ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

デッドプール&ウルヴァリン

2024年12月21日 | ネタバレなし批評篇

20世紀FOXをディズニーが買収したことから、本作から製作方針が大分変わったかのように思えるデッドプール・シリーズ。ライアン・レイノルズ扮するデップーが、カメラ目線で語りかける“第4の壁”演出は本作においても健在で、移籍ネタを中心にやりたい放題。最近はデップーの仮面を被っていない素の時も“おふざけ”が抜けないキャラを前面に押し出しているレイノルズ。ゆえにこの演出、観客の皆さんにとってはそろそろ飽きが来てもいい頃で、そのせいか劇中結構滑りまくっているのである。

そして、最も注意して見なければならないのが、劇中これでもかとちりばめられた“ホモねた”のオンパレード。人身売◯への関与がうわさされているディズニーは、アメリカ民主党の強力なサポーターであり、そのおホモだちが作ったLGBTQ法の普及拡散にはかなりご熱心なようなのである。真っ赤なボンデージコスチュームを身につけたデップーの股関や尻を爺さんがいじくりまわすシーンなどを見ていると、ヘイズ・コードが遵守されていた時代の映画のほうがまだましだった気がするのである。

黒人戦闘員の皆さんのア○ルや股関をウルヴァリンの爪で串刺しにするは、同じくウルヴァリンの大腿骨をペ○スに見立ててしごくような仕草がメチャクチャ卑猥に撮られている(嫌いじゃないけどね)冒頭のバトルシーン。マルチバースで生きていたアル中ローガンとの絡みでは、お互いの絶倫ぶり?をアピールするかのように、ホンダ・オデッセイの車中で壮絶な血まみれプレーを延々と披露するのである。いつからMCUのスーパーヒーローたちはホモっけたっぷりキャラに変わってしまったのだろう。それもこれもみな、トランプが指摘するDSの悪巧みに相違ない。

しかも劇中登場する美女とはキスすらしないノンケのはずのデップー(両刀使い?!)やウルヴァリンは、チャールズの双子の妹だと名乗るカサンドラ(エマ・コリン)にまったく歯が立たないどころか逆にマウントされ、頭の中に手をつっこまれ危うく“虚無”に順応するよう洗脳されそうになるのだ。おそらくは来年誕生するトランプ政権によって、バイデン政権下で甘やかされ放題だったフェミニストやLGBTQの皆さんは原子レベルまで解体された挙げ句、これから暗黒の時代に逆戻りするはずであり、マッチョなスーパーヒーローが最終的に勝利をおさめ、洗脳に失敗するグローバリストたちを描いたという意味では一見の価値があるのかもしれない。

デッドプール&ウルヴァリン
監督 ショーン・レヴィ(2024年)
オススメ度[]


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