台風被害にあっていた仁和寺
仁和寺の宸殿があの台風21号の被害にあっていた。
足場が組まれ、シートのかかった黒書院から五重塔を眺めることに。。。
グレーシートがちっとも仰々しくないほど大変な被害だったようだ。
そんな中、
仁和寺観音堂が6年に及んだ保存修理が終わり、三十三体のみほとけと幻の観音障壁画が修復され、当時の美しい姿で公開中とのこと。
公開期間:令和元年5月15日(水)〜7月15日(月・祝)
その期間中でも、令和元年5月28日は、
仁和寺の金堂裏堂五大明王壁画が年に一度、御開帳される日。
あいにくの雨模様だったが、出向いた。
静かに降る雨で、仁和寺の青モミジは一層青く、何処を眺めても目に優しい。
五大明王って、そうだったんだ。
で、五大明王障壁の前で分かりやすく説明を受けた。
不動明王は馴染みがあり、説明はす~と入ってきたが、あとの四大明王。
降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王は、まったく知らなかった。
説明も聞いただけで頭の中を素通り。
壁画をじっくりと拝しただけになってしまった。
家に帰り、もう一度復習。
高野山のHPから。。。
※※※
不動明王(ふどうみょうおう)
動かない守護者
降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
三世界の王者を降ろす者
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
とぐろを巻く者
一面八臂で各手足に蛇を巻き付けます
大威徳明王(だいいとくみょうおう)
怨霊を破滅する尊
六面六臂六足で水牛に乗ります
金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
金剛杵を持つ神霊
五大明王は悪しき衆生の煩悩を打ち破り、悟りの世界に導くほとけとされ、その姿は非常に恐ろしいものです。
※※※
と、書かれていた。
読んでいると、若いお坊さんの「とぐろを巻いている」や「六面六臂六足」などの頭に残った言葉が思い出される。
ユーモアを交え熱心に説明をしてもらった。
若いお坊さんの説明を聞きながら、しっかりと彩色も残っている障壁画の五大明王を拝した。
仁和寺の被害は相当だったのですね…
観音堂の特別内拝のことは知りませんでした。
この機会にKazeも訪ねたいなとおもいました。
>仁和寺の被害は相当だったのですね…
ほんとうにびっくりしました。
他のお堂や神社のほうも被害があったようでした。
醍醐寺も鞍馬も被害があったようです。
普通の民家までも修理が追い付かないのがわかりました。(^-^;
>観音堂の特別内拝
373年前の障壁画だそうです。
観音経に基づいた絵のようです。
絵本のような感じでお話してもらえたらいいなぁ~と思ったのですが。。。(^-^;