雑居空間
趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ




 先日始めた「魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE」ですが、思いのほかあっさりとクリアできました。



 前回、地下4階まで下りた段階で、攻略するのは結構大変そうだな、と思ったのですが、そこから先は比較的素直な感じでしたかね。



 地下5階へ下りると、壁の色が緑色に変化します。
 そしてマッピングしながら「あれ?」と思ったのが、それまでフロアサイズが8×8だったのに、ここから16×16に広がったことです。「やべー」、と思うと同時に、「たっぷりマッピングできる」、というわくわくもあったのですが、広くなった代わりに迷宮の構造が大雑把になってしまいました。結果、エンカウントが多くて戦闘の面倒くささは増えましたが、迷宮探索の難易度はむしろ浅い階より減ってしまったかもしれまん。



 戦闘については深い階に行くほど強いキャラが出てくるのですが、結局やることは全力で攻撃呪文を叩き込む、ということだけでした。次の攻撃の威力を強くする「ダイアキュート」をかけて、次のターンで「ファイヤー」をぶちかます。基本的にはこれだけです。「ファイヤー」と「アイスストーム」は、もしかしたら相手によって相性があったのかもしれませんが、「ファイヤー」だけでほぼなんとかなりました。ついでに言うと、相手を大まぬけにする「ブレインダムド」とか、自分の前に防御壁を作る「シールド」なんかは、ほぼ使っていません。ばよえーんとなる「ばよえーん」の呪文については、相手が逃げてくれるので、戦うのが面倒な時はよく使いましたけど。
 気になる魔力消費についても、結構早いテンポでレベルアップするので(敵が強ければ3,4回くらいの戦闘でレベルアップします)、全力攻撃し続けてもレベルアップの回復分で十分賄うことができます。金も途中からは余り気味になるので、魔力回復アイテムをいくつか用意しておけばなんとなりますしね。
 そんなわけで、途中から戦闘はほぼ作業でした。この辺の完成度は、ちょっと低いと言わざるを得ませんね。



 ダンジョンのギミックについては、フロアの広さが広がった分、細かく入り組んだ通路がなくなり、大広間が増えました。おかげでマッピングは随分やりやすかったです。
 本作では現在いる階や、向いている方角が表示されないので、結構現在位置がわからなくなりがちです。その迷子になる確率も、どちらかというと通路が細かく、階の移動も頻繁に発生する浅い階の方が大変だったと思います。



 本作はシリーズ最初の作品なわけですが、後の作品に出演するキャラクターもそれなりに登場しています。
 とは言え、私がまともにプレイしたことのある「魔導物語」、「ぷよぷよ」のシリーズは、PCエンジン版の「ぷよぷよCD」くらいなので、実はそれほどキャラクターを知っているわけでもありません。そこで、ちょっと「ぷよぷよCD」のマニュアルを引っ張り出してきて、共通して登場するキャラを調べてみました。



 まず、最初に主人公を捕まえた魔導士の男。本作では名前は出てきませんが、後の作品でも執拗にアルルを狙う、シェゾ・ウィグィィです。
 この人、存在はなんとなく覚えていたけど、こんな名前だったとは調べるまで知りませんでした。



 基本若くてイケメンっぽいキャラで、戦闘時のディフォルメキャラだとそんな感じなんですけど、冒頭のアニメーションシーンでは結構おっさんっぽく見えますね。





 ワンダリングモンスターとして、ゾンビにマミー。それから、スクリーンショット撮っていませんでしたが、さそりマンも出てきますね。
 ゾンビは最初に出会うときは全身のパーツがそろっているのですが、倒すたびに腕がもげたり、頭がもげたりして、再登場したときは身体のパーツが失われていくという、地味にグロい演出がなされます(画像は腕がもげている状態)。



 ラミア。
 スマホアプリの「ぷよぷよ!! クエスト」にもラミアというキャラクターがいますが、デザイン的にはまったく変わっていますね。



 こちらはセイレーン。セイレーンっぽいキャラと言えば鱗魚人のセリリがいるのですが、そちらは人魚っぽいデザインで、このセイレーンとは別物のようです。
 また、セイレーンは歌を歌うのですが、ぷよぷよで歌を歌と言えばハーピーです。ただ、セイレーンは美しい歌声の持ち主ですが、ハーピーは歌が下手だという設定となっています。
 プレイ中は、なんとなくこんなキャラいたな、という気がしていたのですが、実はそうでもなかったようです。



 そしてラスボスのサタン。
 


 この人も、デフォルメとアップとで印象が結構違いますね。
 アップ時の面長っぷりに強烈な違和感が……。



 あと、姿は出てこないのですが、迷宮に残されたこのメッセージ。サタンに会いたがっているこの人は、ルルーでしょうかね。



 最後に、カーバンクル。
 あれ……。なんか、茶色い……。



 やっぱり、当初想像していた通りの小品で、難易度自体はそれほど高くはありませんでした。でも、多分、この中に魔導物語シリーズのエッセンスが詰まっているんでしょうね。
 とりあえず、ダンジョン探索は面白かったので、以降の作品も楽しみにしたいと思います。

 最大の特徴である、体力、魔力などのステータスが表示されないという点については、まだこなれていないと言うか、あまり完成度の高い仕上がりにはなっていないと思います。現在の状態がわかりにくいという点が考え所なのですが、コツをつかめば戦闘の難易度が案外低くて、結局、細かいところを考えなくてもどうにかなっちゃうんですよね。

 次にプレイするのは、「魔導物語1-2-3」ですかね。MSX2版とPC-9801版とがあるのですが、先に出ているMSX2版でプレイしようと思います。
 って言うか、メガドライブ版の「魔導物語」も、ゲームギア版の「魔導物語 I」、「魔導物語 II」、「魔導物語 III」も、「魔導物語1-2-3」をベースにしたゲームなんですよね。「魔導物語 超きゅーきょく大全 ぷよぷよ入り」は、収録タイトル数はかなり多いけど、実質的には同じゲームも結構多く含まれているようです。
 とは言え、マニュアルを観たり、冒頭部を少しプレイしてみたりすると、それぞれダンジョンの構造は異なっているようです。ダンジョンRPGの場合、地図が異なれば違うゲームと言えなくもないと思うので、やっぱりそれぞれ、プレイしたくはあるんですよね。まあ、時間は有限なので、プレイの優先順位はちょっと下がっちゃうかもしれませんけどね。











コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 魔導物語 EPIS... 記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧 ふしぎ探検 キ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。