★高野山へ、お大師様へ。。。

晴れあがった秋日和、高野山への大阪側からの道。
岸和田から鍋谷峠トンネルを抜けて国道４８０号に沿って、七折の山道を車で登っていく。
登り切ったあたりが、高野山大門。
大門の横を通り、高野山の町へ入った。
外気温は15.5℃の表示があった。


高野山大門（だいもん）から高野山の町へ。

父親が亡くなった２５年ほど前、
実家近くでの風習、高野山への「骨のぼせ？」「骨のぼり？」と、いう？。
お墓に納骨を終えた後で、高野山にある寺院で「分骨」を法要・納骨していただくというものだ。
一年間寺院で供養していただいた後、奥之院お大師様のもとへ納められるというものだった。
父親の時には、伯父叔母たちも法要に来てくれていた。

昨年亡くなった母親の「骨のぼせ」を、父親と同じ高野山の寺院にお願いした。
丁寧な法要をしていただいた後、お庭の見える部屋で精進料理を頂いた。


父親の「骨のぼせ」をお願いした時も、このお庭の見える部屋で、伯父や叔母たち、
母親と一緒に父親の話も交え、精進料理を頂いた。
その日の母親のホっとした表情の記念写真が残っている。
あの時から25年ほど月日が流れた。
今回の母親の「骨のぼせ」の記念写真は、同じ場所だが、もう我々姉妹夫婦だけ。
伯父叔母たちも母親も、みんなもうあの時の父親と同じところだ。

鍋谷トンネルが出来て、高野山まは車で一時間半ほどの距離。
ずいぶんと高野山が近くなったと感じた。
父親、母親が眠る高野山。
これからは、
「ちょっと、紅葉狩りに高野山まで(^-^;」もいいかも知れない。(#^^#)