
西国第十二番札所:岩間寺(岩間山正法寺)
雨上がりの9月8日、秋の高気圧に覆われて爽やかな一日にとのお天気予報。
毎日が日曜日の我が家!!
思い立って、琵琶湖近くの西国さんの岩間寺へお参りに行くことにした。
爽やかな青空の下、阪和高速道を走っているとラジオから交通情報が?・・・
第二京阪の門真あたりで緊急工事のため交通渋滞7kmとの事。
ええっ!渋滞中!!
このまま第二京阪か、はたまた名神で行くか迷うところ?
エブリさんと渋滞は消えているかも?
などと言いながら走っていると交通情報が更新され、渋滞の長さが4kmと減った。
これは門真に着くころにはもう少し減っているのではと、第二京阪を選択。
情報は刻々と更新されたのか、しっかり渋滞7kmに巻き込まれ40分の多めのノロノロドライブ(^-^;。
家を午前9時に出発し、大津市と宇治市の境・標高443mの岩間山中腹にある真言宗醍醐派岩間山正法寺(岩間寺)に着いたのはもう午前11時を過ぎていた。
山坂道を20分ほど車で登った山深いところに岩間寺はあるが、ありがたいことに本堂すぐ近くに駐車場がある。
山門は以前にはあったのか? 今は参道の両側に立つ仁王像の間を通り本堂へ。
緑の木立に囲まれて秋の日差しが差し込んでいる本堂。
ツクツクボウシの心地よい合唱に迎えられて、不思議なくらいに静寂感がある。
そんな不思議な静けさを感じる本堂の横に。
あの芭蕉の句で有名な「古池」が!!
池の前に「古池や蛙飛び込む水の音」の句碑。
じぃ~と眺め、思わず蛙を探してみる。(^-^;
そういえば、
「閑さや岩にしみいる蝉の声」も芭蕉の句。
こちらは立石寺。
どちらの句もやはり山間のお寺が似合うのかな?

御詠歌
水上は いづくなるらん 岩間寺
岸うつ波は 松風の音
※※※御詠歌の意味は、(慈悲の道から)
里を潤し、人心を豊かに育む千丈川の流れ。
水上に尋ねて行けば、岩間の観音様のおひざもとより湧き出ずる慈悲水にたどり着く。
観音様の大悲の心に携えた霊水が川となり、ささ波の音が松風の音と和して、観音様のお声として「優しい心」を語り合う大切さを人に伝えくる。
※※※
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