連休さなかの子供の日、雨の予報だったがいいお天気になった。
どこか近くの公園散歩に出かけようかとも思ったが、いやいや大勢の人が帰省もままならず自粛中。
実家の更地の雑草が気になっていた。
それではと急遽、孫の手伝いも得て、実家の更地の草抜きに。。。
引っこ抜くのも??
少しためらいがある可愛い雑草。
水やりもないところで咲く。

午前中で草抜きを終えて。。

腰を下して、スッキリした実家の空き地を眺めた。
もう十数年も前、
まさか自分たちがGWに海外旅行に行ける日が来るとは?
結婚した頃には考えもしなかった。
しかし、結婚して三十数年経った頃に行ける日が。。。
やってくるとは、
映画「旅情」のロケ地でもあり、近い将来水没するかもしれないとささやかれているヴェネツィア。
友人にも、「イタリアの中でもフィレンツェ・ヴェネツィアはお勧めよ。」
とのアドバイスで2006年のGWの4月29日、関空発(9:55)LH741便(NH6005便)ピサ空港へ飛び立つこととなった。
先日の5月4日に、ヴェネツィアの街の外出制限が解除され、人々が街に出てきて拍手されていた映像がテレビニュースで流れていた。
良かった!
思い出のヴェネツィアへの旅
旅メモは、
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆映画「旅情」のロケ地、バルナバ広場へGO! (2006年5月3日:晴れ)

サンマルコ広場の鐘楼からヴェネツィアの街並みを望む
★ヴェネツィアの朝は、幻想的な霧で明けた。今日も良いお天気になるぞ。

★2006年5月3日のヴェネツィア散策は以下のように。。。
サンマルコ広場→ 鐘楼→ サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会→
カフェで休憩→サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会→ザッテレ→
ジェラード店Nico→セント・トラッバッソ教会→ゴンドラ造船所→
ファゴットのチョコレート屋さん→バルナバ広場→
サン・トーマからバボレット乗船→ホテル
まだ朝早いがサンマルコ広場は、すでに人・人・人の波でごった返していた。
サンマルコ寺院は、すでに長い行列。
そこで行列の少ない鐘楼の入口に並ぶ。

鐘楼も入場人員を制限しているが、登ってみると大勢の観光客。
ほんとに、どこもかしこも人でいっぱい。
世界の観光メッカは、すごい!
鐘楼から眺めたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サンマルコ広場
★鐘楼から眺めたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を目指す。
「3月22日通り」を抜けて、大運河に突き当たると、渡し舟「トラゲット」の乗り場を発見。
@50セントでゴンドラ体験。
しかし、あっという間に対岸につき、名残惜しく下船。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の石段に腰を下ろし、
大運河を行き交うバポレットやゴンドラを眺める。
見飽きない。いつまでもここに座っていた気分に。
もったいない気持ちを抑えて。。。
教会近くのカフェで、ピザの昼食を取り、再びバポレットに乗って、サンマルコ広場対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ渡る。
サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会を眺めながら、バポレットは、運河を進む。
アドレア海からの潮風を顔に受け心地よい。
真っ青な空、白い教会、オレンジの鐘楼、何度見ても飽きない。
バボレットを降りて、マッジョレー教会を見学。
この教会にも宗教画が何十枚も飾られている。
見る前にもう少し勉強していれば、もっと上手に鑑賞できたかもしれない。
ティントレットの遺作「最後の晩餐」に釘付けになる。
絵を鑑賞した後、鐘楼に登った。

鐘楼からは、水の都ヴェネツィアのいいところが全て見ることが出来る。
こんなに美しい街をながめられてうっとりである。
美しい、綺麗、素晴らしいを連発。
手摺から身を乗り出して麗しのヴェネツィアを目に焼き付けた。
★マッジョレー島からバポレットでザッテレへ向かう。

折りしも、豪華客船「飛鳥」がジュデッカ運河を悠々と渡っていく。
これを眺めながら、ジェラード店「Nico」で本場イタリアのジェラードを味わう。
ジェラードで一息ついて、バルナバ広場を目指しふたたびテクテク路地散歩。
狭い路地の先には広場があり、たいていそこには、教会がある。
広場を基点に四方へ路地が続く。
トラバッソ広場に出た。ここにも勿論教会がある。
セント・トロバーソ教会。
日差しがきついので、小休憩感覚で教会内に入った。
ここにも、宗教画が数点飾られている。
なんとも驚いたことに、ティントレット作のもう一つの「最後の晩餐」がかかっている。

