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 9月3日はドラえもんの誕生日。ドラえもんが生まれたのは2112年なので、今から89年後ということになりますね。
 と、いうわけで、ファミコンのアクションゲーム「ドラえもん」(ハドソン)をプレイしました。






 日本人なら知らない人はいないであろう、国民的マンガ・アニメのドラえもん。これまで数多くゲーム化されてきましたが、一番最初に出たのがこのファミコン版の「ドラえもん」です。
 発売されたのは1986年。子供の頃、友達の家でプレイしたことがあるのですが、やたら難しくて、ほとんど進めなかったんですよね。



 タイムマシンのトラブルで、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の4人が、“宇宙”、“魔境”、“海底”の各世界へ飛ばされてしまいました。ついでにドラえもんのひみつ道具も、各ワールドに散らばってしまいます。
 ドラえもんは4人を助けるため、タイムマシンに乗ってそれぞれの世界を旅するのでありました。



 最初のステージは開拓篇。このステージではのび太を救出しなくてはなりません。



 各ステージは、ドラえもんの映画(「のび太の宇宙開拓史」、「のび太の大魔境」、「のび太の海底鬼岩城」)をモチーフにしています。開拓編では、「宇宙開拓史」で出てきたトカイトカイ星と、コーヤコーヤ星が舞台となっています。

 スタート地点はトカイトカイ星。原作となった漫画版の「のび太の宇宙開拓史」を読み直してみたのですが、原作のトカイトカイ星に比べると建物がまばらで、かなり緑が多いですね。

 昔は難しくてあまりまともにプレイできなかったのですが、今回はとりあえずガチ目にプレイしてみることにします。



 地上では平面上を動き回れますが、スタート地点にある穴に入ると、横スクロールのアクションになります。
 中にはどら焼きとショックガンがあります。ショックガンを取ると敵を攻撃できるようになります。



 地上には敵がうろついています。「宇宙開拓史」の悪役・ガルタイト鉱業の用心棒ですかね? 



 敵を倒すといろいろアイテムを落としていきます。このタンマウォッチを取ると、一定時間、敵の動きが止まります。



 ドラヤキを取ると、体力が全回復。これが一番重要なアイテムです。
 何気にまあまあ高い頻度で落としていくので、ある程度は積極的に敵を倒していった方がいいかもしれません。



 マップ上にはどこでもドアが出現して、違う場所にワープできたりします。

 で、昔プレイしていたときに、何が難しかったと言えば、どこに行って何をすればいいのかがいまいちわからなかったんですよね。フィールド上は迷路のようになっているので、適当にさまよって、目の前に出てきた敵とひたすら戦い続けて、そのうちやられる、という感じでした。



 一応、子供の頃よりは進めているような気がします。このボコボコ弾を吐き出す敵なんて、初めて見たような気がしますしね。



 とある洞窟の中で円盤登場。これは原作にも登場するものです。



 ゲームオーバー。
 ある程度粘れはしましたが、やっぱりどこへ行って何をすればいいのか、まったくわかりませんでした。



 どうしようもないので、今回は攻略サイトのお世話になることにしました。





 昔手も足も出なかった理由は、何もないように見えるところ攻撃をすると隠し通路が出てくるから。そういう仕組みだとわかっていれば、あちこち探索できたかもしれないけど、こりゃ、初見ではわかりませんね。



 ショックガンよりも強力な空気砲も入手。



 ショックガンだと何発もぶち込まないと倒せない敵もいたのですが、空気砲ならもう少し少ない手数でも倒すことができます。



 さらにもう少し強い強力ウチワも入手。
 ただ、強力ウチワって、原作の漫画には出てこないんですよね。映画の方に出てくるんでしょうか? 原作再現についてはかなり頑張っているゲームだし、わざわざマイナーなひみつ道具を出すとも思えないので、何かしら関連している気はするのですが。



