那智大社境内に樹齢約850年の巨木の樟木がある。
8月9日、白浜を出て、串本の「道の駅くしもと橋杭岩」に寄り、
那智大社へ。
那智の樟(くす)の説明板が、
樹高は27メートル、幹回り約8.5メートルとの説明。
※※樟霊社胎内くぐり※※(説明板から)
この老樟は古来樟の精にあやかって樟霊社とし、また、
無病息災を祈り、長寿を願って多くの人々に崇められています。
根幹部の空洞を通り抜ける「胎内くぐり」には備え付けの「護摩木」
「祈願絵馬」に願意・氏名を記入し、これを奉持して
胎内に入り・・・・・
、(と説明は、つづく。。)
※※
末っ子孫と一緒だったので、
家内安全を願って、護摩木(300円)を手に持ち、
孫と「胎内くぐり」の巨木クスノキの中へ。。
巨木の樟、ずいぶん大きくなった孫が直立しても大丈夫なほどの大きな空洞があった。
護摩木を手にしっかりと持ち、
階段を登り、樟の洞(胎内)を通り抜けた。。
樟にかかる階段上からの眺め。。
この大樟は、平重盛お手植えと伝わっているそうだ。
聞き覚えのある
「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」
の名言は、
父・清盛と朝廷との間で苦悩したときの平重盛の言葉とか!
今、「胎内くぐり」で通り抜けた巨木クスノキ横にある門くぐれば、
そこは、もう青岸渡寺境内だ。
青岸渡寺本堂前にも通称「イヌグス(犬樟)」の巨木がある。
「イヌグス」の木
タブノキと呼ばれ、クスノキ科の常緑高木。
樹齢約700年タブノキの看板
巨木を見上げると、美しい力強い枝ぶりに圧倒される。
しばらく眺めていたい気になる。
「凄いなぁ~」と何百年という年輪の歴史を想う。
長い長い年月、
那智大社や青岸渡寺にお参りする人々を見守ってきてくれたことだろう。
2004年7月に二本の巨木樟は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されたそうだ。
私も老楠の胎内くぐりをしました(2008年)
懐かしいです
岩にしろ巨樹にしろ胎内くぐりというイメージは
古代の人々の思いが現代人にも通じるのだなと思いました。
胎内くぐりをされて再生されたのですから
これからも家族の皆さんと旅を楽しんでください(^^)/
今日も暑かったですねぇ~
>老楠の胎内くぐりをしました(2008年)
Kazeさんもくぐられましたか!!
巨木の樟に驚くほどの空洞があり、
それでも太い美しい枝ぶりに、
古の人々に崇められていたという力を感じました。
おかげさまで、老樟に力を頂きました~。(#^^#)
>旅を楽しんでください(^^)/
いつも有難うございます