おとといに続いて、今日も神宮球場に行ってきました。
相変わらず左半分は真っ赤だったのですが、1塁側内野スタンドまで赤い人がかなり侵入していました。すごいなぁと思う半面、なんかスワローズファンに申し訳ない気持ちも少々……。ま、ヤクルト球団としては客が入るのなら何でもいいのかもしれませんけどね。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| カープ
| 0
| 0
| 2
| 2
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 4
| スワローズ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 3
| 0
| 0
| 3
|
試合はスワローズ先発の山中を4回途中でKOしたものの、その後なかなか追加点が取れずに停滞。そうこうしている内に追い上げられてしまいますが、最後は今村、ジャクソン、中崎の磐石リレーでなんとか振り切ることができました。
8月に多かった、相手先発は打ちあぐねるものの、中継ぎ・抑えを攻略しての逆転勝ちとは、対照的な試合展開になりましたね。
今日の主役は、良くも悪くもヘーゲンズ。7回途中まで投げて90球。7安打4四球で3失点(自責点1)の粘投でした。数字だけ見るとまあまあなんですけど、3回まではともかく、4回くらいからボール先行になるし勝負球は甘くなるし、実はかなり怖いピッチングだったんですよね。
ポイントは6回の裏で、先頭の上田にヒットを打たれてスワローズのクリーンナップを迎えたところ。既にいっぱいいっぱいだったのでこの辺りで継投策もあるかと思っていたのですが、4点もリードしているし、次の回には打席が回るしで、結局続投。しかしここで、一番怖い山田から併殺打を奪って、この回もなんとかゼロでしのぐことができました。後はリリーフ陣に任せて、今日も完勝かなーと思っていたのですが、7回表のヘーゲンズに代打は送られずにまさかの続投。その結果、7回裏に先頭から3安打を浴び、菊池の悪送球も絡み、1死も取れずに降板となってしまいました。
これ、結果論じゃなくて、明らかに交代が遅かったと思います。6回終了時で球数はまだ80球くらいでしたし、7回裏は下位打線だったので、できればもう1イニング投げて欲しいというのもわかります。でも、0に抑えていたとはいえ、明らかに内容悪かったですもの。前回登板したドラゴンズ戦でも、5回まで無失点ながら、6回に一気に崩れて大量失点してしまっています。これ、野村とか福井とかだったらもっと気合入れてがんばれよ、とも言いたくなりますが、チーム事情でシーズン途中で先発に転向したヘーゲンズにはとても言えないでしょう。まあ、多分、次にヘーゲンズが投げるときは、もっと継投が早くなるんじゃないかとは思いますけどね。
ちなみに、今日のヘーゲンズは打つほうでも活躍していまして、先制点のきっかけとなる投手強襲の内野安打をはじめ3打数2安打。7回表の打席もアウトにはなりましたが、ライトに良い打球が飛んでいました。
打つほうは10安打1四球で4得点。相性の良い山中を早々にKOした所までは良かったのですが、その後は打線が沈黙してしまいました。新井が2打点で打点王に向けて一歩前進しましたが、こっちはあんまり語ることも無いですね。
ここのところカープが勝ちまくっている裏で、ジャイアンツもすごい勢いで負けまくっているので、マジックがついに4まで減ってしまいました。ちょっと厳しいかと思っていたのですが、このペースだと来週のマツダスタスタジアムでのドラゴンズ3連戦で優勝が決まる可能性も出てきました。私は東京在住ではありますが、どうせなら本拠地で決めてもらうのが一番ですよね。
25年ぶりの優勝の瞬間まで、あとわずか。その歓喜の瞬間が訪れるのを、今はまだ、静かに待ちたいです。
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