 そしていよいよコーヤコーヤ星へ。

 ここから難易度が跳ね上がります。敵の動きは早いし、やたらたくさん弾を撃ってくるし。地形的にも障害物が多くて通路が狭いので、逃げたり避けたりが難しく、やたらダメージを喰らってしまいます。
 しかも、トカイトカイ星ではやられてもすぐ近くから復活できるのですが、コーヤコーヤ星でやられるとコーヤコーヤ星の入口まで戻されてしまいます。

 どうにもならなそうなので、ここでステートセーブも解禁。コーヤコーヤ星の入口付近でセーブして、適宜やり直しながら、何とか先へ進んでいきます。



 そんなこんなでボスまで到着。
 やたらたくさん弾を吐き出してきますが、下段の鉄骨の下にいれば当たらないので、隙を見て攻撃していきます。

 ちなみにこのボス、牛のロボットみたいになっていますけど、「宇宙開開拓史」に登場する敵キャラ・ギラーミンが乗っている牛型の宇宙船がモチーフになっています。



 ボスを倒して、のび太を救出。ようやく開拓編をクリアしました。







 次のステージは「のび太の大魔境」をモチーフとした、魔境編。ここにはジャイアンとスネ夫を助けなくてはなりません。
 なお、タイムマシンにはのび太も乗っていますが、魔境編にのび太は登場しません。



 魔境編はシューティングゲーム。実は本作の3つのステージは、全て異なるゲーム性のものとなっています。

 冒頭は横スクロールですが、下に進んだり上に進んだり、進行方向が変化していきます。



 途中でスネ夫を救出。



 助けると、グラディウスのオプションのように攻撃を手伝ってくれます。



 ジャイアンも同様。
 これ、やられた後の別の回なのですが、同じところでジャイアンもスネ夫も救出しているんですよね。どちらが出てくるのかはランダムなのでしょうか。



 途中で出てくる中ボス的なオロロン岩。大量弾を吐いて攻撃してきます。

 なお、原作のオロロン岩は自然にできた岩で、ブヨみたいな小さな虫に発光バクテリアがついたものが人魂に見えたり、地底から噴き出した蒸気が穴だらけの岩を共鳴させて音を出したりするだけで、特に敵意を持った存在というわけではありません。
 あと、ドラえもんたちはタケコプターを使って飛んでいますが、原作再現的観点で言えば、「のび太の大魔境」ではジャイアンが「あんなものにたよるのは、ひきょうだ」と言ってタケコプターを含むいくつかのひみつ道具を持ってきていないんですよね。まあ別に「大魔境」をゲーム化しているわけじゃなくて、単にステージのモチーフにしているだけだから問題ないとは思いますけどね。



 そして、このステージもまた難しい。敵の動きが結構早いし、弾幕もそこそこ撃ってきます。
 それから、やられたら結構大きく戻されるのもつらいんですよね。オロロン岩の手前でやられると、スタート地点まで戻されてしまいます。その途中で、唯一のパワーアップ手段と言えるジャイアン・スネ夫を助けるポイントがあるので、そこを飛ばすと却ってきついのかもしれませんけどね。
 一応、安全地帯というわけでもないけど、比較的敵の攻撃をかわしやすい位置があったりするので、頑張れば攻略できそうな気がしないわけでもありません。

 あと、ちょっと気になったのは、魔境編でオロロン岩を突破した先のBGM に聞き覚えがあったことです。自分ではもちろん、人がプレイしているところも見たことないはずなんですけどね。どこで聞いたんだろう?



 そんなこんなで今回は魔境編までで挫折。オロロン岩を突破した後もなるべく頑張ってみたのですが、まあ難しかったです。ドラえもん自身のパワーアップができないというのが辛いですね。ドラえもん単身だと、弾幕が薄すぎる……。

 まあでも、個人的には開拓編を突破できただけで満足です。あれは攻略情報なしでクリアするのはキツイですわー。



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