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 ちょっと過ぎてしまいましたが、4月6日は城の日。ということで、MSXのシューティングゲーム「魔城伝説」(コナミ)をプレイしました。





<ストーリー>

遠い遠い昔から語り継がれた伝説。――――

地には自然があふれ、人々は神を敬い、神の奇跡が信じられていた平和な時代だった。
グリーク王国の姫、アフロディテも神々の女王ヘラを信奉する心のやさしい少女だった。
ところが神の国を追放され地獄におちた悪の大魔王、ヒュドノスが彼女の心の光に魅了されてしまった。彼は自分自身にないその光を我がものにしようと、手下に命じ、彼女をさらい、この世と地獄との境界にそびえる幻の館“魔城”に身を隠した。グリーク王国は騒然となったが、幻の魔城への道を知る者は誰1人いなかった。
一方、アフロディテに想いを寄せていたポポロンは、目的の分からぬまま、彼女を探し求めて旅に出た。だが旅の疲れに加え、夜ごと悪夢にうなされた。何千南万匹もの魔物たちが彼女をとりまいて、今にも飛びかかりそうな気配だった。
ある夜、夢の中に神々の女王ヘラが現れて語った。
「アトスへ行くが良い。魔城への道はアトスから始まる。地にはアフロディテが道標にと残したジュエルがある。それを辿るが良い。汝の命が危うい時は神の奇跡を起こすクリスタルを受け取るがよい。」――――
気が付くと疲れは消え去り体中には力がみなぎっていた。
ポポロンは一路アトスを目指して歩き始めた。果たして彼は愛するアフロディテを魔城から救い出すことができるだろうか。

「魔城伝説」取扱説明書より




 魔城伝説は1986年に発売されたMSXオリジナルのゲーム。当時プレイしたことはなかったのですが、MSXマガジンのゲームランキングで長期間に渡ってランクインしていて、とにかく人気のあるゲームでした。
 続編も作られているのですが、「魔城伝説II がリウスの迷宮」はアクションRPG、「シャロム 魔城伝説III 完結編」はアクション要素のあるアドベンチャーゲームと、いずれもゲーム性が異なっています。
 今回はプロジェクトEGG版でプレイしています。



 ゲームは縦スクロールのシューティング。シューティングと書かれていることが多いのでここでもシューティングとしていますが、主人公のポポロンは地上を歩ているので、昔からシューティングというよりアクションゲームというイメージだったんですよね。まあ、ゲーム性はシューティングでまちがいないんですけど。

 画面上にある?ブロックはジュエルパワー。何発か攻撃すると、点数が増えたり、敵が全滅したり、時間が止まったり、いろいろな効果のある宝物が出現します。



 時折出現するPマークはパワークリスタル。クリスタルをショットすることで色が変わり、ボーナス得点、スピードアップ、正面からの攻撃を防ぐシールド、一定時間敵弾が身体を貫通するトランスペアランス、そして体当たりで敵を倒すことができるようになるクラッシュといった効果を得ることができます。ツインビーのベルパワーアップと似たような感覚ですね。

 とりあえずスピードは必須。シールドもわかりやすく便利なんですけど、攻撃を防げるのは正面だけなので、横からの攻撃でやられがちだったりします。



 トランスペアランスとクラッシュは時間制限がありますが、残り時間が表示されるというのはちょっと珍しいかもしれません。



 もう一つのクリスタルがウエポンクリスタル。ポポロンの初期装備は普通の弓矢なのですが、ウエポンクリスタルをショットすることで武器種が変化し、攻撃方法を変えることができます。同じウエポンを2回とれば、さらにパワーアップします。

 いくつか使ってみた感じでは、貫通力のあるファイヤーアローが便利ですかね。射出速度が速いソードも強そうです。屋が2本になるツインアローも単純に攻撃範囲が広くなるので使いやすいです。
 3方向に撃てるファイヤーは一見強そうなのですが、密度が低い上に連射が効かないので弾幕が張れず、案外頼りになりません。ブーメランも貫通力はあるし連射も効くけど、戻ってくる時間分が無駄なんですよね。



 F1キーを押すとポーズがかかり、ポポロンは布団を敷いて寝てしまいます。



 1面のボスはメデューサ。雷を飛ばして攻撃してきます。石化攻撃は特に使ってきません。



 メデューサ自体はそんなに強くないのですが、その周りにいるクラウドが結構厄介です。クラウドはそのままではただ漂っているだけなのですが、攻撃を当ててしまうと高速で突っ込んできます。しかも、シールドを張っていても一撃でやられちゃうし。



 メデューサをなんとか撃破して1面クリア。



 それはそれとして、何度かプレイしているうちに、1面の途中で2面にワープするポイントを発見しました。メデューサを倒すのは大変なので、基本的にはここから2面へワープしていきます。これ、他のステージでもありそうですね。



 2面は赤い荒野。ポポロンの旅はまだまだ続きます。



 で、ある程度プレイしてみましたけど、作られた時代の割にはかなり遊びやすいゲームで、さすがコナミだと思います。パッドの連射機能は使用しましたけど、MSXのゲームにありがちなガタつきもさほど気になりませんし、あまりストレスなくプレイすることができます。



 ただ、まあまあ難しくて、まだ2面のボスまでたどり着くことができていません。
 それでも、難しすぎてどうにもならないという感じでもないんですけどね。多分、敵の攻撃パターンを憶えて対処していけば何とかなる範囲だと思います。でも私は、シューティングゲームはパターンを憶えるより、反射神経に身を任せる方が好きなので、ついつい勢いに任せたプレイになりがちなんですけど。
 基本的にポポロンの攻撃力が結構しょぼいので、敵を倒すよりも敵を避ける方に意識を向けた方が良さそうな気がします。通り過ぎた敵が後ろから攻撃してくるということも、今のところありませんしね。

 RPGなら頑張って少しずつでも進められるのですが、シューティングだとなかなか難しいですね。エミュなので細かくセーブして失敗したら少しだけ戻ってやり直すということもできますけど、それを露骨にやるのもなんとなく気が差しますしね。
 ぼちぼちプレイしていきたいゲームではあるのですが、シューティング系はそう言っておきながらあんまりプレイしなくなっちゃうことが多いんですよねー。ゲームの性質的に、攻略するなら集中して一気にプレイしていかないといけないんですけどねー。




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