イタリアの教会は凄すぎる。絵画の宝庫。
宗教画が本来あるべきところに掛かっているのを鑑賞できるのはなんとも贅沢な話。
数百年前に掛けられた同じ絵を何百年も経て同じ場所で見られる。
★ヴェネツィアといえばゴンドラ。

ゴンドラ造船所の前を通った。
2艘が並んでいたが、休業らしく働いている人の姿はなかった。
ヴェネツィアは、車の走らない街。
車の騒音、排ガスが無いだけでも、100年前にタイムスリップした感じ。
すべての移動の基本はテクテク足。
そして、対岸へは、トラゲッタ。
遠くへは水上バス(バポレット)。
バポレットは、とても便利な乗り物。
運河を巡回しているので遊覧気分で運河沿いの建物群をたっぷり楽しめる。
★バルナバ広場

映画「旅情」で、キャサリン・ヘップバーン扮する主人公が運河に転落する有名なシーンが撮影されたのが、この広場。
その場面とそっくりそのままの佇まいが、50年を経た今もここにある。
いやいや、100年、200年前ともなんら変わらないかもしれない。
連綿とヴェネツィアの住人は、そのままの佇まいをしっかりと守ってきた。
運河には、映画にも出てきた野菜売りの船が今も着岸している。

映画を思い出すように、骨董屋の出窓を覗いてみる。
映画の主人公が見つけた赤いゴプレットは・・・・。
残念ながら店は廃業しているようで中の様子は窺い知れない。
バックしながら、骨董屋をビデオに撮る。一歩二歩後ろ歩き。。。。
さすがに、運河に転落するドジは踏まなかったが。。。(^-^;
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ピサ、フィレンツェ、フィエーゾレ、ヴェネツィアの街を歩き、
フランクフルト空港を飛び立ったのが2006年5月5日の子供の日だった。
どこか近くの公園散歩に出かけようかとも思ったが、いやいや大勢の人が帰省もままならず自粛中。
実家の更地の雑草が気になっていた。
それではと急遽、孫の手伝いも得て、実家の更地の草抜きに。。。
引っこ抜くのも??
少しためらいがある可愛い雑草。
水やりもないところで咲く。

午前中で草抜きを終えて。。

腰を下して、スッキリした実家の空き地を眺めた。
もう十数年も前、
まさか自分たちがGWに海外旅行に行ける日が来るとは?
結婚した頃には考えもしなかった。
しかし、結婚して三十数年経った頃に行ける日が。。。
やってくるとは、
映画「旅情」のロケ地でもあり、近い将来水没するかもしれないとささやかれているヴェネツィア。
友人にも、「イタリアの中でもフィレンツェ・ヴェネツィアはお勧めよ。」
とのアドバイスで2006年のGWの4月29日、関空発(9:55)LH741便(NH6005便)ピサ空港へ飛び立つこととなった。
先日の5月4日に、ヴェネツィアの街の外出制限が解除され、人々が街に出てきて拍手されていた映像がテレビニュースで流れていた。
良かった!
思い出のヴェネツィアへの旅
旅メモは、
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
☆映画「旅情」のロケ地、バルナバ広場へGO! (2006年5月3日:晴れ)

サンマルコ広場の鐘楼からヴェネツィアの街並みを望む
★ヴェネツィアの朝は、幻想的な霧で明けた。今日も良いお天気になるぞ。

★2006年5月3日のヴェネツィア散策は以下のように。。。
サンマルコ広場→ 鐘楼→ サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会→
カフェで休憩→サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会→ザッテレ→
ジェラード店Nico→セント・トラッバッソ教会→ゴンドラ造船所→
ファゴットのチョコレート屋さん→バルナバ広場→
サン・トーマからバボレット乗船→ホテル
まだ朝早いがサンマルコ広場は、すでに人・人・人の波でごった返していた。
サンマルコ寺院は、すでに長い行列。
そこで行列の少ない鐘楼の入口に並ぶ。

鐘楼も入場人員を制限しているが、登ってみると大勢の観光客。
ほんとに、どこもかしこも人でいっぱい。
世界の観光メッカは、すごい!

