6-1というスコアを見たときはやっと快勝の試合展開かと思ったのですが、スコアボードを見てびっくり。ま、今はとにかく勝利を喜んでおきましょう。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計
| カープ
| 0
| 1
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 5
| 6
| スワローズ
| 1
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 1
|
順位は最下位でも防御率はリーグトップのカープ。今日も延長11回を1失点で凌ぎきりました。
先発の大竹は6回102球を投げて2安打5四球5奪三振で1失点。相変わらずの四球の多さでしたけど、要所を抑えて初回の1点のみに抑えました。四球は課題ですけど、今の大竹にとって必要なのは、抑えたという実績かもしれません。ヒットはほとんど打たれていないわけですから、とにかく自信を持って投げることですね。勝ち星は付きませんでしたが、今後に繋げてくれればと思います。
大竹の後は、横山、河内、梅津、永川、林とつないで5イニングを無失点。この5人は開幕からまだ無失点を続けています。去年の開幕直後もそうでしたけれど、中継ぎ陣の奮闘のおかげで、勝ち星こそ伸びないもののボロ負けという試合はありません。いつまでもこういう状態を維持できるわけでもないと思いますので、今のうちにもっともっと勝たないといけないんですけどね。
打線は11回表に5点を取ったものの、それまではまったくの沈黙。特にスワローズ先発の高卒ルーキー増渕の前に、7回まで4安打1四球5三振で新井のホームランのみの1得点のみでした。
なんかもう、打線の方は誰がどうとかいう話でもなくなってきましたね。みんな揃って、あんまりよくない。たまに1試合だけポカンと打つ人もいるけれど(今日は倉が3安打1死球だったり)、それも1試合だけで長続きしないんですよね。コンスタントに打っているのは新井くらいです。にんともかんとも。
この状況を打破するには、1番打者がポイントだと思います。先頭の梵が塁に出る。2番がつないで、主軸が返す。この、最もオーソドックスと言える得点パターンが、今年は無いんですよね。未だに梵の得点0ですもん。梵が振るわない分東出ががんばってくれれば良かったのですが、東出も似たような状態だしなぁ……。
簡単なのは尾形を1番に据えることです。現状ではまちがいなく尾形のほうが1番打者として働いてくれるでしょう。しかし尾形を高く評価している私としてはこの案を強く推したいところなのですが、守備のことを考えれば梵は外したくないので、長い目で見ればもう少し梵の復調を待つのがいいのかもしれません。
なにはともあれ、連敗&最下位脱出です。スワローズの調子もけして良くはありませんので、なんとか今季初のカード勝ち越しを目指してもらいたいものです。明日の先発は佐々岡でしょうか(そろそろフェルナンデスの可能性もあり?)。いや、佐々岡は中4日でしたね。満を持してフェルナンデス登場でしょうか。とにかく、今日の11回表のつながりを契機に、打線が復活してくれることを祈ります。
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