沢田教一展(なんば高島屋8/22~9/3)
少し前にM新聞に紹介されていたベトナム戦争時の「安全への逃避」沢田教一の写真。
見た覚えがあった。
米軍の爆撃を逃れ、安全な場所へ逃げるために川を渡る親子家族の写真だ。
日本人カメラマンの写真がピュリツァー賞を取った!!
ぐらいに覚えていたが、
M新聞に、
※※
「川をあがると、あの日本の写真家が安全な場所につれていってくれた」ということ。
また、ピュリツァー賞を取った後に、村を訪ねてきて受賞した「安全への逃避」の写真と賞金の一部を置いていったということ。
※※
を、知った。
ベトナム戦争は、高校時代だった。
高校時代の友人にギターを弾きながら反戦歌を歌う子もいた。
そんな同じ時代のベトナムでの戦場最前線の写真や一般市民の写真。
世界報道写真コンテスト2年連続大賞、ロバート・キャパ賞(没後受賞)も取っている写真も展示されていた。
1955年当時に珍しいカラーで撮った故郷青森の風景写真や「ねぶた祭り」の写真もあった。
沢田さんは「平和になったらベトナムをゆっくり撮影旅行したい」と言ってたそうだ。
沢田さんの死後、妻のサタさんは平和になったベトナムをたびたび訪れ、沢田さんの(元はサタさんのカメラ)カメラを首に下げ、撮影した写真も展示されていた。
沢田教一展見に行きたいなと思っていました。
百貨店で開催なので期間が短いですよね…
沢田教一は尊敬する写真家の一人です。
私も沢田教一やキャパの写真でベトナム戦争を知りました。
当時、アメリカ政府の情報だけでは、ベトナム戦争の実態を知ることができなかったですよね。
命がけで撮した写真等で本当のベトナムを知る事ができた。
今の日本は、沢田教一やキャパのように真実を知らせようと
戦場に飛び込んで行く人たちに対して「自己責任」なんて言葉で貶めていますよね。
>沢田教一展見に行きたいなと思っていました。
沢田さんの優しいカメラの目を通して、ベトナムの子供たちの明るい笑顔の写真も展示されています。
機会がありましたら、お出かけください。
以前に横山大観の絵を近代美術館へ見に行った折にキャパの写真展も見ることができました。
戦場の写真も展示されていました。
>命がけで撮した写真等で本当のベトナムを知る
改めて、当たり前に平和に暮らせていることを大切にしたいです。