雑居空間
趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ




 ちょっと過ぎてしまいましたが、4月25日は世界ペンギンの日。毎年この時期に、アメリカの南極基地にアデリーペンギンが訪れていたことから、基地の研究員たちが祝うようになったというのが始まりなのだとか。
 そこで、ペンギンを主人公としたファミコンのアクションゲーム「バイナリィランド」(ハドソン)をプレイしました。







 主人公はペンギンのグリンとマロン。タイトル画面でグリンとマロンのどちらかを選択することになりますが、ゲームには2匹同時に登場します。



 本作最大の特徴は、グリンとマロンの2匹を同時に操作するということ。ただし、2匹は画面中央を境に左右対称に動きます。
 グリンが右に動けば、マロンは左へ。上下方向はどちらも同じ方向に動きます。どちらかが壁にぶつかった場合には、そちら側のキャラは動けませんがもう片方は動けるので、必ずしも画面の対象の位置にキャラがいるわけではありません。

 タイトル画面でのキャラクター選択は、どちらのキャラをコントローラーと同じ向きで操作するかという選択になっています。ゲーム的にはどちらを選んでも同じはずですが、私は右にいるグリンを正方向で操作する方がやりやすいです。



 画面上には、敵キャラのクモと、クモの巣が配置されています。
 クモに触れるとやられてしまうのですが、クモの巣に触れると絡み取られて動けなくなってしまいます。自力での脱出は不可能なので、パートナーが助けに行かなくてはなりません。

 うまくスクリーンショットが撮れませんでしたが、グリンとマロンは武器としてスプレーを所持しています。射程は1マス分くらいですけど、それを使えばクモを倒したり、クモの巣を払ったりすることができます。



 画面上部がゴールになっており、そこへ2匹同時に到達するとステージクリアとなります。





 最初の面はシンプルな構成でしたが、徐々にステージは複雑になっていきます。左右で非対称になっているので、グリンとマロンの2匹を同時に操作しながら、慎重に進んでいかなくてはなりません。
 まあ、同時に操作と言いつつ、多くの場合はクモが近づいている方だけを見て対処して、もう片方は後回しになっちゃうんですけどね。とにかくクモを倒して、もう片方は最悪クモの巣に引っ掛かってもまあいいか、という感じで。
 でも両方にクモが近づいてきたなら大変です。さしあたりヤバそうな方を何とかして、すぐにもう片方のケアに回って……。そうやって忙しく立ち回っていると、2匹は左右の操作が逆になるので、だんだん混乱してきてミスもかさんでしまいます。

 あと、地味に大変なのは2匹同時にゴールしなくてはならないという点です。クモもクモの巣も全部かたずけたのに、2匹が非対称な位置にいるため同時にゴールできず、位置合わせに手こずっている間に時間が切れてしまうということもしばしばです。
 とりあえず一番上の段まで2匹を運ぶことは割と楽なんですけどね。1面や2面みたいに一番上の列に障害物が何もないときは、一旦端っこまで行ってから中央にもどっくてれば大丈夫なのですが、複雑な構造の面になると意外と手こずることになります。

 なお、残り時間は900からスタートしますが、1秒毎に10ずつ減少していくので、1ステージ当たりの制限時間は90秒となっています。あまり慎重に進めてしまうと、時間の余裕がなくなってしまいますよ。



 何面かごとにボーナスステージが出現します。敵は出てきませんが、片方が初めからクモの巣にかかっているので、ハートを回収しながら助けに行かなくてはなりません。
 時間までにすべてのハートを回収してゴールすれば、ボーナスポイントが入ります。



 ゲームを進めると、クモ以外の敵も出てきます。

 この画面中央付近にいる鳥は、触れてもやられはしませんが、グリンとマリンの位置を入れ替えてしまいます。入れ替えられても落ち着いて対処すればなんとかなるのですが、左右の操作が入れ替わるので、近くにクモがいたりすると操作ミスでやられたりします。鳥は壁を無視して飛んでくるので避けるのが難しく、厄介ですね。



 そしてこの火の玉みたいなやつ。
 こいつにはスプレーが効かないので倒すことができません。クモに関しては、とりあえず倒してしまえば危険はなくなるのでどうとでもなるのですが、こいつはいつまでも残っているので、油断することができませんよ。





 この、「違う動きをする2体のキャラを同時に操作する」というのが面白くて、なかなかクセになるゲームです。慣れてくれば左右対称に動くというのはある程度対応できるのですが、敵をよけたり、倒したりといったアクションが加わると、とたんに難易度が上がります。時間制限もまあまあ厳しく、考えるところと、勢いで行かなくちゃいけないところのバランスが良く、結構楽しめます。

 死にやすいので面の初めにセーブして、死んだらやり直しで続けていったのですが、それでも15面で停滞しています。全99面らしいので、先はまだまだ長いですね。
 面白いことは面白いのですが、この種のゲームの常として少し飽きやすくもあるので、時間を置きながらぼちぼち進めていきたいと思います。




コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 魔城伝説 記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧 逆転裁判 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。