<ストーリー> 遠い遠い昔から語り継がれた伝説。―――― 地には自然があふれ、人々は神を敬い、神の奇跡が信じられていた平和な時代だった。 グリーク王国の姫、アフロディテも神々の女王ヘラを信奉する心のやさしい少女だった。 ところが神の国を追放され地獄におちた悪の大魔王、ヒュドノスが彼女の心の光に魅了されてしまった。彼は自分自身にないその光を我がものにしようと、手下に命じ、彼女をさらい、この世と地獄との境界にそびえる幻の館“魔城”に身を隠した。グリーク王国は騒然となったが、幻の魔城への道を知る者は誰1人いなかった。 一方、アフロディテに想いを寄せていたポポロンは、目的の分からぬまま、彼女を探し求めて旅に出た。だが旅の疲れに加え、夜ごと悪夢にうなされた。何千南万匹もの魔物たちが彼女をとりまいて、今にも飛びかかりそうな気配だった。 ある夜、夢の中に神々の女王ヘラが現れて語った。 「アトスへ行くが良い。魔城への道はアトスから始まる。地にはアフロディテが道標にと残したジュエルがある。それを辿るが良い。汝の命が危うい時は神の奇跡を起こすクリスタルを受け取るがよい。」―――― 気が付くと疲れは消え去り体中には力がみなぎっていた。 ポポロンは一路アトスを目指して歩き始めた。果たして彼は愛するアフロディテを魔城から救い出すことができるだろうか。 「魔城伝説」取扱説明書より
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