鐘楼から眺めたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

サンマルコ広場
★鐘楼から眺めたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を目指す。
「3月22日通り」を抜けて、大運河に突き当たると、渡し舟「トラゲット」の乗り場を発見。
@50セントでゴンドラ体験。
しかし、あっという間に対岸につき、名残惜しく下船。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の石段に腰を下ろし、
大運河を行き交うバポレットやゴンドラを眺める。
見飽きない。いつまでもここに座っていた気分に。
もったいない気持ちを抑えて。。。
教会近くのカフェで、ピザの昼食を取り、再びバポレットに乗って、サンマルコ広場対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島へ渡る。
サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会を眺めながら、バポレットは、運河を進む。
アドレア海からの潮風を顔に受け心地よい。
真っ青な空、白い教会、オレンジの鐘楼、何度見ても飽きない。
バボレットを降りて、マッジョレー教会を見学。
この教会にも宗教画が何十枚も飾られている。
見る前にもう少し勉強していれば、もっと上手に鑑賞できたかもしれない。
ティントレットの遺作「最後の晩餐」に釘付けになる。
絵を鑑賞した後、鐘楼に登った。

鐘楼からは、水の都ヴェネツィアのいいところが全て見ることが出来る。
こんなに美しい街をながめられてうっとりである。
美しい、綺麗、素晴らしいを連発。
手摺から身を乗り出して麗しのヴェネツィアを目に焼き付けた。
★マッジョレー島からバポレットでザッテレへ向かう。

折りしも、豪華客船「飛鳥」がジュデッカ運河を悠々と渡っていく。
これを眺めながら、ジェラード店「Nico」で本場イタリアのジェラードを味わう。
ジェラードで一息ついて、バルナバ広場を目指しふたたびテクテク路地散歩。
狭い路地の先には広場があり、たいていそこには、教会がある。
広場を基点に四方へ路地が続く。
トラバッソ広場に出た。ここにも勿論教会がある。
セント・トロバーソ教会。
日差しがきついので、小休憩感覚で教会内に入った。
ここにも、宗教画が数点飾られている。
なんとも驚いたことに、ティントレット作のもう一つの「最後の晩餐」がかかっている。

イタリアの教会は凄すぎる。絵画の宝庫。
宗教画が本来あるべきところに掛かっているのを鑑賞できるのはなんとも贅沢な話。
数百年前に掛けられた同じ絵を何百年も経て同じ場所で見られる。
★ヴェネツィアといえばゴンドラ。

ゴンドラ造船所の前を通った。
2艘が並んでいたが、休業らしく働いている人の姿はなかった。
ヴェネツィアは、車の走らない街。
車の騒音、排ガスが無いだけでも、100年前にタイムスリップした感じ。
すべての移動の基本はテクテク足。
そして、対岸へは、トラゲッタ。
遠くへは水上バス(バポレット)。
バポレットは、とても便利な乗り物。
運河を巡回しているので遊覧気分で運河沿いの建物群をたっぷり楽しめる。
★バルナバ広場

映画「旅情」で、キャサリン・ヘップバーン扮する主人公が運河に転落する有名なシーンが撮影されたのが、この広場。
その場面とそっくりそのままの佇まいが、50年を経た今もここにある。
いやいや、100年、200年前ともなんら変わらないかもしれない。
連綿とヴェネツィアの住人は、そのままの佇まいをしっかりと守ってきた。
運河には、映画にも出てきた野菜売りの船が今も着岸している。

映画を思い出すように、骨董屋の出窓を覗いてみる。
映画の主人公が見つけた赤いゴプレットは・・・・。
残念ながら店は廃業しているようで中の様子は窺い知れない。
バックしながら、骨董屋をビデオに撮る。一歩二歩後ろ歩き。。。。
さすがに、運河に転落するドジは踏まなかったが。。。(^-^;
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ピサ、フィレンツェ、フィエーゾレ、ヴェネツィアの街を歩き、
フランクフルト空港を飛び立ったのが2006年5月5日の子供の日だった。
中でもヴェネツィアは異空間が非日常を味わえます。
残念ながら、新コロナウイルスによって北イタリアは特に大惨事となってしまいました。12月に行った時はこんな事態になるなんて想像もつきませんでした。
Blogも不謹慎かと思い、迷っていましたが、
収束後に多くの方がイタリアに行きたいと思えるように宣伝するしかないと思い立ち、今まで訪れたイタリアの街をアップしています
ご訪問ありがとうございました。
>イタリア好きが高じて、1年に1回ひとり旅をしてい
イタリアの旅を楽しまれているご様子をブログで拝見いたしました。
ヴェネツィアの旅をされている方の旅のお話をお聞きしたくて訪ねました。
楽しく拝見いたしました。
ご丁寧に、お立ち寄り頂き有難うございます。
また、色々な旅のお話を聞かせて下さいませ。
よろしくお願いいたします。