院安楽寺の宿坊には弘法の湯があるのですね!
お遍路さんには巡礼の疲れをとってくれてありがたいだろうな(*´▽`*)
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